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車のエアコンが効かないときどうする?試してみることと8つの原因を解説

「車のエアコンをつけているはずなのに、車内が涼しくない・暖かくならない」とお悩みではありませんか?

暑い夏場や寒い冬に車のエアコンが効かないと、快適に運転できません。

また、エアコンが壊れてしまったのかと不安になりますよね。

じつはエアコンの不調は、自身で解決・対処できることもあります。

そこで今回は、以下の内容について解説します。

  • エアコンが効かないときに試すべきこと
  • 冷房・暖房・風が出ない原因
  • エアコンが効かないときの応急処置

この記事を読むことで、もう原因不明のエアコン不調に悩まされることはありません。 

エアコンが効かず今すぐどうにかしたい方は、ぜひご覧ください。

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目次

車のエアコンが効かない!今すぐ試すべき2つのこと

エアコンが効かないと感じたとき、壊れてしまったのか不安になりますよね。

そんなときに、エアコンが本当に効かないのか確かめる方法が2つあります。

  • 内気循環にして風量を最大まで上げる
  • エアコンフィルターの掃除や交換をする

では、一つずつ解説します。

内気循環にして風量を最大まで上げる

車内が冷えない・暖まらないときには、以下の操作を試してそのまま様子を見てください。

  1. 窓を全て閉めて内気循環にセットする
  2. エアコンの設定温度を一番低く・高くする
  3. 最大風量にする

車のエアコンには内気循環の機能がついています。

ダッシュボードの中央にある「車の中に回転する矢印が描かれたアイコンのスイッチ」を押すと、内気循環ができます。

窓を閉めて内気循環をすると、外気の取入れが制限され、車内の空気が循環します。

そのため冷暖房の効率が良くなるのです。

1~3の操作をしても冷たい風・暖かい風が出てこない場合は、どこかの部品に不調があると考えられます。

もしこの時点でエアコンが効いてきたら、エアコンフィルターが詰まっている可能性があります。

エアコンフィルターの掃除や交換をする

車のエアコンが効かないときは、エアコンフィルターの掃除や交換も試してください。

以下の手順で行います。

  1. エアコンフィルターを取り外す
  2. 溜まっているゴミやホコリをブラシで取り除いて水洗いし、乾燥させる
  3. 再び取り付け、エアコンの効き目を確認する

エアコンフィルターは助手席についているクローブボックスの奥に装着されています。

クローブボックスを取り外すと、エアコンフィルターを外すことができます。

詳しくは、三菱自動車のWebサイトでエアコンフィルターの取り外し方を確認してください。

掃除してもなかなかエアコンフィルターがキレイにならない場合は、新しいものに交換しましょう。

以上のことをしてもエアコンが効かないならば、どこかの部品に不調があると考えられます。

そこで次の章では、エアコンが効かない原因となる部品と対処法について解説します。

冷房が効かないときの3つの原因と対処法

車のエアコンで冷房が効かないとき、原因は以下の3つがあります。

  • エアコンガスの漏れ・不足
  • コンプレッサーの故障
  • エバポレーターの汚れや故障

それでは一つずつ解説していきます。

なお、修理費用が気になる方は以下の記事も参考にしてみてください。

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車のエアコン修理は意外と高額!原因別の費用とお得な業者を解説 「車のエアコンの冷房・暖房の調子がおかしい」 「修理の値段はいくらかかるの?」 「どこで修理できる?」 このようなことで悩んでいませんか? 暑い夏場や寒い冬にエ...

エアコンガスの漏れ・不足

エアコンガスの漏れや不足は、冷房が効かなくなる原因の一つです。

エアコンの冷房にはガスが使われています。

エアコンは、ガスを圧縮して液体にし、再び気体に戻すときの温度変化を利用して空気を冷やしています。

そのため、エアコンガスが不足していると、冷気を作ることができなくなってしまいます。

ガスはすべて循環しているので、正常であればエアコンの使用によって減ることはありません。

しかし、車の振動や摩擦で部品の接続部などに隙間ができると、ガスが漏れて量が減っていくことがあります。

ガスの残量は、「サテライトグラス」がついている車であれば自分で確認することができます。

サテライトグラスとは、ボンネットを開けたところにある小さな丸い小窓のことです。

サテライトグラスから見える気泡量が多いほど、ガスの残量は少なくなっています。

しかし最近の車にはサテライトグラスがついていないことも多いです。

その場合は、ガスが不足していないか、ディーラーなどの業者に点検してもらう必要があります。

ガスを補充してもすぐにガス不足が起きる場合は、配管の破損・劣化が考えられます。

エアコンガスの補充頻度は一般的に7~10年で、通常何度も補充する必要はありません。

ガス管を直すにはさらに修理費用がかかるので、注意が必要です。

コンプレッサーの故障

コンプレッサーの故障も、冷房が効かなくなる原因になります。

コンプレッサーとは、エアコンガスを圧縮し液体にする機械です。

先ほども触れた通り、圧縮され液体化したガスが再び気体になるとき、周りの熱を奪って空気を冷たくします。

コンプレッサーが不調を起こすと、ガスを液体にできず冷たい空気が出なくなるのです。

コンプレッサーの故障は自分で確認できないので、修理業者に点検してもらう必要があります。

コンプレッサーの法定耐用年数は7年なので、7年以上使用している車はコンプレッサーの寿命に達している可能性が高いです。

エバポレーターの汚れや故障

冷房が効かなくなる原因の一つとして、エバポレーターの汚れや故障が挙げられます。

エバポレーターとは日本語で熱交換器のこと。

液化したエアコンガスがエバポレーター内で噴射され、気化することで冷気が作られます。

エバポレーターが機能していないと、ガスが気化せずエアコンの冷気が作れなくなるのです。

また、エバポレーターは非常に冷たく結露しやすいため、カビやほこりなどの汚れが蓄積されやすいです。

カビやほこりが蓄積されると機能しにくくなるほか、エアコンの吹き出し口からの異臭の原因にもなります。

エバポレーターの不調を直すには、業者による本体の洗浄か交換が必要です。

暖房が効かないときの2つの原因と対処法

車のエアコンで暖房が効かないとき、原因は2つあります。

  • 冷却水の不足
  • サーモスタットの故障

それでは一つずつ解説していきます。

冷却水の不足

暖房が効かない原因の一つは、冷却水の不足です。

冷却水は、車のエンジンが暑くなりすぎないように冷却する装置の中を循環しています。

この過程で温められた冷却水に風を送ることで、暖かい風が作られるのです。

そのため、冷却水が不足すると暖房の効きが悪くなります。

しかし、通常冷却水が極端に減ることはほとんどありません。

冷却水が不足している場合、各部品の劣化による漏れが発生している可能性があります。

冷却水には甘い独特なにおいや、緑・赤・青などの色がついています。

車の近くで甘い匂いがする・車の下に色のついた水たまりができているときは、冷却水漏れのサインです。

冷却水が不足していないかは、業者に点検してもらうことができます。

冷却水の漏れに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

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サーモスタットの故障

サーモスタットの故障も、暖房が効かない原因になります。

サーモスタットとは、冷却水を制御する装置のことです。

冷却水の温度変化に合わせて弁が開閉し、冷却水が通る量を調節しています。

先ほど説明した通り、車の暖房は、エンジンで温められた冷却水に風を送ることで機能しています。

サーモスタットが故障し弁が開いたままだと、冷却水が低温のまま循環してしまい温まりません。

そして、エアコンの風を温めることができなくなり、暖かい風が出なくなるのです。

サーモスタットの交換時期は使用開始から10年、走行距離が10万kmに達した時点と言われています。

サーモスタットはエンジンルーム内にある部品なので、不調の有無は業者に点検してもらいましょう。

風が出ないときの2つの原因と対処法

車のエアコンで風が出ないとき、以下の原因があります。

  • フィルター詰まり
  • ブロアファンモーターの故障

それでは、解説していきます。

フィルター詰まり

エアコンから風が出ない原因として、フィルター詰まりがあります。

エアコンが作動していても効きが悪い場合、フィルターにほこりなどの汚れが溜まっている可能性があります。

エアコンフィルターは自分で掃除し、新しく交換することもできます。

エアコンフィルターは、1年または1万kmごとに交換することをおすすめします。

ブロアファンモーターの故障

ブロアファンモーターの故障も、車のエアコンから風が出ない原因です。

ブロアファンモーターは、エアコンの風を車内に送る役割を担っています。

風が出てこない吹き出し口から異音がする場合は、ブロアファンモーターの故障や劣化が考えられます。

ブロアファンモーターの寿命は10年または走行距離10万kmと言われています。

エアコンが作動しないときの原因と対処法

車のエアコン自体が作動しない場合は、原因としてリレーやヒューズのトラブルが考えられます。

リレーとは、エアコンのスイッチとコンプレッサーなどの各部品をつなぐ電装部品のことです。

「継電器」とも呼ばれ、電力を中継しています。

リレーが故障すると電流が流れず、接続先の部品が作動しない状態となります。

リレーを交換することでエアコンの不調が解消されます。

ヒューズとは、電気系のパーツやバッテリーを接続するケーブルなどの間に取りつけられる部品です。

ヒューズは、部品に過電流(部品の許容量より大きな電流)が流れて破損しないようにするブレーカーの役目をしています。

部品や配線に過電流が流れ続けると、焼けて発火する恐れがあります。

ヒューズが切れることで電気が流れる回路が途切れ、部品の破損や発火を防ぐのです。

エアコンが作動しなくなるのは、ヒューズが切れ部品に電気が流れなくなるためです。

ヒューズ自体の劣化によって切れている場合は、新しいものに交換するとエアコンが作動します。

他の部品の故障や配線のショートによる過電流が起きていると、ヒューズを交換してもすぐ切れてしまいます。

交換に加え、根本的な原因を解決する必要があるので、業者に点検を依頼しましょう。

車のエアコンが効かないときの応急処置

車のエアコンが効かないとき、すぐにできる応急処置が4つあります。

  • コンデンサーに水をかけておく
  • 窓を開けて風を通す
  • 日陰で車内温度を下げる
  • 小型扇風機や保冷材を使用する

夏の暑い日に車のエアコンがつけられないと、熱中症になる危険性があります。

一時的な対処方法ですがその場の暑さをしのぐことはできるので、エアコンが効かず困っている方は試してみてください。

それでは、順番に解説していきます。

コンデンサーに水をかけておく

コンデンサーに水をかけることで、冷たい風が出てくる効果が見込めます。

コンデンサーとは、エアコンガスを冷却し液体にするための装置のことです。

コンデンサーは金属の細かいフィン(網目のようなもの)で構成されており、エンジンルームの前方に位置しています。

コンデンサーが熱くなりすぎていると、ガスが冷えるのに時間がかかってしまい冷房が効きづらくなってしまいます。

コンデンサーを冷やすには、以下の3か所に水をかけましょう。

  • コンデンサー本体
  • ボンネット
  • 天井

バンパーのすき間から見える網目のようなものがコンデンサーです。

じょうろやホースを使ってコンデンサー、ボンネット、車の天井部分に水をかけてみましょう。

コンデンサーが破損する恐れがあるので、高圧洗浄機などは使わないでください。

ただし、故障が重度だと水をかけても冷房は効きません。

その場合は早めに修理に出すようにしましょう。

窓を開けて風を通す

エアコンが効かなくなったら、窓を開けて車内に風を入れましょう。

走行中に窓を開けると風が通りやすく、車内温度が下がりやすいです。

また、対角線上に窓を開けると風が通りやすくなります。

運転席と左後ろの後部座席の窓、助手席と右後ろの後部座席の窓を、10cmほどあけましょう。

空気の圧力差で多くの空気が車内に入り、車内にこもった空気が排出されやすくなります。

日陰で車内温度を下げる

窓を開けても車内がどうしても暑い場合は、日陰に避難することも一つの手です。

車全体の温度を上げないようにすることで暑さを軽減することができます。

車のボディカラーが黒など濃い色であるほど、車内温度も暑くなりやすいです。

立体駐車場や、建物の影などに駐車して車内温度を下げましょう。

小型扇風機や保冷剤を使用する

近くのホームセンターやカー用品店に寄って、小型扇風機や保冷剤を購入して体を冷やすことも一つの方法です。

保冷剤で体を冷やしながら小型扇風機を当てると、体調不良や熱中症対策にも有効です。

保冷剤をタオルで包み、首の後ろや脇に当てることで素早く体温が下がります。

また、サンシェード(日よけ)の購入もおすすめです。

サンシェードがあれば直射日光を遮り、車内温度の上昇を防ぐことができます。

【比較表】原因別の修理費用はいくら?

応急処置や各対処法を試してもエアコンが効かない場合は、故障している可能性が高いです。

故障したまま放置すると運転や体調に支障をきたすため、早めに点検や修理に出すようにしましょう。

車のエアコン不調の原因によって、修理費用は変動します。

以下のように、数千円で済む場合もあれば、数万円ほどかかることもあります。

原因 修理費用
エアコンガス不足 3,000円~3万円
コンプレッサー故障 5~10万円
エバポレーター汚れや故障 5,000円~10万円
冷却水の不足 5,000円~1万円
サーモスタット故障 1万円~15,000円
フィルター詰まり 2,000~5,000円
ブロアファンモーター故障 2~3万円
リレー・ヒューズ交換 1,000円~2万円

修理費用については、以下の記事で詳しく解説しています。

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修理費用が高額になれば手放すことも検討

もし、重度の故障で修理費用が高額になってしまったら、車を手放すことも一つの選択肢です。

エアコン修理は、数十万円かかることもあります。

また、年式が古い、走行距離がかなり走っているなどの場合、高いお金をかけて修理をしても、ふたたび他の箇所が故障し、さらなる修理が必要となる可能性が高いです。

実際にエアコンの不調で修理をする車は新車登録から10年、走行距離は100,000㎞を超えている車が多く、高額な見積もりを見て「どこまで修理するのか」と悩む人は多いでしょう。

年式の古い車に高い修理費用を払うのであれば、手放して新しい車に乗り換えるほうがお得です。

しかしエアコンが故障している車は、下取りに出しても思うような値段がつかないのが現実。

少しでもお得に車を手放したいのなら、廃車買取業者をおすすめします。

廃車買取業者なら、エアコンが壊れていても問題なく買い取ってくれます。

もし他の部分が壊れていてエンジンが動かなくても、自宅まで引き取りにきてくれる業者も多いです。

廃車買取のハイシャルでは、エアコンが故障している車でも、どれだけ年式が古い車でも、0円以上で買い取っています。

高額な修理費用でお悩みの方、車の手放しをお考えの方は、ぜひ一度ハイシャルまでお問い合わせください。

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