アイドリングが不安定になって「なんだかエンジンが止まりそう」そんな経験は有りませんか?
また、信号待ちなどで急に異音や振動を感じたら、不安になってしまいますよね。
そんな時は、エンジンの消耗部品の点検時期かもしれません。
そこで今回は、アイドリングを不安定にさせる原因を、部品別に6つに分けてご説明していきます。
また、その際修理にかかる費用もまとめているので参考にしてみてくださいね。
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アイドリングが不安定になる原因とは?
アイドリングとは、信号待ちなどでエンジンはかかっていても車は動いていない、エンジンの待機状態のことです。
アイドリング中のエンジンは、最低限の回転数を維持しているので、わずかな不調が振動や異音となって現れやすくなります。
つまり、停車中にガタガタ振動を感じたり、ビリビリという異音がする場合は、アイドリングが不安定になっている証拠ともいえます。
では、この不安定さの原因となるものは何でしょうか?
アイドリングを安定させるには、点火系と吸気系と燃料系、3つが正しく機能している必要があります。
・吸気系=エンジンに空気を送り込む
・燃料系=エンジンにガソリンを供給する
つまり3つの系統のうち、どこかに不調が出るとアイドリングが不安定になる原因となります。
ここではアイドリングを不安定にさせる、主な例を6つご説明していきたいと思います。
点火プラグの不良
点火プラグは、電気の火花を飛ばして混合気を爆発させる役割をしています。
では、この点火プラグが劣化してしまうと、アイドリングにどう影響するでしょうか。
常に送り込まれる混合気に安定して着火することができず、爆発が不規則になりアイドリングが不安定になることになります。
エンジン内部で、常に爆発にさらされる点火プラグは消耗品ですので、定期的な清掃や交換が必要です。
イグニッションコイルの不良
イグニッションコイルとは、点火プラグに電気を送り込むための部品です。
ですが電気を送ると同時に、電気を圧縮して電圧を高める役割もあります。
そのため、イグニッションコイルが劣化してしまうと、電圧が足りずに点火プラグから充分な火花を飛ばすことができません。
点火プラグを新品に替えても症状が改善されない場合は、イグニッションコイルの点検もしてみましょう。
エアフィルターの汚れ
エアフィルターは、文字通り空気をろ過するためのフィルターで、エンジン内部に送られる空気に、ゴミや砂などが混ざらないように設置されています。
目の細かいスポンジや紙製のものがほとんどですが、そのために長年使うと目詰まりを起こすことがあります。
目の詰まったフィルターでは必要な空気量が確保できず、安定した爆発を起こせません。
また、劣化したフィルターそのものが崩れてゴミとなり、アイドリングを不安定にさせることもあります。
そのためエアフィルターも定期的な清掃、交換が必要です。
エアフロメーターの故障
エンジンに送る空気の量を計る役目をしているのがエアフロメーターです。
車によってはO2センサーが同様の役割をしています。
主にアクセルを開けた時に、燃料の量に合わせて空気量を調整していますが、アイドリング中でも空気量を調節している部品です。
電気式のセンサーなので汚れや水に弱く、故障してしまうと混合気のバランスが崩れてアイドリングを不安定にさせます。
燃料フィルターの汚れ
ガソリンも空気と同様、濾過されてゴミなどを取り除いたものがエンジンに送られています。
その為、エンジン手前やガソリンタンクに設置されているのが燃料フィルターです。
燃料フィルターが汚れていると、エアフィルターと同様に燃料の供給が出来なくなり、アイドリングが不安定になります。
特に、古い車でガソリンタンク内に錆が発生しているとその分汚れやすくなり、高い頻度で交換が必要になります。
こちらは清掃して再利用されることはあまりなく、汚れてしまったら交換するのが一般的です。
インジェクターの劣化
インジェクターは、ガソリンを霧状にしてエンジン内部に送り込む、スプレーのような役割をしています。
古い車では、キャブレターが同様の役割をしていました。
先端がごく細いノズルのようになっているので、ゴミや汚れに弱く、燃料フィルターの汚れをそのままにしていると、こちらが詰まってしまったという事もよくあります。
比較的寿命の長い部品ですが、やはり劣化は進むので、走行距離の伸びた車では注意が必要です。


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アイドリングが不安定な状態なら点検に出そう
ここまではアイドリングが不安定になる原因をご紹介してきましたが、では実際修理をするとしたらどうでしょうか。
上記のように、いくつかある原因の中から故障個所を特定するのは、一般ユーザーでは難しくなると思います。
また、点検に分解が必要な部品もありますし、清掃で直るのか交換が必要か、など修理の判断にも専門知識が必要です。
そのため、アイドリングが不安定になったと感じたら、まずはディーラーや整備工場など専門業者に点検に出しましょう。
専門業者で適切な対応をしてもらうのはもちろん、症状がひどくなって別の故障を引き起こさないためにも、早目の点検をおすすめします。
損傷パーツ毎の修理費用の相場
それでは、アイドリングが不安定で修理が必要になった場合の修理費用は?
おおよそですが乗用車の場合の相場をまとめてみました。
部品代 | 工賃(清掃) | 合計 | |
点火プラグ×本数 | 約千円 | 5千円~1万5千円 | 1万円~3万円 |
イグニッションコイル×本数 | 2千円~1万5千円 | 5千円~1万5千円 | 1万円~3万円 |
エアフィルター | 2千円~8千円 | ~5千円 | 数千円~2万円 |
エアフロメーター | 7千円~5万円 | 5千円~ | 2万~8万 |
燃料フィルター | 千円~8千円 | 3千円~1万5千円 | 5千円~2万円 |
インジェクター×本数 | 1万円~5万円 | 5千円~ | 1万5千円~10万円以上 |
・エアフィルターは、清掃のみであればサービスで行なってくれる所もありますが、アイドリングに影響が出るほど劣化している場合は交換をおすすめします。
・エアフロメーターやインジェクターに関しては、車種により値段に幅があるので、交換の際には事前によく確認しておきましょう。
・燃料フィルターは部品代が安価でも、設置箇所によっては工賃が割高になる事があります。
いかがでしょうか。
これ以外にも外車やスポーツタイプなど、車種によっては値段が高くなることもありますので、あくまで目安としてお考え下さい。
ハイシャルなら故障車でも買取OK!
車のアイドリングが不安定になってしまうと、振動や異音が気になるだけでなく、場合によってはエンジンが完全に止まってしまう事もあります。
坂道や交差点進入時など、状況によっては非常に危険な場面もあるので、少しでもアイドリングに異常を感じたら早目の修理を心がけましょう。
ですが下手に手を出して
「余計な部品を交換してしまった」
「分解だけして元に戻せなくなってしまった」
という事が無いようにしましょう。
修理の際には専門の業者に依頼することが大切です。
ただ、部品代や修理代が高くなってしまった場合、その費用も気になる所ですよね。
そういった場合はお車の買い替えも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
中古車買取業者などに査定に出して、現在のお車の価値を調べてから修理か売却かを決めても遅くはありません。
また、故障車と判断されて査定がつかなかった場合でも、廃車買取業者に相談すれば値段がつくこともあります。
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