初心者向け!
リサイクル券の解説
リサイクル券とは、リサイクル料金の受託(支払い)を行った証明となるものです。 その名の通り、使用済み自動車を解体した際に出るゴミや、フロン類など有害物質を選別、 廃棄するためのリサイクル費用をあらかじめ負担していることを証明しています。 リサイクル券は購入した車を廃車する時に必要となる書類 なのです。
リサイクル券は、普通に自動車を使用している期間中は使うことはないでしょう。実際に必要となる場合は、次の2つの場合です。
廃車手続きをするとき
廃車事業者に使わなくなった車を引き渡す際、リサイクル券も一緒に渡します。 廃車手続きも一緒に依頼する場合はいいのですが、 自分で廃車手続きをする際は、 必要となるので返却してもらうか、業者に必要な内容を教えてもらいましょう。
売却などで使用済み自動車を引き渡すとき
中古車などとして売却する際も、リサイクル券を業者に引き渡します。リサイクル料金の負担は。「車の最終所有者」 となっているので、 中古車として売却する場合は、新車購入の際に支払ったリサイクル料金相当額を受領することが出来ます。
リサイクル料金は、その車が解体される時に排出されるシュレッダーダスト(ガラ、ゴミ)、フロン類、 エアバックの処分費用を見込んでいるので、 同じような車種であっても料金が異なります。 目安としては、軽自動車で6000円~9000円、普通自動車で9000円から20000円くらいになります。 また、トラックやバスの携帯によっても、料金は変わってきます。今ではあまり見かけませんが、エアバックや クーラーなどが付いていない車は、その分安くなります。
リサイクル券を紛失した場合、基本的に再発行することはできません。 ただし、リサイクル券の代わりに 「自動車リサイクル料金の預託状況」というものが証明の 代わりになります。 これは、「自動車リサイクルシステム」のホームページにアクセスし、 「自動車ユーザー向け/リサイクル料金検索(利用時間帯:7:00~24:00)」から印刷することが 出来ます。検索する際に車の情報が必要になるので、車検証を必ず用意しましょう。また廃車手続きの際、 車のリサイクル番号(移動報告番号)を検索する際も、このホームページから確認することができます。
通常、廃車手続きに必要となる書類は次の通りです。
普通自動車の場合
軽自動車の場合