自賠責保険証明書とは?
自賠責保険とは、自動車損害賠償保障法によって、自動車を使用する際加入が義務付けられている保険です。
普通自動車の場合でも、軽自動車の場合でも料金の違いはありますが、内容は同じです。
自賠責保険の目的は、交通事故による被害者の救済です。
例えば交通事故に遭った際、加害者側が保険に加入しておらず、支払い能力もない場合、被害者は何の補償もないまま、通院費等を自己負担しなければならなくなってしまいます。
そういったことを避けるために、被害者に最低限の補償をするためにできた保険制度となっています。
そのため、自賠責保険の補償範囲は過失割合に関わらず、交通事故による相手方の負傷に対する補償に限られています。
自賠責保険証明書とは、上記の保険が適用される期間や、対象となる自動車の登録番号、加入者の氏名、住所、保険会社の名前が記載された書類となります。
廃車手続き後に保険期間が残っている場合
自賠責保険は車に対して掛けられている保険なので、その車を廃車する際に保険期間が残っている場合は、その分の還付を受けることが出来ます。
ハイシャルでは、買取価格に自賠責保険の還付金を含んでご提示しています。
還付金は月割りで計算されます。解約日から1ヶ月以上保険期間が残っていない場合、還付金はありません。
自賠責保険証明書を紛失した際の対処法
自賠責保険証明書を紛失した際は、加入している保険会社に連絡して再発行をしてもらいます。どの保険会社か分からない時は、自動車を購入したディーラーや、一番最後に車検を依頼した業者などに問い合わせます。
再発行の方法
加入している保険会社の支店や代理店へ直接出向いて、再発行の手続きを行います。
郵送などでも対応してくれる場合があるので、まずは電話などで相談してみましょう。
再発行にかかる手数料
自賠責保険の再発行には、特に手数料はかかりません。
再発行の際に必要な書類
再発行するには「再交付申請書」が必要ですが、これは保険会社で用意されています。
また、手続きの際には身分証明書(運転免許証等)のコピー、印鑑等が必要となりますが、保険会社によって異なります。
電話で確認をとるか、郵送の場合は必要書類の案内をよく読みましょう。
再発行までにかかる期間
保険会社へ出向いて直接申請する場合は、基本的にその場で再発行されます。
ただし、個人の小さな代理店だと難しい場合もありますので、大きな代理店や保険会社の支店に依頼する方が確実でしょう。
また、郵送で再発行を申請する場合、必要書類を取り寄せる時間や記入した書類を送付する時間、また、再発行した自賠責保険証明書が送られてくる時間などが必要です。
どんなに早くても1週間程度は見ておく必要があります。
その他、廃車手続きに関わる必要書類
通常、廃車手続きに必要となる書類は次の通りです。