「車から変な音がする」
「修理した方がいいのかな……」
「このまま乗り続けても大丈夫?」
走行中にいつもとちがう聞きなれない音がすると、不安になってしまいますよね。
中には気にしなくていい音もありますが、車のどこかに不具合がでている場合がほとんどです。
そこで今回は
- 異音がでたときに確認すること
- 異音がする場所の原因や対処法
- 高額修理になってしまったときにとるべき手段
を解説します。
この記事を読むと、どんな音がすれば危険なのかがわかるので、適切なタイミングで修理を依頼できます。
修理を依頼した結果、高額になってしまった……なんて人も心配いりません。
高額修理になったときの対応策も解説するので、損することなく次の行動に移せます。
もし車から気になる音がするのなら、ぜひ最後まで読み進めてください。 6月中に廃車すると
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どこから異音が出ているのか?を確認
異音といっても音がでる場所によって原因はさまざまで、修理が必要になる箇所が大きく変わります。
まずはどこから異音がでているのかを確認しましょう。
場所を特定するときは、具体的に以下のような部分に気をつけて音を聞いてみてください。
- 車内・車外のどちらか
- 前後・左右のどこからか
- エンジンルームか、タイヤ付近か
だいたいの場所がわかった方が原因特定もスムーズです。
また、余裕があれば場所だけでなくどんなときに異音がするのかも確認しておきましょう。
例えば、走行中だけでなくアイドリング中も、ハンドルをきったときだけ、エアコンをつけたとき、などより細かくわかると整備士も原因の予測が立てやすいです。
常時ではなく限定された環境でないと音が確認できない場合は、何日か修理工場で預かり走行テストを重ねて原因を特定します。
車の異音の原因は、どの場所から、どんなときに、どんな音がでるのか、によって変わるので、場所を確認するのは非常に重要です。
【車の場所別】異音の原因と対処法を紹介
ある程度異音がする場所が特定できたら、次に気になるのは原因です。
どこから異音がしているのか、どのような音が聞こえるのかによって原因や対処法がちがってくるので、あなたの車がどの状態に当てはまるのかを予測していきましょう。
- エンジン回り
- ブレーキ
- 排気系
- 足回り
- ホイール・タイヤ
- エアコン
順番に解説します。
エンジン回りの異音
エンジン回りの異音はかなり緊急性が高いです。これくらい……と甘く見ずに、すぐに修理工場にもっていくことをおすすめします。
エンジン回りでする異音で多いのは以下の2つです。
- カンカン
- キンキン
- ゴロゴロ
まず「カンカン、キンキン」といった金属がぶつかりあうような高い音がする場合、エンジンを冷却する機能が上手く働かず、オーバーヒート寸前の状態です。
警告灯が点灯している可能性もあり、エンジンが焼きつき、いつ停止してもおかしくないほど危険です。
原因として多いのはラジエータとよばれる冷却装置の故障で、冷却水が漏れていることに気づかず、走行を続けてしまうこと。
走行後にボンネットを開くと、エンジンルームから甘いにおいがするなどいくつかポイントはありますが、一気に減るわけではないので冷却水の漏れに気づくケースは少ないのが現状です。
また発進時にアクセルを踏むと「ゴロゴロ」と重くにぶい音がする場合は、エンジンオイルが足りていない可能性があります。
エンジンオイルはエンジンの潤滑を主に行っており、劣化してドロドロになってしまうと上手く役目を果たせません。
異音がする前に適切なオイル交換を行いましょう。
目安は半年、または5,000kmに1回です。
エンジン回りの異音の対処法は、適切な時期の点検やエンジンオイルの交換など日々のメンテナンスです。
エンジン回りからの異音は致命傷になることが多く、気づいたときにはエンジンのオーバーホール、または乗せ換えになることも珍しくありません。
かなり高額の修理費用がかかる可能性が高いので、エンジン回りからの異音が聞こえたらすぐにみてもらいましょう。
ブレーキの異音
ブレーキの異音も早めに対応しましょう。動かなくなった車よりも、止まれなくなった車の方が危険です。
ブレーキから聞こえる異音で注意してほしいのは、音がなるタイミングです。
走行中、常に「キー!」と不快な音がする
寒いときや走行しはじめに「キー」と音がする
走行中、常に「キー!」と不快な音がする場合は、ブレーキパッドが残り少ない合図です。
危険を知らせるためにかなり不快な音がするので、よほどのことがない限りほとんどのオーナーが気づくはずです。
ブレーキはタイヤとともに回転しているディスクローターとよばれる部品を、ブレーキパッドで挟むことにより機能しています。
そのままにしておくとディスクローターに傷が入り、ブレーキパッドの交換だけでは対応できない可能性があるので、キー!となったらすぐにブレーキパッドを交換してください。
対処法はブレーキパッドの交換ですが、音がなる前の交換が理想です。
車検のときにブレーキパッドの厚みを必ず確認しておきましょう。
また、走行しはじめたときや寒い日などに、ブレーキを踏むと「キー」と音がなる場合があります。
走行しているうちに音が消えれば、さほど心配することはありません。
どうしても気になる場合は、修理工場でブレーキパッドにグリス(潤滑剤)を塗ってもらいましょう。
排気系の異音
排気系の異音は、主にマフラーから発生する場合が多いです。
エンジンやブレーキほどの緊急性はありませんが、音が大きすぎたり排気ガスが上手く排出できなかったりするので、おかしいなと思ったら修理を依頼しましょう。
- バラバラ音
- カラカラ音
- カタカタ音
走行中やアイドリング中に後ろから「バラバラ」と聞こえたら、マフラーに穴が開いている可能性があります。
頻繁に起こる事例ではありませんが、急に排気音が大きくなったと感じたら疑ってみてください。
「カラカラ」と音がする場合は、マフラー内に異物混入、または遮熱板の取付不良などが考えられます。
また「カタカタ」音は、車体からマフラーを吊り下げているゴムが劣化している可能性があります。
いずれも対処法は点検とマフラーの交換、ゴムの交換になるので、修理工場でみてもらいましょう。
足回りの異音
足回りの異音はゴム類の劣化で起こることがほとんどです。
早期の発見だと少しの修理ですみますが、気づかずに放置してしまうと大がかりな修理が必要になります。
- 常にゴトゴト音
- ハンドルをきるとゴトゴト音
走行中、常に「ゴトゴト」音がする場合は、サスペンションと車体をつなぐブッシュやスタビライザーリンクの劣化が考えられます。
スタビライザーとは、地面の衝撃をやわらげる役割をもつサスペンション同士を左右でつなぐことにより、車体が左右に傾くことを防ぎ安定した走行を維持する部品です。
1本の棒であるスタビライザーとサスペンションをつないでいるのがスタビライザーリンクですが、年数がたち劣化してくると走行中の異音につながります。
この場合だとサスペンションのブッシュやスタビライザーリンクの交換で対処できます。
また、ハンドルをきると「ゴトゴト」音がするときは、エンジンの回転をタイヤに伝えるドライブシャフトのブーツが破れ、中のベアリングが傷んで音がするケースが多いです。
ベアリングとは、人間の関節みたいなものです。ハンドルをきるときにゴトゴトと音がするのなら、ブーツの交換だけでは改善されない可能性があります。
最悪の場合、ドライブシャフト全部を交換しないと直らないので、修理費用は高額になります。
ホイール・タイヤの異音
タイヤやホイールからの異音も、要注意な音があります。
- キーキー音
- ギシギシ音
タイヤから「キーキー」と音が聞こえたら、タイヤの空気圧が低いことが原因です。
タイヤの空気圧は車種によってちがいますが、時間がたつと徐々に減ってしまいます。
対処法は、ガソリンスタンドなどで空気圧を点検すると安心でしょう。
また、あまり一般的ではありませんが、タイヤの取り付けが不十分だと「ギシギシ」と音がする場合もあります。
車検や点検、分解整備などが終わったとき、整備士は必ずトルクレンチとよばれる道具を使い規定の強さで締め付けを行います。
まれにきちんと締め付けができていないと、ブレーキ時にギシギシと異音がするので、タイヤを外して行う整備を受けたときは念のため注意しておいてもいいでしょう。
エアコンの異音
エアコンの異音は、エアコンのスイッチをONにしたときに聞こえることが多いです。
気になる音がでたときは、エアコンのスイッチをON、OFFしてみたり、風量を最大にしたりして負荷をかけてみましょう。
- キュルキュル音
- ブウォー音
エアコンを入れたときや雨の日など、車に負荷がかかったりベルトが濡れたりすると「キュルキュル」と音がなります。
これはエンジンとエアコンの装置をつないでいるファンベルトが傷んでいるのが原因です。
またファンベルトを駆動しているプーリーもベルトとともに傷んできて、カタカタと音がなる場合もあります。
対処法はファンベルトの交換ですが、同時にプーリーも交換しておくと後々手間がかからないでしょう。
次に、エアコンのスイッチを入れると車内から「ブウォー」と音がする場合は、ブロアファンモーターからの異音が考えられます。
ブロアファンモーターとは、エアコンの各部品で作られた冷たい風を車内に送る役割をしています。
ブロアファンモーターが上手く役割を果たせないと、異音だけでなくエアコンをつけても冷たい風がでなくなるので、早めに交換しておいた方がいいでしょう。
重度の故障の場合、修理費用が高くなる場合も
異音のする場所によって修理費用はさまざまですが、重度の故障の場合、かなり高額の修理費用がかかります。
例えば、エンジンや足回りといった車の走行に直結する部分の異音は、発見が遅れると致命傷になっている場合が多いです。
年数とともに修理する箇所は増えていき、どうしてもお金がかかってしまう修理もありますが、定期的なメンテナンスを受けていれば防げる故障もあります。
できるだけ長く車を使用したいのなら、車のメンテナンスを怠らないよう定期的に点検を受けることをおすすめします。
修理費用が高い場合は車を手放す手段も
もし、修理費用があまりにも高額になってしまったときは、車を手放すのも1つの方法です。
高いお金をかけて修理をしても、また他の場所が傷み、修理費用がかさんでしまう恐れもあるからです。
あと何年乗るのか、他にも故障箇所はないのかなどを考えてみてください。
車を手放すときの選択肢は3つあります。
- ディーラーで下取りしてもらう
- 中古車買取業者に売却する
- 廃車買取業者に売却する
あなたの車はどこで手放すのがお得なのか、条件に当てはめながら見ていきましょう。


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ディーラーで下取りしてもらう
1つ目はディーラーで下取りしてもらう方法です。
乗り換える車をディーラーで購入する場合、値引き交渉の手段として使えるだけでなく、納車と引き渡しが一度にできるので手間がかかりません。
しかし、どうしても買取価格は安くなる傾向があります。あまりにひどい状態だと1円にもならなかった……なんてことも珍しくありません。
ディーラーの安心感がほしい、手間をかけたくない、そんな人にはおすすめです。
ですが1円でも高く買い取ってほしいのなら、ディーラーで下取りしてもらうのは得策ではないでしょう。
中古車買取業者に売却する
2つ目は中古車買取業者に売却する方法です。
ディーラーで下取りしてもらうよりも高値で買い取ってくれる可能性が高く、出張査定などのサービスを行っている業者もあります。
複数の見積もりをとって比較することも可能なので、1番高く買い取ってくれる業者に売却できます。
走行距離を走っていても、年式が新しい車だと中古車買取業者がおすすめです。
ただし、乗り換えには手間がかかります。代車を貸してくれる業者はほとんどないので、納車日にあわせて車を売却する必要があります。
納車と売却の手続きを別々にするのが面倒な人にはおすすめできませんが、年式が新しく1円でも高く売りたい人にはおすすめです。
廃車買取業者に売却する
3つ目は廃車買取業者に売却する方法です。
年式が古く走行距離もかなり走っている、そんな場合は廃車買取業者がおすすめです。
中古車買取業者では値段のつかないような車でも、廃車買取業者なら0円以上で買い取ってくれます。
面倒な手続きはしたくない、自宅まで車を引き取りにきてほしい、そんな人には廃車買取業者「ハイシャル」がおすすめです。
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また自走できない車や事故車、車検切れでも問題なく買い取ります。
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