「車のキーが回らない原因は?」
「自分でできる対処法はあるのかな?」
「修理を依頼したときの費用が知りたい」
このようなことで悩んでいませんか?
エンジンをかけようとしたとき、車のキーが回らないと焦ってしまいますよね。
動かないからと無理にキーを回そうとしても、状況が悪くなってしまう可能性もあります。
そこで今回は、
● 車のキーが回らない原因と対処法
● 部品が故障しているときの修理費用
● ドアやトランクのキーが回らない原因と対処法
について解説します。
この記事を読むと、車のキーが回らない原因と対処法がわかります。また、修理費用もお伝えするので、必要な金額の目安がわかりますよ。
車のキーが回らないと、エンジンがかからず車を動かすことができません。
「どうしよう!」と焦る気持ちを落ち着けて、対処法を1つずつためしてみてください。 12月中に廃車すると
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車のキーが回らない原因は?
車のキーが回らない原因は、主に以下の5つの要因が考えられます。
● バッテリー上がり
● ハンドルロック
● ギアの位置が不適切
● ブレーキペダルを踏めていない
キーが回らないといっても、さまざまな原因があります。
いくつかの事例が重なっている場合もあるので、1つずつ確認してみてください。
それでは、主な5つの原因の詳しい内容を見ていきましょう。
鍵の自体の破損や変形のため
キーが回らない原因の1つとしてまず考えられるのは、鍵そのものが破損、または変形している場合です。
鍵は使い方によって寿命が大きく変わります。
鍵穴にまっすぐ入れない、思いっきり引き抜く、他の鍵との接触、何度も落とすなど、雑な使い方は破損の原因です。
むやみに力を加えると、鍵が曲がる可能性もあります。
また、鍵は熱で膨張するので、温度の上がった車内に長時間放置したり、ボンネットや窓際など直射日光の当たる場所に置いたりすると、変形して使用できなくなることも。
もちろん、丁寧に使っていても繰り返し操作を行うことで摩耗します。
とくにギザギザの山があるタイプの鍵は摩耗しやすいので、何年も同じ鍵を使っている人は注意が必要です。
最悪の場合、鍵が上手くかみ合わず空回りする恐れもあります。
鍵の形が変わっていないか、欠けている箇所はないかなど、普段から気に留めておきましょう。
バッテリーが上がってしまったから
車のキーが回らないトラブルで、もっとも多いのがバッテリー上がりです。
車のキーを回してもエンジンがかからないので、手ごたえを感じずコツンと奥に当たる感覚が残ります。
ヘッドライトやルームランプの消し忘れもバッテリーが上がる原因ですが、意外と見落としがちなのがエンジンを切った状態で音楽やエアコンをつけっぱなしにしてしまうことです。
エンジンがかかっていないのでバッテリーが充電できず、エアコンや音楽で電気を放電しっぱなしだと、バッテリー自体が消耗します。
もし、停車中に電気を使いたいのなら、必ずエンジンをかけておきましょう。
バッテリーの定期的な点検も重要です。暑い季節や寒い季節がくる前に、バッテリーの状態を確認することをおすすめします。
ハンドルロックになってしまったため
ハンドルロックがかかっている場合も車のキーが回らない原因になります。
ハンドルロックとは、エンジンを切った状態でハンドル操作をすると、盗難防止のためハンドルが動かなくなることです。
よくあるのが、車を駐車してエンジンを切ったあと、前輪をまっすぐに直そうとしてハンドルロックがかかってしまうことです。
ハンドルロックがかかった状態だと、盗難防止の観点から車のキーが回らず、エンジンがかけられません。
こちらも焦ってしまうと見過ごす可能性が高い原因なので、ハンドルの動きがロックされていないか確認してみましょう。
ギアが適切になっていないため
次に確認する場所はギアの位置です。ギアが適切な位置に入っていないと車のキーは回りません。
AT車ならP(パーキング)、MT車ならN(ニュートラル)です。
もしAT車でD(ドライブ)の位置にギアが入っているのにエンジンがかかってしまうと、エンジンをかけた瞬間に車が発進してしまいます。
事故の原因にもなり、非常に危険ですよね。
誤操作を起こさないためにも、規定の位置にギアが入っていないと車のキーは回らない仕組みになっています。
最近の車は適切な位置にギアが入っていないとエンジンが切れなかったり、鍵が抜けなかったりしますが、すべての車がそうだとは限りません。
いま一度、ギアが適切な位置に入っているのかを確認してください。
フットブレーキを踏んでいないため
車のキーは、ブレーキを踏まないと回らない仕組みになっています。
これは車の急発進を防ぐためです。
ただし、すべての車にこの機能がついているわけではなく、年式の古い車にはついていない可能性もあります。
普段、年式の古い車に乗っていると、レンタカーや代車などで年式の新しいAT車のエンジンをかけるときに気づかない場合もあります。
車を借りるときなどに、操作方法を聞いておくと安心ですよ。
車のキーが回らないときの対処方法
ここまで車のキーが回らない主な原因を解説してきました。
では、どのように対処すればいいでしょう?
キーが回らないときは、次の4つの対処法をためしてみてください。
● 鍵のメンテナンスを行う
● スペアキーを使ってみる
● 車のキーシリンダーを交換する
それでは、対処法を1つずつ解説します。
車の操作方法が間違っていないかチェック
まずは、車の操作方法が間違っていないか確認しましょう。
ブレーキを深く確実に踏めているか、ギアは適切な位置に入っているかなど、もう一度ゆっくり操作してください。
ハンドルロックがかかっている場合は、ハンドルを左右に動かしながらキーを回すと解除できます。
キーが回らないとどうしても焦ってしまいますが、落ち着いて操作方法を再確認してみましょう。
車の鍵のメンテナンスを行う
操作方法は間違っていないのに回らない……そんなときは、鍵のメンテナンスを行いましょう。
ギザギザの山があるタイプの鍵は、摩耗しやすく、傷みやすいです。
鍵の抜き差しがしにくくなってきた、よく引っかかるようになってきたなど、支障がでてきたら交換の合図です。
また、スマートキータイプの鍵だと、電池切れを起こしている可能性があります。
キーバッテリーが少なくなるとメーターに表示される場合が多いので、早めに電池交換を行いましょう。
スペアキーを使ってみる
すぐにメンテナンスができない場合は、スペアキーをためしてみましょう。
あまり使用する機会のないスペアキーなら、状態がいい場合が多いです。
明らかに鍵が変形している、先が割れているなど、鍵の不具合が目視で確認できるのなら、無理に使わずスペアキーで代用してください。
車のシリンダーを交換する
スペアキーを使ってもキーが回らないのなら、キーシリンダーを交換しましょう。
キーシリンダーは頻繁に交換が必要な部品ではありませんが、長年使い続けていると劣化し、摩耗して鍵が上手くかみ合わなくなってしまいます。
単純に鍵側が摩耗しているのであればキーを変えれば解決しますが、キーシリンダーが摩耗しているといくらキーを変えても解決しません。
年数や使い方、使用頻度によって消耗する部品なので、新しい鍵を使っても回らない場合はキーシリンダーを交換しましょう。
車の鍵修理・新しくカギを作った場合の費用
ここまで原因や対処法について解説してきました。
では、新しく鍵を作ったり、故障箇所を修理したりすると、費用はいくらかかるのでしょうか?
主に次の4つの修理費用について紹介します。
● 鍵の作製
● 鍵が折れたときの鍵抜き
● バッテリー充電
キーが回らない原因や故障箇所によって費用は異なるので、車の症状を確かめながら参考にしてくださいね。
ハンドルロック解除
ハンドルロックは、ハンドルを左右に動かしながらキーを回すと解除できます。
落ち着いて操作をすれば自分で対処できるので、安心してください。
しかし、ハンドルロック本体が故障してしまうと、ロックが解除できない状態かロックがかからない状態のどちらかになりキーは回りません。
この状態になると自分で解除するのは難しく、当然エンジンもかからなくなります。
修理を依頼して、故障した部品を交換してもらいましょう。
交換費用は車種にもよりますが、16,000円〜40,000円ほどかかります。外車などでは60,000円以上する場合もあります。
鍵の作製
新しく鍵を作る場合は、鍵の種類によって費用が異なります。
外側がギザギザしている山があるタイプの鍵だと1,000円ほどで作成ができますが、それ以外の鍵なら13,000円〜20,000円ほどかかります。
ただし、スマートキーやイモビライザーつきのキーの値段は車種によってさまざまで、中には数万円ほどかかる場合も。
まずは、自分がどのタイプの鍵を使用しているのかを確認してみてください。
鍵が折れてしまった場合の鍵抜き
キーシリンダー内で鍵が折れてしまった場合の鍵抜き作業は8,000円〜10,000円ほどです。
鍵が折れてしまうと焦ってしまいますが、自分で取ろうとせずに業者に依頼しましょう。
無理やり取ろうとすると状況はかえって悪くなり、最悪の場合キーシリンダーの交換が必要になる可能性があります。
キーシリンダーを交換するとすべての鍵穴を交換する必要があるので、費用は50,000円~100,000円ほどかかります。
高額な修理をさけるためにも、必ず業者に依頼してください。
バッテリー充電
バッテリーの充電費用は2,000円ほどです。
ディーラーや修理工場だけでなく、ガソリンスタンドやカー用品店でも対応してもらえます。
ただし、バッテリーの状態によっては消耗が激しく、もとの状態には戻らない可能性もあるので、その場合だと充電よりも交換したほうがいいでしょう。
ヘッドライトやルームランプの消し忘れなどはもちろんですが、定期的な点検も忘れないようにしてくださいね。
エンジン以外も鍵が回らない可能性のある箇所
ここまでエンジンをかけるときに鍵が回らない場合について解説してきました。
では、他の箇所はどうでしょう?
エンジン以外には、次の2箇所でも鍵が回らなくなる可能性があります。
● 車のトランク
鍵が回らなくて困るのは、エンジンをかけるときだけではありません。
ドアがあかないと運転席には入れないので、こちらもチェックしておきましょう。
車のドアの鍵が回らない場合
ドアの鍵が回らない原因は、シリンダー内の異物混入が考えられます。
ほこりや砂など、細かいゴミがシリンダー内に付着し、鍵が上手く回らない可能性があります。
あまり考えたくはないのですが、誰かのいたずらでゴミを入れられているケースも。
対処法は掃除機での吸引です。小さなゴミなら吸い取れるので、まずはためしてみてください。
また、シリンダーや鍵本体の摩耗、ドアノブの故障も考えられます。
その場合はスペアキーの使用や、シリンダーや鍵本体、またはドアノブを新しいものに交換しましょう。
車のトランクの鍵が回らない場合
トランクの鍵が回らない場合も、基本的にはドアの原因や対処法と同じです。
ほこりやゴミなどの異物がシリンダー内に付着している可能性があります。
小さなゴミなら掃除機で吸引できるので、ためしてみてくださいね。
まれに潤滑剤を使用する人がいますが、この方法はあまりおすすめしません。
潤滑剤を使用したすぐはよく回るようになりますが、キーシリンダー内部のほこりとくっつき、大きな異物になってしまうからです。
まずは掃除機で吸引してみて、変化が見られなければ修理を依頼してください。
まとめ
ここまで車のキーが回らないときの原因や対処法について解説してきました。
車のキーが回らないと焦ってしまいがちですが、落ち着いて操作をすると、もとの状態に戻ることもあります。
まずは冷静に状況を把握して、解説した対処法をためしてみてくださいね。
もし、大がかりな修理が必要になり、高額な費用がかかるときは、廃車も検討しましょう。
頻繁に交換が必要ではない箇所が故障したときは、他の箇所も壊れる可能性が高いです。
高額な修理費用をかける価値があるのか、あと何年乗るのかなどを考えて判断してください。
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