「カーネクストの店舗ってどこにあるの?」
「どんな車でも買取価格を付けられるのはどういうからくりがあるの?」
この記事を見つけた方はカーネクストに対して上記のような疑問を持たれているのではないでしょうか。
結論から言うと、カーネクストに実店舗はなく、Googleマップなどで探しても本社しか表示されません。
カーネクストとは、ラグザス株式会社という大阪の会社が展開する「オンライン廃車買取サービス」のことをいいます。
「オンライン廃車買取サービス」とは、廃車買取に関する工程を全て電話(メール)で行えるようにしたサービスです。
文章での説明ではよくわからないと思うので、図で簡単に表してみました。
上記の図からわかるように、電話で買取依頼が完了するカーネクストは、実店舗を構える必要がありません。
そのため、CMで目にしたことがあっても街で見かけることはないでしょう。
この記事では、実店舗がないカーネクストの買取のからくりや特徴、注意点などを他の買取業者と比較しつつご紹介します。
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店舗がない!カーネクストのからくりを解明
「カーネクストって調べても店舗がでてこないけど信頼できるの?」って思いますよね。
この章では、カーネクストの会社概要や、カーネクストに廃車買取を依頼した場合の流れなどを分かりやすく解説します。
※クリックすると該当の項目に移動します
是非参考にしてください。
カーネクストとは?会社概要やサービスを紹介
カーネクストとは、ラグザス株式会社というインターネットプラットフォーム事業を展開している企業のグループ会社です。
事業内容は、インターネットを用いたオンライン廃車買取サービスで、「どんな車でも0円以上での買取保障」をうりにしています。
カーネクストの会社概要は以下の通りです。
会社名
|
株式会社カーネクスト
/CARNEXT INC. |
---|---|
事業内容 | マッチングプラットフォーム事業
インターネットメディア事業 |
所在地 | 大阪市北区大深町3番1号
グランフロント大阪タワーB 18階 |
親会社 | ラグザス株式会社 |
ラグザス株式会社では、自動車関連事業として「Smartオークション」と「クルタウン」の運営を行っています。
Smartオークションは、カーネクストで買取した際の流通手段の一つで、カーネクストが高価買取できるからくりです。
詳しくは”自社運営のSmartオークションへ出品”の章で後ほど説明いたします。
こちらの記事では、実際にカーネクストを利用したことがある人に対して実施したアンケート調査結果をまとめています。
サービスを利用する前に口コミが気になるという方はぜひご覧ください。
店舗なしで買取ができるからくりは買取後の販路にある
カーネクストに店舗がない理由は、一般のお客様向けに販売する中古車の仕入れを目的として買取を行っているわけではないからです。
カーネクストを含む廃車買取業者の主な販路は、「解体」です。
中古車販売店などでは売却できない、状態が悪い車を引き取り解体して、金属類やパーツなど再利用できる部分を販売します。
解体する場合は、「リサイクル資源としての価値」を査定時の評価とするので、目立つ傷やへこみでなければ減額対象になりません。
つまり、車の状態を直接見なくても車の情報さえわかれば査定ができます。
以上の理由が、カーネクストが「実店舗なしの電話査定」をうたうからくりです。
「実車査定」と「電話査定」の違いについては以下の表をご覧ください。
実車査定 | 電話査定 | |
---|---|---|
査定場所 | 店舗や自宅等 | 電話やメールで査定のためどこでも可能 |
査定方法 | 査定士が直接車を見て査定 | 電話で必要な情報を聞き取り査定 |
査定時間 | 30分~1時間程度 | 20秒~数分 |
立ち合い | 基本的には必要 | 不要 |
主な販路 | 中古車として再販 | パーツや鉄資源としてリサイクル |
また、来店する必要がないので、日中に時間が取れない方でも自分の好きなタイミングで買取依頼ができます。
廃車買取業者であれば、査定や手続きに時間を取られることを心配する必要はありません。
ちなみに弊社「ハイシャル」では、以下に挙げる内容を電話でお尋ねし、その情報をもとに買取金額を提示しています。
- 車種や車体の色
- 年式と型式
- 走行距離
- 車検の残り
- 車の状況(故障具合、事故歴など)
実車査定と違いすぐに査定価格がわかる「電話査定」は、忙しい人でも予定を合わせやすいところが魅力です。
カーネクストの廃車買取は電話で完結
カーネクストでは、査定依頼から買取金額の振込までの工程を全て電話(メール)で行います。
来店する必要がないので、決まった時間を確保することが難しい人でも気軽に買取依頼ができます。
カーネクストにおける廃車買取の流れは、以下の4ステップです。
- 無料査定を申し込み、電話で査定を受ける
- 提示された買取価格で契約を結んだら車を引き取ってもらう
- 廃車に必要な書類を提出する
- 取引完了後に買取価格が振込まれる
カーネクストのみならず、廃車買取業者は一部を除いて実店舗を持たず、電話で査定を行うという特徴があります。
カーネクストだけでは不信感が拭えない人は、他の廃車買取業者も調査してみましょう。
中古車買取業者との違い
カーネクストと中古車買取業者の大きな違いは、どんな状態の車であっても費用を請求することなく買取が可能なことです。
一般的に中古車買取業者は問題なく走行できる車を買い取っており、事故車や不動車など訳ありの車の買取は断ることが多いです。
特に廃車にするしかない状態の車は、別途費用を請求されることがあります。
その点カーネクストは、廃車手続きにかかる費用を請求されることは基本的にありません。
カーネクストで無料になる費用は以下の通りです。
費用 | 各費用の相場 |
レッカー代 | 平均10,000円~50,000円 |
---|---|
廃車手続き代行費用 | 平均5,000円~20,000円 |
解体費用 | 平均10,000円 |
また、買い取った後の販路も中古車買取業者とは異なります。
これについては”カーネクストでは3つの販路で高価買取を実現”の章で詳しく解説します。
カーネクストで依頼する場合の注意点2選
店舗がないカーネクストでは、お客様が来店して直接営業マンと商談するという状況は発生しません。
そのため、カーネクストにおける廃車買取の仕組みを理解していなければ、トラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
この章では、カーネクストのサイトに記載されているQ&Aの中から、他の廃車買取専門業者でもトラブルになりやすい注意点を2つご紹介いたします。
※クリックすると該当の項目に移動します
廃車を検討している方は参考にしてください。
急ぎの人は要注意|カーネクストでの取引期間は約3週間
カーネクストのQ&Aを見てみると、取引完了までに約3週間ほどかかることがわかりました。
先ほども触れた通り、カーネクストでは、以下の流れで廃車買取を行っています。
流れ | 内容 | 期間 |
1 無料査定 | 査定依頼をだす
(問い合わせフォームや電話) |
1週間程度 |
---|---|---|
2車の引き取り | 契約時に指定した場所に引き取りにくる | |
3手続き代行 | 廃車に必要な書類を提出する
手続きはカーネクストが代行する |
1~2週間 |
4振込み | 買取代金が振り込まれる | |
まず、このお問い合わせをしてから車の引き取り日までに価格調整や引き取り業者の手配などの為、原則1週間ほど時間がかかります。
カーネクストは引き取りが可能な日が平日と土曜日のみであるため、業者の手配に時間がかかります。
特に2月から4月にかけての繁忙期は引き取りにかかる期間を長めに見ておいたほうが良いでしょう。
そして、廃車手続きから買取金額の振込までに原則1週間から2週間程度時間を要します。
これは車種や車の状態、必要書類の提出状況などによって、振込までの期間が変動する可能性を考慮しています。
ただし、特別な事情などで取引を急いで欲しい場合は、すぐに引き取りできる場合があります。
より具体的な期間や詳細については、無料査定時にカーネクストに直接確認することをお勧めします。
弊社ハイシャルの引き取りは、基本的に依頼日から3〜4日以内にお引き取りの手配ができます。
ご依頼の地域や日程によっては、午前中に依頼を受けて当日の午後に引き取りに伺うことも可能な場合がございますので、お急ぎの方はハイシャルまでお問い合わせください。
電話査定の穴|口頭契約を結ぶとキャンセル料が発生
カーネクストの廃車買取は、電話口で提示されたお見積り金額での買取に同意した段階で契約が成立しています。
これを口頭契約といいます。
買取に同意した段階でオペレーターは引き取り業者の手配や廃車手続きの準備を行っています。
そのため、車の引き渡しや廃車手続きが終わっていない場合でも、お客様の都合で契約を断る場合は、キャンセル料がかかります。
カーネクストのキャンセル料は一律3万円です。
自動車の売買は、「クーリングオフ」の適用外であるため、万が一のためにも廃車依頼は慎重に決めるようにしてください。
他社と価格で悩んでいる場合やすぐに手放したいわけではない場合は、事前にその旨をオペレーターに伝えましょう。
カーネクストでは3つの販路で高価買取を実現!
カーネクストで買い取られた車は、3つの流通方法があります。
※クリックすると該当の項目に移動します
廃車買取業者の流通方法は、基本的に「提携する解体業者への委託」と「海外販路」です。
自社でオークションを運営しているカーネクストは、他の業者よりも買取価格を決定する手段が多いと言えます。
以下の章でこれらの特徴を紹介していきます。
提携している全国各地の解体業者へ委託
カーネクストで買い取る車は、基本的に訳ありの車であるため、提携している業者に解体を委託します。
そして、車から取り出されたパーツや鉄資源を売却し、その利益を買取額に反映します。
カーネクストは、日本全国(一部離島を除く)での廃車買取が可能で、全国各地に提携業者が点在しているので、カーネクスト自体が在庫を抱える心配はありません。
そのため、カーネクストは在庫管理コストを削減でき、その分の利益を査定額に反映できるというしくみです。
ちなみに、「鉄資源の相場」は地域や解体業者により異なりますので、なるべく高く売りたい人には相見積もりがおすすめです。
相見積もりとは、同時に複数の業者から見積りを取り、条件や買取価格などを比較することを言います。
例えば、ディーラーの下取り価格、中古車買取業者の買取価格、カーネクスト以外の廃車買取業者の買取価格を比べ、あなたの車の相場を判断します。
カーネクスト以外の買取業者から取った見積もり価格と比較し、あなたの車の相場を判断しましょう。
弊社では、以下の図のようにお客様に提示する買取価格が少しでも高くなるように、オペレーターが最適な業者を判断しています。
この図を見て「ハイシャル」ではあなたの車の買取額がいくらになるか気になりませんか?
買取価格の確認だけでも大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせください。
0120-610-262
海外需要が高い車を輸出
カーネクストは海外輸出業者と直接提携しており、海外で市場価値が高い車は、輸出する場合があります。
日本の中古車市場では、主に以下のような5つの基準をもとに価格を設定しています。
- 車の外装の傷や破損具合
- 車内の汚れや匂い、破損具合
- エンジンルームや足回りの状況
- 修復歴と改造の有無
- 車の情報(車種・年式・走行距離・車検の期間など)
これらは日本国内での中古車としての需要が低く、買い手がつきにくいため、買取価格がつかないことがあります。
しかし海外では、車を乗り換えるタイミングは修理が不可能なほど故障したときと考えられています。
アメリカなど国土が広い国では、隣の市に移動するだけで数万キロかかるので、まだ乗れる車を年式や走行距離を理由に売却する人は多くありません。
以下は海外で日本製の中古車の需要が高い理由です。
- 法律で定期的な点検が定められており壊れにくい
- 整備された道路で使用するため足回りの劣化が少ない
- 販売価格や維持費が安い
「輸出」する場合は、中古車としての価値で査定を行うので、海外での再販価格を前提とした高い買取査定額の提示が可能になります。
特に、SUVやワゴン、ミニバンなどは海外で需要が高いので、高価買取が期待できます。
自社運営のSmartオークションへ出品
カーネクストでは、高価買取を行うための3つ目の販路として、自社でオークションの運営を行っています。
廃車買取業者自体がオークション運営を行うことはほとんどありません。
「Smart オークション」は、全国1.3万社を超える自動車専門業者が利用しています。
中古車、解体車問わず年間10万台以上の車がオークションにかけられています。
なお、「Smart オークション」は古物許可証を所持している中古自動車取扱事業者を対象としているため、一般の方はご利用できません。
本来、中古車として売る場合は中古車オークションの運営を主とする企業に出品するので、自社でオークション出品を完結させる業者は珍しいです。
自社運営のオークションは、出品手数料を削減して買取価格に反映できるというメリットがあります。
しかし、他社運営オークションのように買い手の需要に合わせた状態の車や特定の車種だけを出品するわけではないため、高く落札される保証はありません。
少しでも高く売りたい人は相見積もりがおすすめ
少しでも高く買い取ってくれる業者に売りたいとお考えのあなたには、複数の業者で見積もりを取ることをおすすめします。
「手っ取り早く廃車にしたい」という考えから、CMで見たことがあるカーネクストに依頼しようと考えた方も多いでしょう。
ですが、あなたの大切なお車の廃車買取相場を知っていなければ、損をしてしまう可能性があります。
下記の記事では、訳ありの車を実際に相見積もりに出して、代表的な廃車買取業者4社の買取価格や特徴を比較しています。
カーネクストの廃車買取のメリット・デメリットが一目でわかるので、どこの買取業者に依頼するべきか迷っている方は参考にしてみてください。
弊社ハイシャルでは、お手元に車検証を用意してお問い合わせいただくと、最短20秒で買取価格がわかります。
専門知識を持ったオペレーターが、年中無休でお客様に合わせたご対応を行っております。
引き取りや書類の提出になるべく手間をかけたくない方、車を早く引き取ってほしい方は特におすすめです。
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