「車検が近づいてきているけど、代車費用はかかるのかな？」
「ディーラー以外で行う車検であっても、代車は無料で借りられる？」
上記のような疑問をお持ちではありませんか？
車を使うことが多い方の場合、車検で車を預けている期間に代車を借りることは必須となるため、いくらかかるのかが気になりますよね。
実は多くの場合、代車は無料で借りられます。なお業者によっては有料のケースもあるため、見積もりの時点で尋ねてみるのが良いでしょう。
当記事では、さまざまな業者・お店で車検を受ける際に発生する代車の費用などについて解説。
記事を読むことで、車検の際安心して代車を借りられるようになるでしょう。 5月中に廃車すると
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※普通自動車（1600CC）の場合※軽自動車には自動車税の還付制度はございません※自賠責・重量税の還付金は買取価格に含めて提示します。
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23,000
車検の代車費用は無料のことが多い
ディーラーや車検専門店、整備工場で車検を受ける場合、サービスとして無料で代車を貸してくれるケースが多くあります。
例えばディーラーで車検を受ける場合、国内メーカーの多くが自社の車種を貸し出してくれます。
なお代車にも数の限りがあるため、車検を受ける日によっては、修理を行ったり同じく車検を受けたりするという理由で代車を借りる人が多く、貸出を行ってもらえないケースもあります。
確実に貸してもらえるよう、車検のスケジュールが決定したらできる限り早めに予約するのが良いでしょう。
ディーラーだけでなく整備工場や車検の専門店でも、近年は代車費用が無料であるケースがほとんどとなっています。
もし有料であったとしても、親しくしている整備工場などの場合「本来は無料貸出を行っていないが、お客様だけは特別に」という形で代車を無料サービスしてくれるケースもあるでしょう。
代車が有料のケースも近年増えている
上記の通り、従来は車検の際の代車を無料で貸してくれるところが多くありました。
しかし近年では、有料になっているケースも徐々に増えています。
というのも、近年は以下のようなことを行うマナーのよくないお客さんが増えてきたためです。
- ガソリンを給油して返さない
- 禁煙車であるのに車内でタバコを吸う
- 車に傷をつけてしまったのに、それを申告しない
上記のようなトラブルを防ぐために、代車を有料としているお店も増えつつあるのです。
ですので、無料で借りられるかどうかは事前に確認しておくと良いでしょう。
代車は2種類の借り方がある
代車を借りられる場合、借り方には以下の2種類が存在します。
- 業者が所持する車を貸し出してもらう
- レンタカーを紹介してもらう
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
業者が所持する代車
車検を行う業者が、お客さんに貸し出すための代車を所持しているケースです。当ケースの場合は、代車を無料で貸してもらえる場合がほとんどとなります。
なお多くのドライバーが車検を受ける3月や9月は、代車の空きがなくなって借りれないケースもあるでしょう。
業者から代車を借りる場合、車検費用の見積もりの中にあらかじめ代車費用が含まれているケースも。
また最初は無料であっても、車検によって車に不備が見つかるなどして、預ける期間が伸びた場合に有料となるパターンもあります。
業者から紹介されるレンタカー
お店側で代車サービスを用意していない場合や、代車がすべて借りられていた場合は、レンタカー会社を紹介してもらえる場合も。
レンタカー会社の場合は基本的に有料であることが多く、日ごとや時間ごとに料金が設定されている形となります。
レンタカー会社で代車を借りる場合、保険に加入することが義務付けられているケースも多く、事故などに対する対応がしっかりとなされています。
そのため万が一事故を起こしても、適切な対応をしてもらえることが期待できます。
ちなみに業者が所持する代車の場合も、自賠責保険は使用可能です。
車検を受けられる業者の特徴
代車の借り方について分かったところで、続いては車検が受けられる業者ごとの代車費用やそれぞれの特徴について見ていきましょう。
車検が実施できる主な業者としては、以下の5つが挙げられるでしょう。
- ディーラー
- 車検専門店
- カー用品店
- ガソリンスタンド
- 整備工場
それぞれの業者の特徴は下記の通りです。
| 代車費用 | 費用の安さ | 日数 | サービス品質 | 土日対応 | |
| ディーラー | 無料 | △ | 2～3日 | ◎ | ◎ |
| 車検専門店 | 無料 | ◎ | 1日～ | 〇 | ◎ |
| カー用品店 | 無料 | ◎ | 1日～ | 〇 | ◎ |
| ガソリンスタンド | 0～4,000円程度 | 〇 | 1～3日 | △ | 〇 |
| 整備工場 | 無料 | 〇 | 1～3日 | ◎ | △ |
これから車検を受ける業者を決める方は、代車料金と車検相場を合わせて比較しながら検討することをおすすめします。
それぞれの業者について、詳しく見ていきましょう。
安心感が高いディーラー
ディーラーの場合、車検を行っている期間中は代車を無料で貸し出してくれる場合がほとんど。
特にディーラーでは、車の宣伝も兼ねて試乗車を貸してくれるケースが多いでしょう。
自分の車と同程度のグレードの車を貸し出してもらえます。
ディーラーで車検をするメリットは、純正パーツを使ってもらえるという点です。純正パーツは社外パーツよりも安心感が高い上に、保証も付いています。
デメリットは、費用が高くなりやすいという点。先ほどの通り、ディーラーでは修理や交換に純正パーツを使用します。
社外パーツよりも純正パーツの方が高価になりやすい傾向にあるため、どうしても費用はかさみやすくなってしまうのです。
そのほか、車検の品質を維持するために以下のようなことを行っているのも理由のひとつです。
- 腕のある整備士を揃えている
- 車検をマニュアル化している
- 車検が終わった後のサービスやフォローを用意している
上記を維持するためにはどうしても費用がかかってしまうため、車検にかかるお金も高くなるのです。
費用がかさみやすいというのは、安心感の高いディーラーならではのデメリットだといえるでしょう。
スピーディーに対応可能な車検専門店
車検専門店の場合、代車を無料で貸し出してもらえるケースがほとんどです。
また、中には車検が1日で終了する店舗も多いため、そもそも代車が必要ないというケースも。
車検専門店の中には、短時間で終わらせられるスピード車検を実施しているお店もあります。
ただしスピード車検であっても、車を預けて整備が必要と判断された場合は1日で終わらないケースがあるため、覚えておきましょう。
車検専門店はディーラーとは異なり、純正パーツだけでなく比較的安価な社外パーツも使用可能。そのため、車検にかかる費用が抑えやすいという強みを持っています。
車検専門店の中には、予約や見積もりをインターネット上で気軽に行えるお店もあります。電話やお店での予約はハードルが高いと感じる方は、ネットで済ませられるお店を探してみましょう。
店舗数が多いカー用品店
イエローハットやジェームスなどのカー用品店の車検では、無料で代車が借りられるケースが多いです。
ただしオートバックスの場合は、店舗によって代車が有料となることもあるため、直接店舗へ問い合わせするのが良いでしょう。
車検専門店と同様に、車検が1日以内で済むため代車が必要ないケースもあります。
カー用品店での車検の特徴は、基本的に車検専門店と変わりません。
ディーラーなどに比べると、費用が安く、短時間です。店内に車検対応部品が揃えられているので、スムーズに整備を進められるようになっています。
また、比較的店舗数も多いため、車検専門店よりも近くの店舗が探しやすいのもメリット。
ただし、店舗やスタッフによって対応にばらつきがあるというデメリットも考えられます。
気軽に行けるガソリンスタンド
ガソリンスタンドで車検を実施する場合、無料の場合もある一方で有料のケースもあります。
有料の場合、かかる費用は1日につき1,000〜4,000円程度です。
ガソリンスタンドのメリットは、気軽に依頼しやすい点。
給油を行ったついでに見積もりや予約を実施できる上、馴染みの深いガソリンスタンド内で車の持ち込みや引き取りを実施できるため、気楽に利用できるでしょう。
車検にかかる費用やクオリティの高さは、整備を実施するのが自社の工場か外部工場かによっても変化します。整備にかかる期間は、3日前後です。
技術に優れた整備工場
認証工場や指定工場といった整備工場へも、直接車検を依頼することが可能。整備工場の場合、無料で代車を用意してもらえるケースがほとんどです。
整備工場には車の整備に慣れたスタッフが在籍しているため、技術の面では高い安心感があるでしょう。
修理や交換の際は社外パーツも使えるので、費用も抑えやすい傾向にあります。
整備工場のデメリットは、平日しか営業していないことも多いという点。土日に休業となっている工場の場合、多くの会社員の方は訪れるのが難しいといえるでしょう。
ちなみに整備工場には、認証工場と指定工場という2つの種類が存在します。
指定工場には、その場で車検を実施でき、かつ短い期間で行えるというメリットがあります。認証工場とは違い検査ラインを持っているので、陸運局に持ち込むことなく効率的に車検を行えるのです。
整備工場に車検を出す場合は、認証工場か指定工場かどうかを確認しておきましょう。
代車は見積もりの時点でお願いしておく
上記では、車検を行えるさまざまな業者の特徴について解説してきました。
車検は大まかに、以下のような流れで実施されます。
- 見積もりを依頼する
- スケジュールを決める
- 店舗に訪問する
- 見積もりをもらう
- 正式に依頼する
- 車を持ち込む
- 結果を聞く
確実に代車を借りたいという場合は、上記のうち1の見積もりを依頼する時点で代車を借りたい旨について伝えておくのがおすすめです。
見積もりの時点で伝えておけば、あらかじめ代車にかかる費用がわかった状態で借りられるでしょう。
代車を無料で提供しているお店でも、空きがないと借りることができません。
多くの人が車検を通す3月や9月では、代車の空きがなく、代車待ちで車検を通すのに時間がかかってしまうケースもあります。
代車を確実に借りたい場合は、車検の日程調整を事前にしておきましょう。
代車を借りる時の注意点
代車を借りられる業者などについて分かったところで、最後に代車を借りるとき気をつけたい点についてご紹介します。
代車を借りる際は、以下のような点についてチェックしておくのがおすすめです。
- 保険が代車の事故にも対応しているか確認する
- チャイルドシートなどは付替えておく
- 借りたときの状態を記録しておく
- ガソリンは使った分給油して返す
それぞれの詳細について見ていきましょう。
保険が代車の事故にも対応しているか確認する
代車を借りている途中に反則金や修理費用が発生した場合、それらは原則自己負担となります。トラブルが発生した時には、対処する前にまずは貸主に連絡をするようにしましょう。
レンタカーを代車として借りる場合は、保険に加入することが義務付けられています。一方で業者の持っている車を代車として借りる場合は、保険に入っていないケースもあるため、より一層事故に気をつけねばなりません。
代車を借りる際には、自身が加入している任意保険の中に「臨時代替自動車特約」があるかを確認しておくのがおすすめ。
こちらは、臨時で借りた車で起きた事故に対して補償してくれる特約です。この特約があれば、代車で事故を起こした際に保険がおりるケースもあります。
チャイルドシートなどは付替えておく
チャイルドシートのような付属品は、基本的に貸し出されません。したがって、必要な場合は自分の車から付け替えることを忘れないようにしましょう。
ちなみに代車では使用しないという場合は、チャイルドシートを自分の車につけたままでも問題ありません。取り外さなくても、そのまま車検に通すことは可能です。
借りたときの状態を記録しておく
借りた代車に乗る前に、必ず最初の状態を記録しておくようにしましょう。
記録しないと、汚れや傷が借りている間についたものかどうかがわからず、そのまま返却してトラブルになるケースがあるためです。
代車に、どういった傷や汚れがあるかをチェックしておきましょう。写真を撮影しておけば、万が一覚えのない傷などを指摘された際に、自分に責任がないことを証明できます。
ガソリンは使った分給油して返す
代車のガソリンは、使用した分だけ給油して返すようにしましょう。
もしも満タンで借りたのであれば、満タンにして返すのがマナーとなります。
ちなみに洗車については、大きく目立った汚れがなければしなくても問題ありません。
まとめ
最後に内容をおさらいします。
車検の代車費用は無料のところもありますが、近年はお客さんのマナーなどの関係で有料となっているケースも徐々に増えてきています。
代車が有料の場所で車検を受ければ、車検費用はさらにかさむこととなるでしょう。
費用が気になる方は、車検を受けずに車を手放してしまうのも選択肢のひとつ。
古い車や故障箇所がある車を売る場合は、廃車買取業者を利用するのがおすすめです。
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