車検証と一緒に保管されている「リサイクル券」。
普段は使われないですが、車を廃車する時や売却するときには必要になります。
この記事では、
- リサイクル券とはなにか?
- リサイクル料金の確認方法
- リサイクル券の紛失時の対処法
を詳しく解説するので、参考にしてくださいね。
なお、車の廃車や処分をしたい方は「ハイシャル」へとご連絡ください。専門スタッフが処分に必要な工程と廃車手続きをサポートします。
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リサイクル券はリサイクル料金を支払ったことの証明書



画像引用元| 自動車リサイクルシステム
リサイクル券とは、車を購入した際に、「リサイクル料金」を支払ったという証明書のことです。
日本では約年間350万台の車が廃棄処分されていますが、一昔前までは適正に分類もされず、鉄やアルミ以外は埋立処分されてきました。
しかし、オゾン層を破壊するカーエアコンのフロンガスなど世界的な環境問題のため、環境意識が高まりました。
そのため、適正に分解・分類しリサイクルをすることが義務付けられました。
リサイクルには、かなりの手間とお金がかかります。
そのため、車を購入した際に、リサイクルの料金を先に負担するという法律ができました。
リサイクル券は、リサイクル料金をちゃんと支払った証明になるので、廃車や中古車として売却するときに必要となります。失くさないように大切に保管しておきましょう。
リサイクル料金は支払いが義務付けられている
2000年に制定された自動車リサイクル法では、自動車の所有者、自動車メーカー、関係事業者の役割が定められています。
例えば自動車メーカーはできるだけ環境に配慮した自動車を作ることを求められていますし、車の所有者はいずれ廃車するためのリサイクルの処理費用を負担することが義務付けられているのです。
これによって、現在では車のリサイクル率は99%と言われており、ほとんどの部分が有効利用されているそうですよ。
リサイクル券は、A券からD券で構成される
リサイクル券は、次の4つから成り立っています。
- A券:預託証明書
- B券:使用済自動車引取証明書
- C券:資金管理料金
- D券:料金通知書券発行者控
具体的に1つずつ説明していきます。
A券:預託証明書
A券:預託証明書を見ると、リサイクル料金の預託状況が分かります。預託とは、自動車購入時に廃車を見越して「預託」する、という意味で預託証明書といいます。
次の料金が分かります。
- シュレッダーダスト料金(車の分解、分類、回収費用)
- エアバック類料金(エアバックは命を守るものなので、再利用をすることなく、破裂か分解されます)
- フロン類料金(フロンガスを回収する料金)
- 情報管理料金(車の状況を確認するためのシステム料金)
これらの料金の合計が、リサイクル料金となります。
各金額は、車の種類や大きさによって決められていますが、カーエアコンの無い車やエアバックの設定が無い車は、支払う義務はなく空欄になっています。
B券:使用済自動車引取証明書
使用済み自動車を引き取ったという証明書です。
解体業者や廃車買取業者が使用済み自動車を引き取った時に、業者名や住所、リサイクル業者として認可されている登録番号などを記入し、最終所有者に交付します。
C券:資金管理料金
リサイクル料金の資金管理法人が資金管理料を徴収したことの受領書となります。
リサイクルシステムを運営し、情報を管理してもらうための費用として所有者が負担する料金です。
D券:料金通知書券発行者控
業者が、自動車の所有者にリサイクル料金の額を通知するときに使用します。そののちに業者の控えとなります。
リサイクル料金の確認方法
リサイクル料金を確認する場合は、リサイクル券を確認するか、「自動車リサイクルシステム」のHPに必要事項を記入して確認することもできます。
不法投棄抑制のため新車購入時前払いになっている
リサイクル料金は、車を購入した時に同時に支払うようになっています。
車を廃車する際に支払えばいいのでは?と思うかもしれませんが、リサイクル料金や廃車代を支払いたくないなどの理由から不法投棄されるのを、未然に防ぐことが出来ているのです。
また、自動車リサイクル法の制定により、登録されている自動車の状況をパソコンで確認できるようになっていますが、このシステムもリサイクル料金で運営されています。
リサイクル券を紛失した際の対処法
リサイクル券は再発行できません。
しかし自動車リサイクルシステムというHPで、「自動車リサイクル料金の預託状況」という画面を印刷して、リサイクル券の代わりとして使用することが出来ます。
車の車体番号や登録番号が必要になりますので、車検証を参照しながら入力すればよいでしょう。
廃車手続きは廃車買取業者がおすすめ
廃車手続きとは、車の解体処分が完了してから、ナンバープレートや車検証を管轄の陸運支局に返納し、自動車の登録を「永久抹消」する手続きのことです。
これをしないと、車の本体が無いのに、いつまでも税金の請求が来るなど、かなり面倒なことになりかねません。
しかし、個人の方が、廃車手続きを行うのはかなり大変です。
書類の作成だけでも時間がかかる上、陸運支局のほとんどが郊外にあります。また、申請時間が朝の8:45~11:45、午後は13:00~16:00となっており、一般的な仕事の方には難しい時間帯でしょう。手間と時間のかかる廃車手続きは、廃車の依頼と一緒に「廃車買取業者」におまかせすることをお勧めします。
廃車買取業者の多くが、廃車手続きを無料で行ってくれます。また、どんな車でも0円以上で買取を保証しているうえ、自宅や指定の駐車場までの車の引取りも無料なのです。中には、自動車税や重量税の還付金や自賠責保険の払戻金まで、すべて返してくれるところもあるのです。


まとめ
リサイクル券についてお分かりいただけましたでしょうか。
普段は気にもならないリサイクル券ですが、いざ廃車しようとしたときに無くなっていたらかなり焦るもの。しかし、廃車買取業者なら色々と対応してくれるはずです。まずは相談しましょう。
廃車買取のハイシャルなら、どんな状態の車でも買取0円以上の保証をしています。引取りや面倒な書類手続きも無料で、重量税だけではなく、自動車税や自賠責保険の返戻金も受け取ることが出来ます。もちろん車に応じた高価買取を致します。
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