「プリウスのバッテリーが故障してバッテリーの交換を検討している」という方いませんか?
バッテリーは消耗部品の一つであり、定期的な交換が必要になります。
ハイブリッド仕様のプリウスであれば、なおさらバッテリー交換は必要であり定期的な交換をしなければ「エンジンがかからない」または「窓ガラスが開閉しない」などの不具合に繋がる可能性が高くなります。
バッテリー交換が必要と聞いても、経験のない方にとっては、
いくらかかるのか?できるだけ安く抑える方法は?
と気になりますよね。
そこで、今回はプリウスのバッテリー交換費用や交換費用を安くする裏ワザを紹介。
この記事を参考にするだけで、どんな方でも「プリウスのバッテリー交換費用や安くする裏技」を理解することができます。是非参考にしてください。 6月中に廃車すると
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※普通自動車(1600CC)の場合※軽自動車には自動車税の還付制度はございません※自賠責・重量税の還付金は買取価格に含めて提示します。
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23,000
プリウスのバッテリー交換費用は?
プリウスには駆動式バッテリーと補助バッテリーの2つのバッテリーを車に備えています。
バッテリーごとに交換費用が異なるので、それぞれの費用がどのくらい必要になるのか詳しく解説します。
駆動用バッテリーの場合は18~20万円
駆動用バッテリーは、車のモーターを駆動させ走行するための「主バッテリー」であるため、バッテリー交換費用は高くなる傾向があります。
新品の駆動バッテリー交換費用の一例は次の通りです。
本体価格13万円+作業工賃5〜7万円前後=18〜20万円
交換の目安は「走行距離15万km〜20万km程度」になります。
プリウスの「駆動バッテリー」は高電圧・大容量式のニッケル水素電池やリチウムイオン電池を搭載しているのが特徴です。
車も「消耗部品」であり年数を重ねるごとに様々な不具合が発生します。それは駆動用バッテリーについても同じことです。
駆動用バッテリーの交換目安は20万km以内とされていますが、交換するタイミングで多いのは経験上「走行距離10万km」もしくは「初度登録から7年以内」での交換です。
ディーラーや修理工場でも「走行距離10万km」もしくは「初度登録から7年後の車」のプリウスに駆動用バッテリーの交換を推奨しています。
補機バッテリーの場合は3~5万円
補機バッテリーは「駆動用バッテリーの補助」として電装系を稼働させる役割があります。この補機バッテリーがなければプリウスは走行できません。
新品の補機バッテリー交換費用の一例は次の通りです。
本体価格3〜5万円+作業工賃4,000〜9,000円前後=3〜6万円前後
プリウスのモデルによって補機バッテリーが搭載されている場所は異なります。基本的にはトランクルームもしくはエンジンルームに搭載されているケースが多いです。
ひと昔前までは「プリウスのバッテリー交換費用は高い」と認識されていましたが、「バッテリー自体の性能が向上」や「低価格のバッテリーでも高性能バッテリー同等の性能を維持できる」などの理由で交換費用も最小限に抑えられるようになりました。
補機バッテリーも駆動用バッテリーと同じく消耗部品です。年数が経過するごとに不具合が起こる可能性が高くなります。
ディーラーや整備工場では急に車が動かなくなった場合に備えて「3年に1回のバッテリー交換」を推奨しています。
プリウスのバッテリー交換費用を安くする方法
プリウスのバッテリー交換費用を理解したところで、次に「プリウスのバッテリー交換費用を安くする方法」をみていきましょう。
プリウスの交換費用を安くするには3つの裏ワザがあります。
・トヨタのメーカー保証を使う
・中古品やリビルト品に交換する
・部品を仕入れて自分でDIY施工する
それぞれの方法について詳しくみていきましょう。
トヨタのメーカー保証を使う
トヨタのメーカー保証を使ってバッテリー交換するのも交換費用を安く抑える最適な方法です。
トヨタでは新車購入時から3年間または6万km走行時点のいずれかの早い方まで「メーカー保証」が利用できます。そのため、バッテリーが寿命を迎える前に保証を利用して交換することも可能です。
しかし、中にはメーカー保証の条件に当てはまらない場合には保証が利用できません。保証が使えない場合には修理費用が必要になります。
また、基本的にディーラーではリビルト品や中古部品の取り付けは推奨しておらず「新品部品の交換」になる傾向があります。
また、保証を利用する際には以下の条件にも十分に気をつけましょう。
【保証を利用する際の注意点】
・法令で定められた点検・整備(日常点検を含む点検)およびトヨタが指定する点検・整備の実施
・定期点検・整備の実施を記録したメンテナンスノートまたはその他の定期点検記録簿の保持
・メンテナンスノートおよび取扱説明書に示す定期交換部品の指定通りの交換
上記、注意内容に沿った点検・整備を実施していない場合には「バッテリー交換」ができない可能性があります。
保証でバッテリー交換が可能であれば、必ず利用しましょう。
中古品やリビルト品に交換する
中古品やリビルト品を使ってバッテリー交換する方法も費用を安く抑える裏ワザです。
リビルト品とは、廃車や使用しなくなった車から利用可能な部品を取り出し新たに再利用する部品のことを意味します。
実際に再利用する際にも交換前点検が行われ、検査基準をクリアしたものがリビルト品として利用可能になります。
また、リビルト品は車から部品を取り出した後、パーツの洗浄や分解を行い不良部分を交換もしくは修理を行います。そのため、実際に取り付けする際にはほぼ「新品の部品」と変わりありません。
リビルト品や中古品を交換部品として利用することで、新品部品を交換するよりも費用を安く抑えられます。
一方で「中古品」とは、使用済みの車から取り出した部品のことを意味します。
リビルト品に比べて費用はさらに安く済みますが、品質が保証されておらず不具合がある場合には別途追加費用が必要になる可能性があります。
「リビルト品」と「中古品」にはどちらもメリットとデメリットがあります。そのため、今後の使用目的に合わせてどちらを選ぶのか選択することがおすすめです。
部品を仕入れて自分でDIY施工する
バッテリー交換部品を自分で仕入れてDIY施工するのも費用を安く抑えるための1つの方法です。
交換部品はディーラーや修理工場だけで注文できる訳ではありません。ヤフオクやメルカリ等を利用して自分自身で部品を仕入れ取り付けできます。
ただし、自分でDIY施工する際には取り付け時の「感電」や「火災」を起こす危険性があります。最悪の場合、大きな事故に発展するケースも少なくありません。
特に「駆動用バッテリー」は高電圧が流れているため、感電するリスクが高く電気配線も複雑で整備のプロのような専門的な知識を持つ方でなければ困難な作業になります。
そのため、整備に慣れていない人にはおすすめできない方法です。費用を安く抑えられますが、危険が伴います。
感電リスクを十分に把握し、DIY施工を実施してみましょう。
使用年数と走行距離を考えてベストな選択をすべし
実際にプリウスのバッテリーを交換する際にはこれからの「使用年数」と「走行距離」を考慮して最適な選択を取ることがおすすめです。
さらにバッテリーの交換には「新品部品」「リビルド品」「中古品」のどれを使って自分の愛車を修理するのかも重要になります。
どの部品を使って修理すれば良いのか分からないという方は、下記内容を参考にしましょう。
【ベストな選択方法】
・あと10年は最低乗りたい人=新品部品の交換がおすすめ
・あと5年くらいは乗りたい人=リビルド品の交換がおすすめ
・あと2〜3年もしくは2〜3万km乗りたい人=中古部品の交換がおすすめ
実際に「乗り換え」や「車の廃車」を検討中の方に新品部品の交換はおすすめしていません。「あと10年もしくは10万kmは運転したい」という方には新品部品の交換がおすすめです。
逆に5年以内や2年もしくは3年以内に乗り換えしたい方は「リビルト品」や「中古品」の部品取付をおすすめします。
今後の自分の車をどうしたいかに合わせて部品を検討しましょう。
バッテリーの劣化が引き起こす不具合
バッテリーの劣化が引き起こす不具合は主に3つが考えられます。
・ヘッドライトの明るさが暗くなる
・ドアロック・サイドミラー・パワーウィンドウの動きが鈍くなる
・燃費の低下、バッテリー液が濁るなどの症状
ヘッドライトの明るさが暗くなる
バッテリーが劣化すると、車の走行以外にも「ヘッドライトが暗くなる」不具合が起こります。
「最近、ヘッドライトが暗くなったな」という方はバッテリーの交換時期が近づいているサインかもしれません。
ヘッドライトの明るさが暗くなれば、パワーウィンドウやナビ、ドライブレコーダーなどの他の電装部品にも不具合が起こります。
バッテリーの劣化に気づかず、車が急に走行できない状態になる前に少しでも車に違和感がある場合には修理工場に確認してもらいましょう。
ドアロック・サイドミラー・パワーウインドウの動きが鈍くなる
バッテリーの劣化症状はヘッドライトの不良だけではありません。
その他にも「ドアロック」や「サイドミラー」「パワーウィンドウ」などの動きが鈍くなるケースも考えられます。
パワーウィンドウなどの電装関係の動力源は「バッテリー」です。モーターを動かす際のバッテリー自体が劣化すると適切な電圧がパワーウィンドウに伝達されずに正常な動作ができなくなります。
窓を開閉させた際に「最近、開閉の動きが少し遅いな」と感じた場合には迷わず修理工場でバッテリーの状態を確認してみましょう。
窓ガラスやサイドミラーが開閉しなくなってから交換するのでは、判断が遅く正常な運転ができなくなるため注意が必要です。
燃費の低下、バッテリー液が濁るなどの症状もある
バッテリー液が濁るもしくは残液量が減っている場合には「バッテリーの劣化症状」が考えられます。
バッテリー液が減ってくると金属の露出部分が多くなるため、電力を上手く供給できません。その結果、露出部分が長くなるほど、バッテリー本体の性能も低下する傾向があります。
また、バッテリー液が濁るなどの症状もバッテリーが正常に機能しておらず、交換時期が近づいていることを意味します。
バッテリーの劣化は「燃費の低下」にも繋がります。「最近、燃費が少し悪いな」と感じる方は「バッテリーの劣化」を疑ってみましょう。
修理費用が高くなるなら手放す選択肢もある
プリウスのバッテリー交換費用が予想以上に高額な場合には「車を手放す」ことも一つの選択肢です。
修理費用が高くつく車は、修理代込みの査定金額になることからディーラーや中古車買取業者に査定を依頼しても高価買取が実現しない可能性が高いです。
場合によっては自分が満足いかない金額を提示されることもあるでしょう。
そんな時には「故障車を高く買取してくれる専門業者」に売却をお願いするのがおすすめです。
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まとめ
今回はプリウスのバッテリー交換費用や交換費用を安くする方法について解説してきました。
プリウスには「駆動用バッテリー」と「補機バッテリー」の2種類があり、それぞれのバッテリーごとに交換費用や機能面が異なります。
そのため、バッテリー交換をする際には2つ同時に交換する可能性もあります。
また、バッテリーも消耗部品の一つのため、劣化が進むと「エンジンがかからない」または「窓ガラスが開閉しない」などの症状が起こります。
バッテリー交換をしないまま放置すると「マシントラブル」に繋がりさらに大きな費用が必要になります。
もしバッテリーを交換する場合には費用を最小限に抑えるためにも、「リビルト品」や「中古品」を利用して交換するのも一つの方法です。
修理費用が高くつくと「車の乗り換え」もしくは「車の廃車」を検討しても良いでしょう。
廃車を検討しているなら、ぜひ一度ハイシャルにお問い合わせください。