「車の電圧が不安定になった…原因は何？」
「電圧が不安定な時はどう対処すればいいの？」
上記のようにお困りではありませんか？
電圧が安定しないと、「バッテリーが上がってしまわないか」と心配になりますよね。
電圧が不安定な場合、バッテリーやオルタネーターに不具合や故障が見られる可能性があります。
当記事では電圧が不安定になる理由や、対処法、バッテリーの寿命を伸ばすポイントなどについて解説。
記事を読むことで、電圧が不安定な状況に陥った時も冷静に対処できるようになるでしょう。 5月中に廃車すると
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車の電圧が不安定な理由はバッテリーの充電不足
車の電圧が不安定になった場合、原因として考えられるのはバッテリーの充電不足です。
では、なぜバッテリーがしっかりと充電されていない状態になってしまうのでしょうか。
理由は主に以下の2つが考えられるでしょう。
- バッテリー自体の不具合による充電不足
- オルタネーターの故障による充電不足
それぞれについて、詳しく解説していきます。
理由①バッテリー自体の不具合による充電不足
バッテリー自体に不具合があると、充電がしっかりと行えなくなり、車の電圧が安定しにくくなります。
バッテリーに不具合が現れるきっかけは、寿命、またはバッテリーが上がりかけているからです。
バッテリーには寿命があるため、寿命が近づくにつれて不具合が現れ始めることがあります。
バッテリーの寿命は使用頻度によっても異なりますが、2〜3年程度が一般的です。
トラブルに備えるためにも、バッテリーの寿命が迫っている場合は早めに交換を行っておくのがおすすめです。
また、電圧が不安定になる理由として、バッテリーが上がりかけていることが挙げられます。
バッテリー上がりとは、バッテリーに蓄積した電池が減ってしまい、エンジンがかからなくなること。
長い間車を動かさず放置していたり、ライトがついていることに気づかず放置してしまったりした場合、自然に充電が減っていきます。そうなれば、たとえ新車だったとしてもバッテリーが上がり切ってしまうケースもあるでしょう。
一度バッテリーが上がった車は、再びバッテリー上がりを起こす可能性が上昇する上、寿命も縮みやすくなります。
バッテリーが上がると、車が突然動かなくなってロードサービスなどを呼ばねばならなくなるケースも。
ライトのつけっぱなしや長期間の放置などは、できる限り避けるようにしましょう。
バッテリーの寿命が近づいておらず、バッテリー上がりにも心当たりがない場合は、メーターパネルの警告灯がついていないかを確認してみてください。
警告灯がついていた場合、バッテリーに問題が生じており、うまく充電されていない可能性があります。
バッテリーに問題がある場合も、修理や交換を実施するようにしましょう。
理由②オルタネーターの故障による充電不足
以下の症状がある場合、オルタネーターが故障している可能性があります。
- 異音（『カリカリ』『カラカラ』『ウィーン』といった甲高い音）が聞こえる
- エンジンがかかりにくい
- ライト類が暗く感じる
オルタネーターが故障し充電不足に陥ることでも、車の電圧は不安定になります。
オルタネーターとは、車を動作させるために必要な電気を作ってくれる、発電機のようなパーツのこと。
オルタネーターが故障すると、電気を供給できなくなってしまいます。するとバッテリーに蓄積されている電気だけを使ってなんとか動かし続けることになるため、電圧が不安定になってしまうのです。
バッテリーに残った電気だけで長い間走り続けるというのは不可能ですので、放置しているとやがて電気がなくなり、車が動かなくなってしまいます。
安全のため、オルタネーターの故障と思われる症状が見られたら早めに修理を実施しましょう。
バッテリーの電圧が不安定な際の対処法
ここまで、車の電圧が不安定になる理由について解説してきました。
では、実際に電圧が不安定になった場合はどう対処すれば良いのでしょうか。
対処法としては、次の3つです。
- バッテリーを充電する
- バッテリーを交換する
- オルタネーターを修理する
それについて、詳しく解説していきます。
バッテリーを充電する
1つ目は、バッテリーを充電するという方法。
バッテリーに寿命が来ていないにも関わらず不安定な場合は、バッテリーの中に電気がしっかりと溜まっていない可能性があります。
充電不足が原因の場合は、以下の方法で充電を実施しましょう。
- 車を長距離走行させる
- カーバッテリー充電器を使用する
- ガソリンスタンドなどの業者に頼む
走行による充電でバッテリーを100％にするためには、2～3時間の走行が必要になります。
また、カーバッテリー充電機は3,000円程度の物から購入可能で、充電自体には8～10時間ほどかかります。
普通充電用の充電器は、バッテリー上がりから復活させるための充電器である「ジャンプスターター」とは異なりますので注意が必要です。
ガソリンスタンドで充電を行う場合、2,000円程度かかります。
ガソリンスタンドでの充電には急速充電器が使用されることが多く、バッテリーの痛みを防ぐため充電時間は30分程度になります。
バッテリーを交換する
2つ目は、バッテリーを交換するという方法。
バッテリーの電圧が不安定で、寿命が近い可能性がある場合は、バッテリーを交換するのも手です。
バッテリー交換にかかる費用は、5,000円〜4万円程度。
車種によっても大きく異なるため、まずは修理工場やディーラーから見積もりをもらってみましょう。
バッテリー本体の代金は、4,000〜4万円程度。
業者に依頼した場合にかかる工賃は、無料〜3,000円程度です。
バッテリー交換を行う場合、古いバッテリーを廃棄するためのお金もかかります。バッテリー廃棄料は、500円〜程度です。
新品のバッテリーを売っている業者の場合、新しいバッテリーを購入すれば古いバッテリーを無料で処分してくれるケースもあります。
バッテリー交換は、ドライバーの方自身でも行える作業です。
とはいえ自分で行う場合、配線がショートしたり、感電したりする危険も。そうなれば、車がさらに故障して出費が増えたり、自身の健康を害したりする恐れもあるでしょう。
安全性や確実さを第一優先にするためにも、よほど車に詳しくない限りは修理工場やディーラーにといったプロに頼むのがおすすめです。
オルタネーターを修理する
3つ目は、オルタネーターを修理するという方法。
先ほどの通り、エンジンがスムーズにかからなかったり、ライトが暗くなっていたりする場合、オルタネーターに問題が生じているケースがあります。
バッテリーの充電や交換を行っても電圧が正常に戻らない場合は、オルタネーターの修理を検討してみましょう。
新品のオルタネーター本体の価格は、5万〜10万円程度。ほとんどの場合はプロに依頼することになるため、本体価格にプラスして工賃が発生します。
工賃は依頼する業者や車種によっても大きく異なるため、まずは見積もりをもらってみましょう。
バッテリーの寿命を延ばすための3つの対策
上記では、バッテリーの電圧が不安定な時に試したい対処法について解説しました。
電圧が不安定な場合、バッテリーの寿命が近づいている可能性があります。バッテリーを交換するのにはお金がかかるため、できれば長く使いたいものですよね。
バッテリーの寿命を伸ばしたい方は、以下3つのポイントを日頃から意識するのがおすすめ。
- こまめにメンテナンスをし異変に気付く
- 定期的にある程度の距離を走行する
- エンジンが切れた状態で電装品を使用しない
それぞれについて、詳しく解説していきます。
こまめにメンテナンスをし異変に気付く
定期的にバッテリーのメンテナンスを行うことで、バッテリーに起きた異変にいち早く気づきやすくなります。
メンテナンスの具体的な方法は、主に2つ。
1つ目は、電圧を測るというものです。
車の電圧は、測定器さえあればプロに頼まなくても測れます。
特におすすめなのは、シガーソケット（タバコに火をつけるために備わっている装備）に差し込んで電圧を表示させるタイプの測定器。
配線に触れたりボンネットを開けたりせず測れるため、初心者の方でも使用しやすいでしょう。
より本格的に電圧を測定したい場合は、バッテリーに繋ぐタイプの測定器を使用するのがおすすめ。ただしバッテリーに繋ぐ測定器は、使用する上での難易度がやや高まります。
2つ目は、バッテリーの点検を行うというもの。
以下のポイントに注目しつつ、バッテリーに問題がないかを点検しましょう。
- バッテリー液の量が不足していないか
- バッテリー液の比重に問題はないか
バッテリーの点検を特に実施すべきなのは、外の温度が変化する直前です。
バッテリーは、外の温度によって性能が大きく変化します。そのため強い暑さや寒さを引き起こす夏場・冬場は、バッテリーが特に不具合を起こしやすい時期だと言えるのです。
夏・冬が近づいてくる頃や、暑い土地・寒い土地へ移動する際は、特にバッテリーの点検を行っておくことをおすすめします。
自分で測ったり点検したりするのが難しいという場合は、ガソリンスタンドに依頼することも可能。
ガソリンスタンドに頼めば、ほとんどの場合は無料で行ってもらえます。
ただしガソリンスタンドに点検を依頼すると、バッテリー販売などの営業が行われるケースも。営業されるのが苦手な方は覚えておきましょう。
定期的にある程度の距離を走行する
バッテリーの電圧を不安定にさせないためには、定期的にある程度車を走行させることも重要です。
乗用車は、走行することによってバッテリーが充電されてる仕組みになっています。逆に長い間走らせず放置されていれば、徐々に放電していってしまうでしょう。
長い間バッテリーが少ない状態で放置されていたり、極端なバッテリーの増減が繰り返されたりすると、どんどんバッテリーは弱っていきます。そうなればバッテリーの寿命も縮んでいってしまうため、できる限り車は長い間放置しないのがベストです。
目安として、1週間に一回程度は車を走らせるようにしてください。
バッテリーの充電目的で走行する場合は、10キロ程度走るようにしましょう。停車しない方がよりスムーズに充電できるため、渋滞しやすい道はできる限り避けるのがおすすめです。
エンジンが切れた状態で電装品を使用しない
エンジンが止まった状態で電装品を使うと、バッテリーの電力不足を引き起こす可能性があります。
停止中は、以下のような行動をできるだけ避けるようにしましょう。
- エアコンをつける
- スマートフォンを充電する
- カーナビを使う
- 照明をつける
加えて、エンジンがかかっている時にも電装品は過剰に使いすぎないことをおすすめします。
一度に複数個の電装品を使用すると、バッテリーに生じる負荷が大きくなり、傷めやすくなってしまうためです。
余計な電力消費は抑え、必要な分だけ使うようにしましょう。
まとめ
最後に内容をおさらいします。
車の電圧が不安定な場合、バッテリーの充電が不足している可能性が。充電は、バッテリーに不具合があったり、オルタネーターが故障していたりすることで不足します。
バッテリーの電圧が不安定な時は、バッテリーを充電・交換したり、オルタネーターを修理したりすることで対処しましょう。
バッテリーを定期的にメンテナンスする・こまめに一定の距離を走らせる・エンジンが切れたまま電装品を使わないようにする、といったことを意識すれば、バッテリーの寿命が伸びやすくなります。
電圧が不安定になって困っている方は、ぜひ参考にしてください。 0120-610-262 0120-610-262
