「アクセルを踏むと変な音がする」
「走行に問題はないのかな?」
「修理にはどのくらい費用がかかるんだろう……」
発進時にアクセルを踏むと、車から嫌な音が聞こえることはありませんか?
場所によって原因はさまざまですが、そのままにしておくと取り返しのつかないことになる可能性もあります。
そこで今回は
- アクセルを踏んだときに聞こえる異音の原因
- 故障箇所と修理費用の目安
- できるだけ安く修理する方法
を解説します。
この記事を読むと、アクセルを踏んだときの異音の原因がわかり、どれくらい修理費用がかかるのか予測がたてられます。
また修理費用が安くすむ方法もお伝えするので、少しでもお得に部品を交換できます。
車から聞こえる異音は、部品から「交換してほしい」というメッセージです。
放置したままにせず、適切な対応をとるようにしましょう。 6月中に廃車すると
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※普通自動車(1600CC)の場合※軽自動車には自動車税の還付制度はございません※自賠責・重量税の還付金は買取価格に含めて提示します。
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【音の種類別】アクセルを踏んだ時の異音の原因
アクセルを踏んだときの異音にはさまざまな原因がありますが、アクセルはエンジンと連動しているため、エンジン回りに不具合があることが多いです。
まずはどこから聞こえる音なのか、アクセルを踏んだとき以外に聞こえることはないのかなど、注意深く音を聞いてみましょう。
- ゴロゴロ音はエンジンオイル不足
- キュルキュル音はベルトの劣化
- ガラガラ音はウォーターポンプの故障
- ヒューン音はオルタネーターの故障
順番に解説します。
ゴロゴロ音はエンジンオイル不足
アクセルを踏むとゴロゴロと重たい感じの音がするときは、エンジンオイルの不足が考えられます。
エンジンオイルはよく人間の血液に例えられます。
ドロドロの血液では、上手く体の中を循環できませんよね。
エンジンオイルも同じで、長距離を走らなくても年数が経過すれば劣化してドロドロになり、量が減ってしまいます。
オイル交換を怠ると、エンジンの潤滑が上手くいかず、最悪の場合エンジンが焼きつき動かなくなります。
エンジンが焼きつくとかなり高額の修理費用が必要になるので、定期的にオイル交換をしてください。
エンジンオイルの交換費用
エンジンオイルの交換費用は3,000円〜10,000円前後です。
車種によってオイルの種類や必要な量がちがうので、自分の車にあったエンジンオイルを選ぶようにしましょう。
エンジンオイルの交換目安は半年に1回、または5,000㎞に1回のどちらか早い方です。
また、2回に1回は「オイルエレメント」というエンジンオイルをろ過する部品も同時に交換するようにしてください。
キュルキュル音はベルトの劣化
キュルキュルと音がなるときは、ベルトの劣化を疑ってみてください。
車種によってベルトの本数は変わりますが、交換が必要になるのは以下の3つです。
- タイミングベルト
- ファンベルト
- オルタネーターベルト
実際に多いのはファンベルトが劣化し、アクセルを踏んだとき以外にも、エアコンをつけると異音がします。
音がひどくなる前に、早めの交換がおすすめです。
ベルトの交換費用
ベルトの交換費用は、どのベルトを交換するのかによって大きく異なります。
エアコンを駆動するファンベルトは5,000円〜10,000円前後、オルタネーターとよばれる充電器を駆動するオルタネーターベルトは3,000円〜6,000円前後が交換費用の目安です。
最近では、ファンベルトとオルタネーターベルトが1本になっている車種も多く、その場合だと10,000円前後で交換できます。
しかし、タイミングベルトの交換となると費用は跳ね上がり、軽自動車だと50,000円前後、普通車ともなれば100,000円以上かかることも珍しくありません。
タイミングベルトはエンジンの外側ではなく内側に位置しており、交換するにはエンジンの一部を分解する必要があるため、費用は高額になります。
交換の目安は10年、もしくは走行距離が100,000㎞を超えたときのどちらか早い方です。
ガラガラ音はウォーターポンプの故障
アクセルを踏み、エンジンに負荷がかかるとガラガラと音がするときは、ウォーターポンプの故障が考えられます。
ウォーターポンプはエンジンを冷やすための冷却水を循環させる重要な役割があります。
もしウォーターポンプが故障すれば、冷却水が上手く回らずエンジンがオーバーヒートしてしまう恐れもあるので、ガラガラ音が聞こえたら早めに修理を依頼しましょう。
ウォーターポンプの交換費用
ウォーターポンプの交換費用は車種によって変わりますが、20,000円〜100,000円ほど費用がかかります。
部品自体は10,000円
ほどですが、ウォーターポンプはエンジン内部に組み込まれている部品のため、工賃がかなり高額になります。
ただ、交換する時期は異音がしてからではなく、タイミングベルトを交換すると同時にウォーターポンプも交換することが多いので、ウォーターポンプだけを交換することは少ないです。
せっかく高い工賃を払って修理をするのなら、タイミングベルトを交換するときにウォーターポンプも交換しておくことをおすすめします。
ヒューン音はオルタネーターの故障
アクセルと連動してヒューンと音がするのなら、オルタネーターが故障している可能性があります。
オルタネーターとは車の充電器のことで、エンジンが始動している間は常に発電し続けています。
走行距離がのびればのびるほど負担も大きくなってくるので、ベルトだけでなくオルタネーター本体に寿命がきてしまうことも。
走行中に充電ができなければ、エンジンが始動できなかったり、エアコンなどの負荷をかけるとエンジンが止まってしまったりする場合があります。
頻繁に故障する部品ではありませんが、車の走行には欠かせない大事な部分なので、異音がしたらすぐに修理しましょう。
オルタネーターの交換費用
オルタネーターの交換費用は、50,000円〜100,000円前後必要です。
新品の部品と交換するとかなり高額な費用がかかります。
しかし、オルタネーターの修理ではリビルト品とよばれる部品がよく使われており、価格も新品よりお得に交換できます。
リビルト品とは、中古の部品をオーバーホールし再利用できるまで精度を高めた部品です。
オルタネーターのリビルト品だと、交換費用は20,000円〜40,000円ほど。半額程度で交換できます。
オルタネーターが故障するということは、年式も古く走行距離もかなり走っている可能性が高いです。
あと何年乗るのかを考えると、新品の部品を交換するよりもリビルト品を使う方が効率的ですね。 0120-932-037
できるだけ安く修理・交換する方法
アクセルを踏むと聞こえる異音は、放っておくと高額な修理費用がかかる可能性が高いです。
早めに修理を依頼して、異音の原因を特定することをおすすめします。
しかし、場所によってはどうしても修理費用が高くなってしまうことも。
安全に走行するためには仕方ありませんが、できるだけ安く修理をすませたいものです。
そこで、修理を依頼する場所や、依頼するときのお得な方法を解説します。
- 整備工場に依頼する
- 相見積もりを取る
- 車両保険を使う
あなたにとって一番お得な方法を選択してくださいね。
整備工場に依頼する
修理を依頼するのなら、整備工場をおすすめします。
なぜなら、交換する部品や修理の内容が同じでも、ディーラーは修理費用が高くなる場合が多いからです。
ディーラーは基本的に純正部品を使用するため部品代が高くなり、整備士の工賃も割高です。
反対に整備工場では純正部品だけでなく、幅広く対応できる部品を扱っていたり、修理が可能な部品は交換よりも修理で対応してくれたりするので、費用が安くすみます。
工賃もディーラーに比べると比較的安く、車種を限定することなく修理を依頼できるのもメリットです。
ただし、中には技術力が低く、あまり対応がよくない整備工場もあります。いくら安いからといって、金額だけで決めるのはおすすめしません。
あなたの話を親身になって聞いてくれるか、具体的でわかりやすく説明してくれるかなど、きちんと対応してくれる整備工場に依頼してください。
お得に修理をするには、信頼できる整備工場で相談するのがいいでしょう。
相見積もりを取る
高額な修理費用が必要な場合、相見積もりを取るのも1つの方法です。
車の購入や売却をするときに相見積もりを取る人は多いですが、修理で相見積もりを取る人はあまりいない印象です。
もし、あなたの車が保証期間内や、メーカーの特別保証に該当していれば、ディーラーが無償で交換してくれる場合もあります。
修理費用が安くなる可能性もあるので、もし時間に余裕があるのなら、いくつか相見積もりを取って交渉してみましょう。
車両保険を使う
もし故障の原因が事故やいたずらなどの場合、車両保険を使うという方法もあります。
ただし、車両保険を使うには注意が必要です。
あなたが加入している車両保険の補償できる範囲の確認はもちろんですが、車両保険を使うことにより等級が下がり、保険料がアップする可能性もあります。
高額な修理費用を安くするために車両保険を使うはずが、保険料の方が高くなってしまっては本末転倒です。
保険料が上がる合計金額よりも、修理費用が高いのなら車両保険を使う方がお得です。
車両保険を使うと等級が下がるので、保険料が上がることを考慮したうえで利用しましょう。
まとめ
アクセルを踏んだときに聞こえる異音は、エンジン回りの不具合がほとんどです。
エンジン回りの不具合はかなり緊急性が高く、放置しておくと取り返しのつかないことになります。
異音が聞こえたら、早めに修理を依頼しましょう。
もし、あまりにも高額な修理費用が必要な場合は、車を手放すのも1つの方法です。
ハイシャルでは、年式が古くても、かなり走行距離が走っていても、0円以上で買い取ります。
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