車検の直前に事故を起こしてしまった、あるいはもらい事故にあって車を破損してしまうと「事故で故障したままでも車検は通せる?修理してからでないと車検に落ちる?」と心配になる方も多いでしょう。
さらに修理費用がどれだけかかるのか、事故車を売却した方が修理して乗り続けるよりお得ではないかと考える方もいるでしょう。
今回はそんな心配や疑問を解消するため下記について解説していきます。
- 事故した車は車検に通るのか?
- 事故車を修理するか売却するかの判断基準
- 安く修理するにはどんな方法があるか
事故を起こしたりもらい事故に遭うと、想定外の出費がかかることもあります。
自分の車を自費で修理する際にはなるべく安く、売却するならできるだけ高値で買い取ってくれる業者を利用し、自身の負担をなるべく軽く抑えましょう。 6月中に廃車すると
最
※普通自動車(1600CC)の場合※軽自動車には自動車税の還付制度はございません※自賠責・重量税の還付金は買取価格に含めて提示します。
大
23,000
事故した車でも保安基準を満たしていれば車検は通る
事故を起こしてしまうと無条件に車検に通らない、ということはありません。
普通の車と同様、車検時にチェックされる保安基準を満たしていれば車検は通ります。
※保安基準とは…道路運送車両法に定められている基準。
車が安全に道路を走れるか、環境保全に適しているかといった内容の基準が細かく決められています。
車検はこの保安基準に沿って進められ、1つでも基準をクリアしていないと車検に通りません。
例えばドアに傷や凹みができてしまっても、問題なく開閉できれば車検に通る可能性があります。
しかしぶつけた部分が尖っている、車体に穴が開いているなど人が触れた時に怪我をする恐れのある状態では、車検に通る可能性が低くなってしまいます。
ライトやウィンカーなど、安全に走るための部品(保安部品)が割れていたりする場合も同様です。
車検前に事故した車は修理か?売却すべきか?
車検の前に事故を起こしてしまうと、その車を修理して乗り続けるか、売却して新たな車を購入するなどの判断をしなければなりません。
とはいえ修理か売却かどちらの方法をとるかの判断は、修理代金や買取価格、自動車保険の保証内容などを考慮して決定する必要があります。
そこで修理と売却、それぞれが最適となるケースをご紹介します。
修理がおすすめなケース
事故による損傷がそこまでひどくない場合は、修理をして乗り続ける方が金銭的にお得になる可能性が高いです。
ここでいうそこまでひどくない損傷とは以下のようなものです。
- ウィンカーやヘッドライトなどのライト系統が割れた
- バンパーやカウルなどの外装が凹んだ、割れた
パーツ交換や軽い板金で済むような損傷であれば、修理費用もそこまで高額になることはないので、新たに車を購入するよりも修理する方が安く済む可能性が高いです。
売却がおすすめなケース
走行距離や年式、車の状態によっては売却する方がよいケースもあります。
走行距離が1万km未満で3~5年落ちであれば、買取査定でそこそこの値段がつく場合があります。
とはいえ事故を起こしてない同じ車種の査定額と比べると、20~50%ほど減額されてしまいます。
またフレームが損傷したり、エアバックが飛び出すような事故を起こした車の修理費用は100万円を超えてしまうこともあります。
「そんな高額な修理代、払いたくない!」という方は、事故車の売却代金を資金にして、新しい車に乗り換えるのも一つの手でしょう。
事故の内容による修理費用の支払方法
事故で損傷した車を修理して乗り続けようとする場合、気になるのは修理費用です。
事故の内容が自損事故か、もらい事故かによって修理費用を支払う人、支払うまでの対応も変わります。
それぞれの場合での対応方法について簡単に解説していきます。
自損事故の場合、車両保険を使う
自損事故による損傷を修理する場合は、自身で加入している車両保険を使うのが一般的です。
車両保険を使うことで、車の修理費用を保険金で支払うことができます。
単独事故はもちろん、盗難や火災など幅広い損害に対して使える車両保険ですが、利用する際にデメリットもあります。
まず車両保険の賠償金は、車の時価額までしか支払われません。
例えば事故車の時価額が100万円、修理費用が130万円かかるとき、修理費用の全額ではなく時価額の100万円だけが支払われます。
次に自損事故で車両保険を使うと、翌年からの保険料が高くなります。
自損事故や当て逃げに遭って、自分の車を修理するために車両保険を使うと、保険の等級が3等級ダウンします。
事故前の等級によって3等級ダウン後の保険料の上がり幅は変わります。
例として事故前が6等級、事故後に車両保険を利用して3等級になった場合、翌年の保険料は前年より約30%高くなります。
もらい事故の場合、相手側に修理費用を請求する
もらい事故による損傷を修理するための費用は、過失割合に応じた金額を相手側に請求することができます。
一般的には相手側が加入している保険から賠償金が支払われることになります。
この場合は自分の保険は使わないので、等級が下がるといった心配はありません。
しかしもらい事故の場合も賠償金の上限は車の時価額までとなります。
もし修理費用が車の時価額以上になり、足りない分を手持ちの資金で支払えないときは車両保険を使う方法が考えられます。
もし車両保険を使うと、等級が下がって翌年以降の保険金が高くなるので注意しましょう。
修理費用を安くする方法
自損事故でももらい事故でも、修理費用を安く抑えることは大きなメリットになります。
保険から支払われる賠償金は車の時価額までしか支払われないので、修理費用を抑えれば手持ちの資金から追加で支払う可能性を減らせます。
あまりに高額な修理費用がかかってしまうと、新しい車を買ったほうが安上がりだったなんてことになりかねません。
そこで修理費用を安く抑える方法をご紹介します。
ディーラーではなく整備工場に依頼する
事故の修理を依頼する際は、トヨタなどのディーラーではなく、一般の整備工場に依頼すると安い修理費用で済むことが多いです。
なぜかというとレバーレートという作業員の時間単価が一般の整備工場の方がディーラーよりも安く設定されている場合が多いからです。
レバーレートとは作業員1時間あたりの基本工賃のことで、ディーラーや整備工場が自由に決めることができるものです。
地域や取扱車種などによって金額が変わり、地方より都内が高く、一般の整備工場よりディーラーが高く、国産車より外国車が高く設定される傾向にあります。
リビルト部品を使用して修理する
修理する際に使用する部品を、新品ではなくリビルト部品を使用することで修理費用を安く抑えることができます。
リビルト部品とは、中古品のひとつです。
ただし再度使用できるように整備・検査された中古品です。
主に廃車した車などから取外した部品を「分解・修繕・洗浄・再構築・検査」の行程を経て新品同様の機能を持つ部品へと生まれ変わったものです。
新品と比べても機能面では大きな差はなく、なのに値段は安価なものが多いので「安く修理したいけどまたすぐ壊れるのも困る」といった方にはおすすめできるものです。
車を修理した時に起こるリスク
事故で損傷した車を修理して乗り続けるという方は、修理した車特有のリスクをしっかりと理解しておくことが必要です。
- 修理しても元通りには戻らない
- 査定額が下がる
事故を起こすと車の骨格となるフレームに少なからずダメージを負います。
いかに外観を完璧に修理しても、フレームへのダメージが全てなくなることはありません。
年月が経つとダメージを負った部分からフレームが歪んできて、走行中にハンドルがガタガタ揺れたり、ドアがしっかり閉まらず雨漏りしてしまう可能性があります。
また、事故車はいかに修理したとしても売却する際の査定額は下がってしまいます。
修理した損傷部分によっては「修復歴」がつきます。
自動車業界では単に事故しただけの車は事故車とはならず、修復歴がある車が事故車と扱われます。
修復歴がつくと、車を売却する際の査定額が同じ車種・年式のものと比べて、軽自動車で20万円程、普通車では30万円〜50万円程の減額となってしまいます。
修復歴のつく損傷部分は次の通りです。
- フレーム
- クロスメンバー
- インサイドパネル
- ピラー
- ダッシュパネル
- ルーフパネル
- フロア
- トランクフロア
上記が破損した事故車を修理するリスクを理解しておきましょう。
事故した車の売却先の決め方
事故した車を売却する場合、少しでも高く買い取ってくれる業者を選びたいですよね。
しかし事故の損傷の程度や年式などによっては、中古車買取業者では安く買い叩かれる、または買取を断られる可能性もあります。
そこで損傷の程度や年式によって、査定してもらう買取業者を変えることをおすすめします。
損傷が浅く・高年式の車は中古車買取業者
フレームなどの重要な部品の損傷がなく、3~5年落ち程度の高年式の車であれば、中古車買取業者で査定・売却することをおすすめします。
状態のよい同じ車種と比べると低い査定額にはなりますが、軽い修理で直せる、修復歴がつかないなどの条件が揃っていれば20%ほどの減額で済む可能性もあります。
損傷が激しい・低年式の車は廃車買取業者
フレームまで損傷している、自走不能な状態など損傷が激しく、10年以上型落ちしていたり走行距離10万km以上の車であれば廃車買取業者を利用するのがおすすめです。
買い取った車を修理や整備をして、国内で中古車として販売する中古車買取業者では、高額な修理費用のかかる事故車や低年式などの車は高い査定額がつきにくく、値段がつかなかったり、場合によっては買取を拒否されることもあります。
一方で廃車買取業者は買い取った車の部品だけを取り外して売却したり、海外へ輸出する販売ルートを持っていることが多く、中古車買取業者では買取できない車であっても廃車買取業者なら買い取ってもらえます。
ハイシャルなら事故車でも高価で売れる
「少しでも高い金額で事故車を売りたい」
「忙しいので仕事が休みの日に手間なくスムーズに売却したい」
事故車を売却するとなるとなるべく高い金額で売却したいのはもちろん、なるべく早く都合がつく日にスムーズに手続きを進めたい方は多いかと思います。
このような方には【ハイシャル】という廃車買取業者の利用をおすすめします。
ハイシャルを利用するメリットは次の通りです。
- 0円以上の買取保証
- レッカーや書類代行など手数料が一切無料
- 不動車や事故車などどんな車でも買取OK
- 365日年中無休で専門スタッフによる安心の対応
ハイシャルではどれだけ大破した事故車であろうとも、0円以上での買取を保証しています。
ディーラーなどで依頼すると費用が発生してしまうような状態の車でも、0円以上で買い取ってくれます。
エアバックが飛び出した車や水没車、長年放置された不動車などの買取実績もあります。
また自走できないほどの事故車を売却するためには、業者にレッカーを依頼して引き取ってもらう必要があります。
レッカー移動には費用がかかり、距離にもよりますが1~2万円が相場となっています。
ところがハイシャルに依頼すると、レッカー代・引取費用は全てハイシャルが負担してくれます。
また通常は車の持ち主が負担する廃車手続きの代行費用なども全て無料です。
年中無休なので、事故車を引き取ってもらう日程を柔軟に決めることができ、どんなに大破した状態の事故車でも必ず0円以上で買い取ってくれる【ハイシャル】
事故車の売却を検討する際にはぜひ一度、気軽に問い合わせしてみてください。 0120-932-037