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MT車のクラッチを踏むとキコキコ音がするけど、大丈夫?
修理するにはいくらかかるの?と疑問に思っていませんか。
実は、クラッチの異音は放っておくと危険で事故につながるので、早急な対処が必要になります。
そこで今回は、
- クラッチの異音がする原因
- クラッチの修理にかかる費用
についてお伝えします。
この記事を読めば、クラッチの異音に関する疑問が解決しているはずです。
10月中に廃車すると
最
大
23,000
異音の原因はレリーズ周辺の不具合がほとんど
クラッチの異音で疑われるのが、レリーズ周辺の部品です。
レリーズとは、クラッチを切る役割を担っている部品です。
クラッチペダルが踏み込まれると動きます。
レリーズ周辺にはいくつかの細かい部品が使われていますが、異音の原因はレリーズベアリングであることが多いです。
レリーズベアリングは、ギアとエンジンの歯車を繋げたり離したりする時の摩擦を軽減する働きをしており、経年劣化が避けられません。
異音がする時は、レリーズの不具合をチェックしてもらうために、近くのディーラーや整備工場に見てもらうことをおすすめします。
クラッチの異音の原因は、レリーズ以外にオイル漏れである場合もあります。
素人が原因を特定するのは難しいので、整備士に見てもらいましょう。
クラッチの修理費用は5~20万円と高額
ディーラーや整備工場にクラッチの部品交換や修理を頼んだ場合、費用がどのくらいかかるのでしょうか?
修理費用の相場を見ていきましょう。
修理費用は5~20万円かかる
クラッチの修理費用は、部品だけでも2~15万円ほどかかります。
純正部品と社外強化クラッチで金額も変わってきますが、社外強化クラッチは純正部品に比べて耐久性、寿命ともに長いため高くなっています。
※社外強化クラッチは純正品以外のクラッチのこと
ここから工賃がプラスされますが、作業工程が非常に複雑なので総額は5万円以上かかると思ってください。
外国車になると、20万円近く
と高額になることもあります。
自分で修理するのはおすすめしない
5~20万円もかかるなら、自分で修理できるのでは?と思った方がいるかもしれませんが、あまりおすすめはできません。
なぜなら、クラッチの修理自体はそこまで難しくはないですが、クラッチを取り出すための専用機材がないと作業ができないからです。
具体的には、以下の手順が必要になります。
-
- 1.車をジャッキアップ
-
- ↓
-
- 2.トランスミッションを取り出す
-
- ↓
- 3.トランスミッションを分解し、クラッチを取り出す
クラッチ部分を取り出すにはトランスミッションを分解しなければなりません。
そのためには、車をジャッキアップする設備、トランスミッションを受け止める機材が必要になり、自宅で作業するのは非常に困難です。
クラッチの修理は設備が豊富な整備工場にお願いするようにしてくださいね。
修理費用が多額なら車を売却・処分する選択肢も
上記でお伝えしたように、クラッチに異音が発生している車の修理には高額な費用がかかります。
見積もりが予想以上に高額になる場合は、手放すことも検討するでしょう。
選択肢としては次の4つの方法があります。
- ディーラーで下取りに出す
- 中古車買取業者で売却する
- オークションに出す
- 廃車買取業者に買取を依頼する
それぞれの特徴を解説していきます。
ディーラーで下取りに出す
クラッチの故障を機に新車を乗り換えようと思っている方には、ディーラーで下取りしてもらうと良いでしょう。
自分で売却・処分となると、書類の準備や提出など全て自分で手続きしなければなりませんが、面倒な手続きもディーラーで全て丸投げすることができます。
また、新車を買う時に値引きが適用される上、古い車でも下取りに出すことで価格が付くことも珍しくありません。
ですが、一般の車買取業者に比べると査定額が低いというデメリットはあります。
新車を買うと同時に手続きの手間を省きたい方には向いている処分方法といえます。
中古車買取業者で売却する
下取りとは違い、必ず車を購入する必要があるなどの縛りがないのが中古車買取業者への売却です。
買い取りの場合は査定項目が多いことから、ディーラーより高額査定になりやすいです。
また、一度現金化することができるので、生活費や新しい車の頭金に充てられ、自分の用途に合った使い方ができます。
加えて中古車買取業者は無料で出張査定サービスを実施している場合も多く、買取店に車を持ち込む手間を省けます。
ディーラーで車を買う予定がない方や手間をかけず車を手放したい方には、向いている選択肢です。
オークションに出す
オークションは、インターネット上に車を出品し、最高額をつけた方が落札するシステムです。
最大のメリットは、中古車買取業者での見積もり金額より高い値段がつく可能性があることです。
大きくわけて2つのオークションがあります。
種類 | 説明 |
オートオークション | 中古車販売を行っている業者向けのオークション |
ヤフオク! | 個人間での売買ができるオークション |
オートオークション
オートオークションとは、中古車販売業者の専用のオークションです。
参加するには資格が必要なので、個人での出品はできず、個人が参加するにはオートオークション代行業者を利用するのが一般的です。
オークション代行業者に費用を支払うと、オークションにまつわる全ての手続きを代行してくれるので、手間がかかることもありません。
デメリットとしては、必ずしも高値で売れるとは限らず、落札されなくても代行手数料の支払いは発生するので注意が必要です。
例)3万~5万円
もし落札された場合、代行手数料の他にかかるお金がありますが、かなりの高額になります。
出品料 1万~3万円
成約料 1万~3万円
陸送費 1万~3万円
諸々の手数料を差し引いたとしても、オークションでは中古車買取業者より高値で売れる傾向があります。
ですので、オートオークションは、なるべく高い買取額つけてもらいたい方にとっておすすめです。
ヤフオク!
ヤフオク!は個人での出品を行えるので、全国からたくさんの出品者・入札者が集まっています。
出品するにはYahoo!IDを取得し、システム利用料(3,024円)を支払います。
その後、必要な画像、書類を準備し終えたらヤフオク!のガイドラインに沿って出品していきます。
ただしヤフオク!も手数料が高く、落札されると10%、ヤフープレミアム会員なら8.64%の落札手数料がかかってしまい、車という高額な物の数パーセントなのでかなりの痛い出費になってしまいます。
一般会員
例)30万円の車で落札
落札手数料 3万円ヤフープレミアム会員
例)30万円の車を落札
落札手数料 2万5920円
また、個人間の取引なので、金銭トラブルやクレームが発生することも考えておく必要があります。
しかし、ヤフオク!の場合も、諸々の手数料を差し引いたとしても、中古車買取業者よりも高値で売れる傾向があります。
ですので、出品作業や書類手続きをすることに抵抗のない方で、できるだけ高く売りたい方にはヤフオク!がおすすめと言えます。
廃車買取業者に買取を依頼する
クラッチに異音がある車は中古車買取業者やオークションで売却することは難しいことが多いです。
そんな時は、故障車や動かない車などの買取を専門にしている廃車買取業者に頼むと良いでしょう。
廃車買取業者は、車に使われているパーツや鉄を再利用することで利益を生み出しているので、再度乗ることを目的とした中古車販売業者とは金額を付けるところが違ってきます。
面倒な廃車手続きも全て無料で行ってくれるため、負担も一切なくスムーズに車を手放すことができます。
また、自宅や整備工場など指定した場所まで、車を引き上げしにきてくれます。
ですので、オークションへの出品が面倒な方、中古車買取業者で車自体に価格が付かないと断られてしまった方におすすめです。 0120-610-262
車を廃車すると還付金を受け取れる
ここまで4つの車の手放す方法を見てきました。
なかには、廃車にするなんてメリットがないのでは?と思った方がいるかもしれません。
実は、車を廃車すると次の3つの還付金を受け取れます。
種類 | 説明 |
自動車税 | 4月時点で自動車を持っている人に課税される税金。 廃車すると、還付される ※軽自動車を廃車しても還付はされないので注意 |
自動車重量税 | 車検時に自動車の重量に応じて支払う税金。 廃車(永久抹消登録)した場合に還付される |
自賠責保険 | 車検時に加入を義務付けられた保険。 廃車をし、保険を解約することで還付される |
例えば、1600ccで重量が1.5tの車(車検残り6カ月)を12月に廃車した場合、合計22,070円の還付金を受け取ることができます。■内訳
自動車税・・・9,800円
自動車重量税・・・8,200円
自賠責保険・・・4,070円
自分がいくらの還付金を受け取れるかは、廃車の還付金をシミュレーション!お金を1週間でもらう裏ワザ の早見表で確認できます。
廃車買取業者に依頼する場合は、これらの還付金に加えて車両の買取金額も含めて買取額を提示してもらえます。
もし、廃車を検討しているのであれば、当サイト【ハイシャル】に一度ご相談ください。
実車査定はなく、お電話だけで車の買取額が最短20秒 0120-610-262
でわかります。
無理な勧誘もしませんので、値段を確かめるだけでも大歓迎です。
まとめ
最後におさらいをしていきましょう。
車のクラッチの異音がする場合の対処法として、以下の3つがポイントになります。
- 自分で直すことは難しい
- 設備の整った修理業者に依頼する
- 修理費用が高額な場合は売却・処分を考える
車は長く乗っていると直す箇所が出てくるのは仕方のないことです。
特にクラッチのように、自分で直せない複雑な作業行程の箇所は高額になりがちです。
あまりにも修理費用がかかる場合は売却・処分することをおすすめします。
売却・処分方法についてもいくつか紹介しましたが、
- ディーラーへ下取り
- 中古車買取業者に依頼
- 廃車買取業者に依頼
以上の3点は全て業者で一連の手続きを行ってくれますので、手間がかからずスムーズに進めることができるでしょう。
オークションの場合は代行手数料や売却後の陸送費用などの金額が高額になる場合もあります。
そのため、自分の車の状態に応じて、自分にマッチする処分方法はどれなのかをよく検討してみてくださいね。
クラッチ修理のように高額になってしまう場合は手放すことも検討して、安全な車で楽しいカーライフを送りましょう。