【3つの理由】廃車買取業者のからくり！どんな車でも売れるワケ

2024 11/06

2024年11月6日

「乗り潰した車の処分ってどこに頼めばいいのかな」

「中古車買取業者に査定してもらったら廃車にするしかないと言われた」

年式の古い車や状態が悪い車は、「誰も乗る人などいない」と思い「廃車にして処分してしまおう」と考えるかもしれません。

確かに中古車買取店に査定に出す場合は、車の見た目は重要な査定項目の一つで、少しのキズでも減額対象になります。

そのため、「傷だらけの車は売れない」と考えてしまうのも当然かもしれません。

ですが、どんな状態の車でも廃車買取業者では買取価格がつくこともあります。

そこで気になるのは、「なぜ、中古車として再販できないくらい乗り潰した車でも売れるのか？」という疑問でしょう。

今回のコラムでは、廃車買取業者のからくりについて解説をしていきます。

車を廃車にするか迷われている方は是非参考にしてください。

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どんな状態の車でも買取はできる？

廃車買取業者では、年式が古い車、事故車、水害車、雹害車問わずどんな車であっても0円以上で買い取ることができます。

中古車査定においてはキズがあるだけで減点をされてしまうので、車の見た目が悪ければ「買取なんてできない」と思われるかもしれません。

しかし、廃車買取業者であれば車のあちこちにへこみやキズがある車でも買取をすることができます。

そもそも車の買取業者には、それぞれ得意とする車の形態が存在します。

ディーラー　　　：新車購入と引き換えに現車を下取る
中古車買取業者　：中古車として再販できる車を買い取る
廃車買取業者　　：廃車同然の状態が悪い車を買い取る
外車専門買取業者：輸入車を専門的に買い取る

それぞれの車に対応した買取業者があるので、廃車同然の車であっても買取ができないというわけではありません。

しかし、廃車買取を専門としない業者に査定を依頼すると買取ではなく、処分という形になってしまい、廃車費用がかかることもあります。

特に、中古車販売店やディーラーでは「中古車として再販する価値があるか」という視点で判断するため、ほぼ処分の対象とされてしまいます。

外車専門買取業者も同じく状態が悪ければ処分の対象になってしまいます。

ではなぜ、廃車買取業者では価値がなく処分するしかないと他の業者で判断されてしまう車の買い取りができるのでしょうか？

この疑問について、次の章”廃車買取ってどんなからくりがあるの？”で簡単に解説いたします。

廃車買取ってどんなからくりがあるの？買取できる3つの理由

廃車同然の車が売れるからくりは次の3つです。

パーツや金属の売却代が受け取れるから
還付金をもらえるから
海外で需要がある車は輸出できるから

1つずつ詳細を説明します。

からくり①パーツや金属の売却代が受け取れるから

廃車買取のからくり1つ目の「車両売却代」は、車を解体したときにでる「パーツ」や「鉄資源」を再販して得る利益のことです。

廃車買取業者では、提携している解体業者に解体を委託し、車をパーツや鉄資源とそれ以外に分別しています。

車は鉄やアルミなどの金属を材料として使用しているため、建材などのリサイクル資源としての価値があります。

また、車に使用されているパーツは同じ車種であったとしても、型式や年式により異なるので、ドアやヘッドライト、エンジンなどパーツごとに値段が付きます。

これらは解体業者で取り外されたのち、車の修理工場などに向けて販売されます。

ちなみに中古車買取業者でも、この販路を持っている企業であれば中古車として価値がない車であっても買取ってくれます。

からくり②還付金をもらえるから

廃車買取のからくり2つ目は、「重量税などの還付金を受け取れる」ことです。

車を廃車にすると、自動車税、自動車重量税、自賠責保険の過払い金が還付（返戻）されます。

自賠責保険と自動車重量税は、車検費用に含まれているため、2年ごとで契約することがほとんどです。

そのため、廃車手続きを行うときにこれらの費用の契約日数が残っていれば、返金してもらうことができます。

弊社「ハイシャル」では、お客様に提示する買取金額に車両の買取価格だけでなく、自動車重量税の還付金と自賠責保険の返戻金を含めています。

ハイシャルにおける買取金額

買取金額=車両の買取価格+自動車重量税と自賠責保険の還付金（車検残りがある場合に限る）

毎年4月に自動車の所有者に対して請求される「自動車税」は、上２つの還付金と異なり普通自動車にのみ還付されます。

また還付方法も異なり、自動車税の方は廃車手続き完了後、約2か月で自治体から直接還付金通知が送られてきます。

その還付通知を持って税事務所で手続きを行うと買取金額とは別に還付金を受け取ることができます。

2月末までに廃車手続きが完了すると翌月から3月までの月数分が還付されるという数え方です。

買取業者によっては返金しないケースや支払い方法が異なる場合があるので注意しましょう。

各還付金の具体的な金額が知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

からくり③海外で需要がある車は輸出できるから

廃車買取のからくり3つ目は、「需要が高い車を海外向けに販売」できることです。

日本の中古車は定期的な整備を受けているため、安全性が保証されている車を比較的安価で購入できると人気があります。

また、海外では修理をしても直らないほど故障するまで1台の車に乗り続けるため、日本では廃車扱いになる車でも、海外では「まだまだ現役で走れる車」として取引されます。

以上の理由から海外への輸出ルートを持っている業者であれば、廃車同然の車であっても買取価格をつけることができます。

以下の記事で買取相場などを詳しく解説していますので、気になる方はご確認ください。

廃車買取業者がおすすめな理由

廃車買取業者がおすすめな理由は3つあります。

どんな車でも買取が可能
無料で車の引き取りが可能
廃車手続きの代行が可能

まず1つ目の「どんな車でも買い取れる理由」ですが、それには廃車買取業者の販路が大きく関係しています。

廃車買取業者は以下の図のように、3つの販路があります。

廃車買取の仕組みを図で説明しています。

廃車買取業者に買取依頼がくる車は、中古車販売店などで値段がつかないと断られるくらい状態が悪い車が多いので、解体が基本です。

しかし、「リサイクル資源としての価値」よりも「車としての価値」が高いときは、業者向けオークションに出品します。

業者向けオークションには、国内の自動車関連事業者だけでなく、外国向けに中古車販売を行う業者も多く参加しています。

車種人気が高い車や丈夫で修理しやすい車は中古車市場で需要が高く、多少状態が悪くても修理を行えば問題なく走行できる場合は、高値で取引されます。

廃車買取業者で高価買取を公言しているところは、この海外販路を所持している企業です。

2つ目の車の引き取りに関してですが、廃車買取業者は実店舗を持たない企業が多く、引き渡しの際はお客様が指定する住所に引き取りに伺います。

弊社ハイシャルでは、車のお引取りは全て積載車（不動車の場合はユニック車）で行っており、自走の可否にかかわらず無料でお引取りさせていただきます。

通常であれば一万円前後かかるレッカー費用を削減することができるので、非常にお得だと言えます。

また、ディーラーや中古車買取業者では手数料がかかってしまう各種手続きを、廃車買取業者では廃車に関する手続きであればすべて無料で代行しています。

実店舗を持たず一般のお客様に直接車を売らない廃車買取業者は、店舗維持費や在庫管理コストがかからず、その分の利益を査定額に反映しています。

中古車販売店での買取価格に納得がいかない方や廃車買取業者の買取額に興味をもった方は「ハイシャル」までお気軽にお問い合わせください。

下また、記の記事では実店舗がない廃車買取業者であるカーネクストの評判を詳しく解説しています。

業者選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

まとめ

上記の章で紹介した通り、廃車買取業者では買い取った後の販路が3つあります。

「車としての価値」だけでなく「リサイクル資源としての価値」を見出すことで廃車同然の車であっても買い取ることができます。

ディーラーや中古車販売店で買取価格がつかない車を引き渡す場合、廃車手続きに手数料を取られることがあります。

その点、廃車買取業者では無料で手続きを代行してもらえるほか、自賠責保険などの還付金を含めた買取金額を受け取ることができます。

ハイシャルでは、最短20秒で買取価格がわかるほか、専門のスタッフが年中無休でお客様の状況に合わせて買取や廃車手続きのサポートを行っております。

車はお客様が指定する住所に引き取りに伺わせていただくので、事故や故障などで自走ができない車でも安心してお任せください。

廃車買取業者にメリットを感じた方は、見積もりだけのご相談でも大歓迎です。

下記より是非お問い合わせください。