「エンジン回りの修理費用が数十万かかる」
「車検を通す場合、重課された重量税を払う必要がある」
15年落ちの車はガタが来たり、車検費用がかさむため、乗り換えや手放しを検討する方も多いでしょう。
ディーラー下取りや中古車買取業者に売っても値段がつかなかったという方もご安心を。
869台の買取データから見ても、96%の車が買取価格がついています。
今回は、実際に這い取った15年落ちの車の買取データを大公開します!
たとえ、車検切れでも、ボロボロの軽自動車でもお金になるので、もらえるはずのお金を受け取って損をしないでおきましょう。
なお、当サイト【ハイシャル】では15年落ちの車でも必ず0円以上で買取します。
ぜひ一度お問い合わせください。価格の確認のみも大歓迎! 無理な営業は一切しませんので、ご安心ください。
15年落ちの車の買取の相場は約4万円
下記はハイシャルが1年間で買い取った15年落ちの買取データです。
全体の買取件数は869台のうち、0円で引き取った車は4%、96%の834台には値段がついています。
15年落ちの車の平均の買取価格は、39,740円になります。
普通車・軽自動車によって、買取価格は異なるため、次は車両区分によっての買取実績を見ていきましょう。
写真付きで買取データも紹介するので、ご参考にしてみてください。
15年落ちの車の普通車の買取相場は約6万円
ハイシャルの15年落ちの普通車の買取は次の通りです。
全体の買取件数は446台のうち、0円で引き取った車は5.1%、94.9%の424台には値段がついています。
平均の買取価格は、60,512円になります。
15年落ちの普通車の具体的な買取実績を見ていきましょう。
当サイト【ハイシャル】が実際に買い取った車になります。
車種:トヨタ エスティマ
買取価格:20万円
年式:2008年(H20年)
走行距離:15万km
車検の残り:8か月
車種:トヨタ クラウンロイヤル
買取価格:18万円
年式:2008年(H20年)
走行距離:10万km
車検の残り:なし
車種:トヨタ ヴィッツ
買取価格:2万5,000円
年式:2008年(H20年)
走行距離:10万km
車検の残り:なし
エスティマなどのミニバンやクラウンのようなセダンは20万近くの値段がついています。
一方、ヴィッツなどのコンパクトカーは2万円代にとどまっています。
その他、高級車はもちろん、トヨタの86・マツダRX7・日産スカイラインGT-Rのような不動の人気を誇る名車も高価買取されることが期待できます。
普通車の場合は、需要によって大きく値段の開きがあります。
その他の買取実績は下記をご参照ください。
車種 | 車検残り | 買取価格 |
トヨタ ウィッシュ | 12ヵ月 | 7万1,000円 |
トヨタ マークX | 14ヵ月 | 8万円 |
トヨタbB | 5ヵ月 | 4万3,000円 |
ボルボ V50 | 車検切れ | 5万7,000円 |
軽自動車の相場は1万8,000円
ハイシャルの15年落ちの軽自動車の買取は次の通りです。
全体の買取件数は423台のうち、0円で引き取った車は3.1%、96.9%の410台には値段がついています。
平均の買取価格は、18,258円になります。
15年落ちの軽自動車の具体的な買取実績を見ていきましょう。
【ハイシャル】では下記のような買取実績があります。
車種 | 車検残り | 買取価格 |
ワゴンR | 車検切れ | 2万2,000 円 |
ダイハツ タント | 車検切れ | 2万円 |
三菱 eKワゴン | 3カ月 | 2万5,000円 |
三菱 ミニキャブバン | 車検切れ | 2万円 |
ダイハツ ムーヴ | 5ヵ月 | 1万5,000円 |
ダイハツ タント | 車検切れ | 5,000円 |
軽自動車の場合、普通車のように数十万円という買取価格は期待できません。
ただし、買取価格は1万円はついており、処分費用がかかることはありません。
なかには、人気のジムニーは15年落ちでも6万円の買取価格がついていることも。
車種:スズキ ジムニー
買取価格:6万円
年式:2008年(H20年)
走行距離:14万5,000km
車検の残り:3ヵ月
15年落ちの軽自動車で下取り価格がつかなかった・処分費用がかかった場合でも、当サイト【ハイシャル】なら買取価格がつくかもしれません。
無理な営業はしませんので一度お問い合わせください。
ディーラー下取りでは処分費用がかかることも
本来買取価格がつく上記のような車でも、売る場所によっては値段がつかないこともあります。
たとえば、ディーラーの場合は、15年落ちの車の場合は下取りができず、0円での引き取りになることも多いです。
もし、不動車や車検切れの場合、引き取りのレッカー費用が数万円取られることも。
というのも、ディーラーは古い車を売る販路を持っていないからです。
ディーラーで車を買い替える場合、他の業者と連絡を取る必要がなく、買取と引き取りを一つの窓口で任せられるメリットはあります。
ただしディーラー下取りの場合、15年落ちの車の買取価格に期待できないことを覚えておきましょう。
15年落ちの車でも買取価格がつく理由
15年落ちの車の買取相場が分かったところで、なぜ買取価格がつくのか理由を3つお伝えします。
- 海外への販売ルートがあるから
- パーツやスクラップを再利用できるから
- 廃車すると還付金があるから
海外への販売ルートがあるから
15年落ちの車であっても、買取してもらえる1つ目の理由は海外に再販できるからです。
日本では一般的に、年式が10年を超えた車や走行距離が10万キロを超えた車に関しては価値が薄くなります。
しかし海外は日本と文化が異なり、10年を超えた程度であればまだまだ乗れる車として認識されます。
日本車は丈夫で壊れにくいと海外で人気です。発展途上国では日本車に乗ることがステータスになっていることも。
「安全性の高い日本の車ならば、たとえ古くても欲しい」という声が多いため、15年落ちでボロボロになった車でも利益を狙えるのです。
パーツやスクラップを再利用できるから
2つ目の理由は、パーツやスクラップを再利用できるからです。
大きなダメージを受けた車であっても、ミラー・ドアなどがまだ使えるなら再利用できます。
もし再利用できるパーツがない場合は、車自体を解体(スクラップ)にすることでも利益を生み出せます。
車は鉄やアルミなど資源で作られているので、スクラップすることで巨大な資源へと変化します。
上記の通り、再利用可能なパーツを取り出したり、スクラップにして鉄資源にすることで利益を得られるため、15年落ちでも買取価格をつけられるのです。
廃車すると還付金があるから
3つの理由は廃車すると還付金を受け取れるからです。
還付とは、払い過ぎた税金を返してもらうこと。
車を廃車にした場合、余分に支払った自動車税や自動車重量税などを受け取れるケースがあります。
還付金 | 還付条件 |
自動車税 | 4月~2月末までに廃車した場合 |
自動車重量税 | 車検の残りが1ヵ月以上ある場合 |
自賠責保険の解約返戻金 | 車検の残りが1ヵ月以上ある場合 |
なお、軽自動車税には還付制度がないため混同しないようお気をつけください。
還付金の金額は月割りで還付されるため、廃車にするタイミングが遅れると、受け取れる還付金の額が少なくなります。
損をしないよう、思い立ったら早めに廃車手続きを行いましょう。
詳しい廃車の還付金については下記の記事をご確認ください。
15年落ちの車を高く売るにはなるべく早く売却する
15年落ちの車を売却したいと考えているのであれば、なるべく早めに売ることをおすすめします。
ご説明したように、車の税金や解約返戻金はタイミングが遅くなるほど、どんどん受け取れる還付金の額や種類が減るからです。
例として、排気量1,000cc以下、車両重量1.0t超1.5t以下の車を廃車する場合の還付金額を考えてみましょう。
廃車する月は11月と12月、車検残存期間はそれぞれ4か月5ヶ月と仮定します。
その場合の還付額を計算すると、以下の表のようになります。
自動車税の還付 | 重量税の還付 | 自賠責保険の還付 | |
車検残存期間:5ヶ月 | 13,100円 | 5,125円 | 3,050円 |
車検残存期間:4ヶ月 | 9,800円 | 4,100円 | 2,440円 |
差額 | 3,300円 | 1,025円 | 610円 |
3つの還付金差額を足し合わせると、4,915円。
1ヶ月遅れただけで、ここまで金銭的に損することになります。
少しでも得したい方は、早めに廃車を行う必要があります。
とはいえ還付の手続きを面倒だと感じる方や、自分でできるか不安な方も多いでしょう。
還付手続きを楽に済ませたい方は、廃車買取業者に依頼するのがおすすめです。
ハイシャルでは、廃車手続きや還付手続きをすべて代行いたします。
自分で行うよりも素早く確実に手続きを進められるため、安心して売却費用や還付金を受け取れるでしょう。
15年落ちの車を売却したいと思っている方は、ぜひ一度ご相談ください。