平成20年11月から、普通自動車の車検証は2種類になっています。
廃車手続きの際には、だれの書類が必要となるかを正確に把握するため、必ず確認しましょう。
なお、軽自動車は1種類のみとなります。
Aタイプ車検証
車検証に「所有者」と「使用者」欄があるものがAタイプ車検証と呼ばれるものです。
車検証の左上にある「自動車検査証」という文字の上にアルファベットで「A」と記載されています。
軽自動車の場合も、全てこちらと同様のタイプとなりますが、「使用者」と「所有者」の記載の順番が普通自動車とは逆になります。
また、「自動車検査証」という文字の上にアルファベットの記載はありません。
普通自動車・軽自動車ともに、「所有者」の欄に記載されている人または法人の書類が必要となります。
「所有者」の欄にディーラーやローン会社の名前が記載されている場合は、ハイシャルまでお問い合わせください。
Bタイプ車検証
Bタイプ車検証は、「使用者」欄のみが設けられ、車検証下部の備考欄に「所有者」の情報が記載されています。
また、同書類の左上にある「自動車検査証」という文字の上にアルファベットで「B」と記載されています。
こちらのタイプの場合、所有者となるのはディーラー、ローン会社、リース会社などの法人です。一般的にはローンを組んで自動車を購入した場合にこちらのタイプとなる可能性がありますが、どちらのタイプとなるかは所有者である法人が決定します。
たとえ、ローン等を完済したとしても自動的に名義が法人から自身へ変わることはありません。
書類の取得方法など、詳細はハイシャルまでお問い合わせください。