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車のスクラップで損をしないために!廃車との違いや必要書類・受け取れる還付金について解説

車を手放すとき、「スクラップにすべきか、それとも別の方法が良いのか」と悩む方は少なくありません。特に廃車との違いや、手続きの流れ・費用が分からないまま進めると、税金の無駄払いなど思わぬ損をすることもあります。

こうした悩みを解消するには、スクラップと廃車の正しい関係性を理解し、状況に応じた処分方法を選ぶことが不可欠です。本記事では、初心者でも迷わず行動できるよう、流れや費用相場、業者選びのコツまで徹底的に解説します。

正しい知識を持つことで、無駄な出費を抑えつつ資源を有効活用できます。特に次のポイントを押さえることが重要です。

  • スクラップと廃車の違いと関係性
  • 普通車・軽自動車別の手続きと必要書類
  • 費用相場と節約のコツ
  • 高く売るための業者選びの工夫

この記事を読めば、「車 スクラップ」についての疑問がすべて解決し、あなたにとって最も得する方法を自信を持って選べるようになります。

この記事を監修してくれた専門家
本田

2014年より中古車・廃車業界に関わっており、自動車についての幅広い知識を持つ。2021年には中古自動車査定士検定に合格。累計相談件数が25万件を超える廃車買取サービス「ハイシャル」の開始当初より、車の査定から販売までを担当。親切なお客さま対応には定評がある。乗りたい車は、トヨタのアルファード。

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目次

車のスクラップ処分と廃車の定義は異なる

さっそくですが、「廃車」=「スクラップ」というのは間違いです。

スクラップとは車を解体して鉄やアルミなどの資源を回収する作業のことを指し、廃車は運輸支局に登録されている車両情報を抹消する法的手続きのことを指します。

この違いを正しく理解していないと、解体だけ済ませて登録抹消を忘れ、自動車税や自賠責保険料が継続して発生するなど、不要な負担が生じる恐れがあります。

ここではまず、両者の定義と目的を整理し、その上でスクラップ処分と廃車手続きの関係性をわかりやすく解説します

スクラップと廃車の定義の違い

車を手放す際、「スクラップ」と「廃車」という言葉は混同されがちですが、意味と役割は異なります。先述のとおり、スクラップは車の解体・資源化の工程、廃車は法的な登録抹消手続きのことです。

どちらも車の処分には欠かせませんが、順序や目的が異なります。まずは、以下でそれぞれの概要と役割を整理しましょう。

項目スクラップ(解体)廃車手続き
定義車を分解し、鉄・アルミ・プラスチック・ガラスなどを資源として再利用できる状態に分別する作業車を公道で使えないように登録を抹消する法的手続き
主な目的資源の再利用・環境負荷の軽減税金・保険料の発生を止め、所有権を法的に終了
主な必要書類特になし車検証・印鑑証明書・ナンバープレート・解体報告記録など
手続き窓口解体業者運輸支局・軽自動車検査協会
注意点無許可業者だと不法投棄や高額請求の危険手続きを怠ると税金が発生し続ける危険

スクラップは物理的な処理で、廃車は法的な処理です。役割が異なるため、両方を正しく組み合わせなければ車の処分は完了しません。

スクラップは資源循環の役割を持ち、廃車は税金や保険の負担を止める役割を担います。

必要書類や窓口も違うため、誤った手順で進めると処理が無効になったり、再度手続きをやり直す手間が発生します。

したがって、車を完全に処分する際は、この2つの違いを理解し、正しい順序で両方を実施することが大切です。

スクラップと廃車の関係性

車を解体して資源化するスクラップ処分は、単に業者へ引き渡して終わりではありません。

解体後には永久抹消登録を行い、登録簿から車の情報を削除することで、初めて所有権と課税義務がなくなります。

安全かつ確実に車を手放すためには、解体と抹消登録を正しい順序で行うことが重要です。

もし、車をスクラップしたあとに抹消手続きを行わなかった場合、下記の問題が発生します。

  • 手続きを省くと自動車税の支払い義務が発生する
  • 保険料の支払い義務が発生する

車を購入すると、まず運輸支局に車の情報と所有者の情報が登録されて、公道で使用できるようになります。そのときに自動車税の支払い義務が発生し、毎年4月時点で車を所有している場合は、支払い通知書が届きます。

自賠責保険は強制保険であり、事故で他人をケガさせてしまった場合に備えるためのものです。車の車検を通すときに、次の車検満了日までの期間分の保険料を支払っています。

そのため、車を解体するときはこれらの登録情報を消さないと、自動車税や保険料の支払い義務が発生してしまいます。

車を解体するときは永久抹消登録を行うのが一般的です。永久抹消は車を解体したときにもらえる解体証明書と所有者の個人情報の書類を運輸支局に提出後、受理されて初めて手続きが完了します。

解体をしただけでは、車の所有権はなくならないので、注意しましょう。

また、車の抹消登録は永久抹消登録だけではなく、一時抹消登録という方法もあります。

詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてください。

車のスクラップ処分の依頼先と特徴

スクラップ処分の依頼先は大きく分けて以下の3つです。

比較項目廃車買取スクラップ工場ディーラー
手元に
残るお金

買取金が
もらえる

工場による

値段が
つきにくい
出張引き取り
無料

工場による
×
不可
手続き代行
無料

工場による

店舗による

上記にあるとおり、依頼先によって車を売却したときに手元に残るお金や車の引き取り、廃車手続きの代行の有無に違いがあります。

ここでは、3つの依頼先の特徴を比較して、自分に合った選択ができるように詳しく解説します。

解体業者のメリットとデメリット

解体業者は、車を分解し、鉄やアルミ、部品などを資源として再利用する専門業者です。

ではさっそく、解体業者に依頼した時のメリット・デメリットを下記で確認してみましょう。

解体業者に車のスクラップを依頼するメリット
  • 中間手数料を引かれることがない
  • 鉄や貴金属の相場が高い時期は高く買い取ってもらえることもある
▼解体業者に車のスクラップを依頼するデメリット
  • 抹消登録などの手続きを代行していないところもある
  • 車両の引取をしてもらえないことがある

解体業者の最大の強みは、中間費用が発生しないため買取金額から手数量が引かれないことです。また、鉄や貴金属の相場価格が高くなっている時期は、車を高く買い取ってもらえることもあります。

しかし、解体工場は車をスクラップするのがメインなので、抹消登録や税金還付の申請を代行してもらえない場合もあり、平日に運輸支局へ行く時間や書類の用意を自分でやらないといけないこともあります。

また、業者によっては自宅までの引き取りサービスがなく、事故車や不動車をスクラップしたい方はレッカーの手配などの手間が発生することも。

そのため、車のスクラップだけお願いして残りの作業は自分でできる余裕がある方向けといえます。

ディーラーのメリットとデメリット

ディーラーは、新車購入や買い替え時に下取りや引取りを同時に行い、必要な廃車手続きを確実に進めてくれる窓口です。

名義変更や抹消登録などもまとめて任せられるため、書類の準備や役所への申請といった煩雑な作業を自分で行う必要がありません。

ただし、費用面では他の処分方法より不利になる場合もあるため、特徴を理解してから判断することが大切です。

▼ディーラーに車のスクラップを依頼するメリット
  • 手続きをすべて任せられる
  • 次の車を購入する場合は購入費用がすこし安くなることがある
▼ディーラーに車のスクラップを依頼するデメリット
  • 高く買い取ってもらえない
  • 処分費用が発生することがある

ディーラーを利用する大きな利点は、手間がほぼゼロで確実に処分できることです。新車購入や買い替え時にそのまま車を引き渡せるため、保管場所や輸送の手配をする必要もありません。

またディーラーによっては、次の車の購入価格からスクラップする車の買い取り価格分安くしてもらえるところもあります。

手元にお金は残りませんが、

さらに、書類不備による手続きのやり直しや、申請忘れによる税金の課税継続といったミスも避けられます。

一方で、査定額は市場価格より低くなる傾向があります。特に年式が古い車や走行距離が多い車は値が付かないこともあり、その場合は処分費用を請求される可能性があります。

そのため、手間をかけずに確実に処分したい人やディーラーで次の車の購入が決まっている人向きです。

廃車買取業者のメリットとデメリット

廃車買取業者は、廃車に関わる面倒な手続きを代行し、車の引取りも無料で行ってくれるのが一般的です。

さらに、車種や状態によっては高額で買い取ってもらえる可能性もあります。費用をかけずに手間を減らせるため、廃車方法の中でも人気の高い選択肢です。

では、廃車買取業者のメリット・デメリットにはどんなものがあるか見ていきましょう。

▼廃車買取業者にスクラップを依頼するメリット
  • 手続きの代行、車の引き取りが無料
  • 車種によっては高い金額で買い取ってもらえる
▼廃車買取業者にスクラップを依頼するデメリット
  • 業者によって買取金額に差がある
  • 還付金を手数料代わりに返してもらえないことがある

廃車買取業者は、必要書類を準備すれば運輸支局での抹消登録、ナンバープレートの返却といった作業を代行してもらえるため、平日に時間が取れない人や廃車手続きに不慣れな人でもスムーズに進められます。

また、事故車や故障車でも、部品や資源価値があれば想定以上の価格で買い取ってもらえることもあります。

例えば、中古車買取業者では値段がつきにくい不動車であっても、平均買取価格は3万円以上。


※廃車買取サービス「ハイシャル」にて、2023年7月31日までの一定期間に成約した自走不可の車両データを集計

80%以上の不動車に買取価格がついています。

ただし、業者間では査定額の差があります。同じ車でも数万円以上の差がつくことも珍しくあります。

そのため、廃車買取業者を利用する際は、必ず複数社で見積もりを取り、契約前に費用や条件を細かく確認することが大切です。

廃車買取のハイシャルでは、年式が古い車や走行距離の多い車だけでなく、事故車や故障車でも買取しています!

全国の専門業者と提携しており、さまざまな販路を持っているので、お客様の愛車の価値を最大限引き出すことができます

まずは、最短20秒で完了する無料見積りをぜひお試しください!

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スクラップする車でも値段がつく3つの理由

先ほど説明した通り、廃車買取業者では乗れなくなった車であっても買取価格をつけることができます。

なぜなら、廃車買取業者は以下のような乗れなくなった車を販売するルートを持っており、1台1台に適した方法を選んで再利用しているため。

▼廃車買取業者が車を再利用する3つの方法
  • 海外へ輸出する
  • 業務用車両として販売する
  • スクラップ(解体)しても金属資源になる

それぞれの車の価値を最大限に引き出せるこうしたしくみがあるため、他の業者よりも高価で買い取ることができます。

図のように、廃車買取業者は他の業者よりも多くの販売ルートを持っているのです。

この章では、廃車買取業者が車をどのように再利用しているのかについて詳しく解説していきます。

車を海外へ輸出できるから

廃車買取に出された車は、業者向けのオークションにかけられて海外へ輸出されるケースが多いです。

日本では年式10年・走行距離10万kmが車を手放す目安とされていますが、海外ではそれ以上に長く乗り続ける地域もあります。

例えば2012年のニューヨーク・タイムズ紙では、乗用車は走行距離がおよそ32万km(20万マイル)まで乗り続けられると言われています。

そのため、日本では古いとされている車でも海外へ輸出することで高値がつきやすくなるのです。

また、海外で日本車に乗る人が多ければ、その分整備のための部品のニーズも増加するもの。

動かない車でも、まだ使える部品だけを取り出して再利用することができます(参考:環境省)。

後ほど説明しますが、特にトヨタ車や日産車は世界的に人気があるため、輸出することで価値を高めることができます。

このように、海外向けに販売すれば価値が上がるような車体は、廃車買取でこそ高額査定が見込めるのです。

業務用車両として販売できるから

年式が古く走行距離が10万kmを超えているような車体でも、車検が残っていて動かせる状態であれば業務用の車両として販売することができます。

特に軽トラックや軽バンは商用車として人気があるため、古くても中古車としてのニーズがあります。

廃車買取業者ではこうした特殊なニーズを持つ法人や個人を販売先として独自に確保しているのです。

このように、業務用車両としてのニーズはあるものの一般向けの中古車として販売するには状態が悪い車は、廃車買取業者が独自で持つ販売ルートを利用することで価値を最大限まで引き出すことができるのです。

スクラップ(解体)する車も鉄くずとして買い取っているから

そして、輸出販売や中古車としての販売が難しい場合でも、スクラップされたあとは金属資源として有効活用されます。

車はたくさんの鉄や希少な金属が使われているため、廃車買取業者では解体してしまう車も資源としての買取価格をつけることができるのです。

ディーラーや中古車買取業者でもスクラップ工場と提携していることがありますが、廃車の引き取りを専門にしているわけではありません。

提携先の数やスクラップにする車の引き取り台数が少ないため、廃車買取業者ほど高額で買取することは難しいのです。

このように、車をスクラップにして金属資源として再利用する場合でも、廃車買取業者を利用するのがおすすめです。

ここまで解説してきた通り、廃車買取業者では3つの販売ルートを使い分けているため、スクラップにするか迷うような車であっても価値を最大限に引き出すことができます。

これにより、他の業者よりも高価買取が可能なのです。

弊社ハイシャルでも、お客様の愛車の状態に合わせて最適な販売ルートを決めているため、スクラップを考えているような車にも買取価格をお付けしています。

Webフォームやお電話で簡単に査定金額を確認できるので、ぜひチェックしてみてください。

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車のスクラップの基準は「劣化の度合い」と「車種の人気度」

そもそも、故障してしまったり事故にあってしまったりしたときは「スクラップにするしかないのかな……」と気になりますよね。

車査定のプロがスクラップにするかどうか判断するさいには、以下のような項目をみています。

▼査定士がスクラップにするかどうか判断する基準
  • 年式
  • 走行距離
  • 車両区分(軽自動車か、普通車か)
  • メーカー・車種
  • 車の所有権

特に、軽自動車か普通車かによってスクラップにするかどうかの判断基準は大きく変わります。

廃車になった後にスクラップになった割合を比べると、グラフの通り軽自動車は8割を超えているのに対し、普通自動車は3割以下しかスクラップになっていません。

軽自動車が廃車になったあとにスクラップされている割合
普通車が廃車後にスクラップされている割合

▼データの集計方法

参照元廃車買取サービス「ハイシャル」において買い取った車両の販路・メーカー・車種・車両区分・年式・走行距離など
期間2023年7月31日までの一定期間に成約した案件を集計
サンプル数15931台(うち8984台がスクラップ業者へ引き渡し)

廃車買取業者であるハイシャルにて直近で買い取った15,000台以上の中では、9,000台弱がスクラップされています。

今回はそのデータを使って、どのような車がスクラップになるのかを具体的に解説しますので、あなたの車と照らし合わせて判断してみてください。

それでは、普通車の場合から順にみていきましょう。
軽自動車の場合を先に読みたい方はこちら

普通車でスクラップになるのは3割のみ

先ほども触れた通り、普通車の場合は廃車になったあとにスクラップされるのは全体の30%ほど。

残りの70%以上は海外へ輸出するなどの特別な販売ルートを使って再利用されています。


廃車買取サービス「ハイシャル」で2023年7月31日までの一定期間に成約した案件を集計

次のグラフは、軽自動車と同じように年式ごとにデータを集計したもの。

スクラップになった車の数とならなかった車の数、スクラップになった車の割合(スクラップ率)を表しています。

何年落ちの車であってもスクラップされない車の方が多く、スクラップ率はつねに3分の1以下になっていることがわかります。


廃車買取サービス「ハイシャル」で2023年7月31日までの一定期間に成約した案件を集計

このように、普通車をスクラップにすべきかどうかは年式と走行距離だけでは判断が難しくなっています。

それでは、他にどのような要素で判断するのでしょうか?
次の章で詳しく解説します。

需要が高い車種はスクラップになりにくい

実は普通車をスクラップにするかどうかを決める一番の要因は、その車種の需要の高さです。

先ほども触れた通り、人気のある車であれば「部品だけでも欲しい」「ボロボロでも乗りたい」というニーズがあるためです。

では具体的にどのような車種の需要が高いのでしょうか?

下の表は、スクラップになった車の割合(スクラップ率)をメーカーごとに集計したものです。

スクラップ率が低い順になっているので、上位のメーカーほど需要が高く、スクラップせずに再利用されやすいということ。

需要が高いメーカーは、

  • 高級車メーカー(レクサス、ポルシェ、メルセデス・ベンツなど)
  • 世界的に人気の高い日本車メーカー(トヨタ、日産など)
  • 大型車メーカー(日野自動車、いすゞなど)

といった特徴があることがわかります。

▼メーカー別スクラップ率(国産車)※太線はスクラップ率50%の境界
廃車買取サービス「ハイシャル」で2023年7月31日までの一定期間に成約した案件を集計

メーカースクラップ率
需要が高いレクサス0.00%
日野自動車0.00%
いすゞ5.88%
トヨタ7.38%
日産45.00%
需要が低いスバル59.42%
光岡自動車60.00%
ホンダ63.06%
マツダ73.02%
スズキ75.82%
三菱82.61%
ダイハツ84.99%

▼メーカー別スクラップ率(輸入車)※太線はスクラップ率50%の境界
廃車買取サービス「ハイシャル」で2023年7月31日までの一定期間に成約した案件を集計

メーカースクラップ率
需要が高いランドローバー0.00%
AMG0.00%
ランチア0.00%
リンカーン0.00%
ポルシェ6.25%
ダッジ16.67%
メルセデス・ベンツ32.04%
アウディ35.29%
BMW41.63%
ジープ50.00%
キャデラック50.00%
需要が低いフォード55.56%
ジャガー64.29%
フォルクスワーゲン66.67%
シトロエン66.67%
ローバー66.67%
ボルボ70.27%
フィアット72.00%
ルノー72.73%
プジョー75.00%
クライスラー78.95%
アルファロメオ85.00%
シボレー90.91%
スマート100.00%
オペル100.00%
マセラティ100.00%

さらに、車種ごとの需要はどうなっているのかもみてみましょう。

下の表は、買取台数が多かった車種のスクラップ率一覧です。

先ほどと同じように、スクラップ率が低い順になっているため、上位にあるほど需要が高い車種ということ。

スクラップ率が低い車種は、やはり人気メーカーであるトヨタや日産の車種が中心です。

▼スクラップ率が低い普通車の例
廃車買取サービス「ハイシャル」で2023年7月31日までの一定期間に成約した案件を集計
買取台数の多かった100車種を抽出し、スクラップ率が低い順に10車種を紹介

車種スクラップ率
セレナ (日産)31.54%
プリウス (トヨタ)1.76%
ヴィッツ (トヨタ)8.63%
ヴォクシー (トヨタ)4.26%
ノート (日産)12.43%
オデッセイ (ホンダ)9.26%
bB (トヨタ)3.60%
ノア (トヨタ)4.48%
アルファード (トヨタ)0.00%
エスティマ (トヨタ)2.38%

反対に、下の表は買取台数が多かった車種をスクラップ率が高い順に並べたもの。
つまり、上位にあるほど再利用する際の需要が低い車種ということです。

上の表と見比べてみると、車体の大きいミニバンなどの方がスクラップされにくく、小さなコンパクトカーなどはスクラップにされやすいこともわかりますね。

▼スクラップ率が高い普通車の例
廃車買取サービス「ハイシャル」で2023年7月31日までの一定期間に成約した案件を集計
買取台数の多かった100車種を抽出し、スクラップ率が高い順に10車種を紹介

車種スクラップ率
フィット (ホンダ)55.17%
ステップワゴン (ホンダ)59.47%
キューブ (日産)58.55%
デミオ (マツダ)86.06%
マーチ (日産)89.74%
パッソ (トヨタ)74.64%
フリード (ホンダ)67.53%
プレマシー (マツダ)90.00%
MPV (マツダ)93.33%
ゴルフ (フォルクスワーゲン)66.67%

このように、以下のような需要の高い車種はボロボロでもスクラップにされにくいということがわかりました。

▼スクラップになりにくい車種の特徴
  • 高級車
  • 世界的に人気の高い日本車
  • 大型車
  • 排気量や車体が大きい車

家庭用の軽自動車は11年・12万kmが目安

一方で軽自動車の場合は、年式や走行距離がスクラップの基準になっています。

新車登録から11年以上経っていて、走行距離が12万kmに近づいている家庭用の軽自動車はスクラップになる可能性が高いです。

以下は、スクラップになった車とならなかった車を年式ごとに集計したものです。

折れ線グラフは全体のうちスクラップになった車の割合(スクラップ率)を表しています。

年式が古くなるほど、スクラップ率が上がっていることがわかりますね。

廃車買取サービス「ハイシャル」で2023年7月31日までの一定期間に成約した案件を集計

年式が11年になると、スクラップになった台数が大幅に増えてスクラップ率が50%を超えています。

つまり、11年落ちの軽自動車は廃車後に半分以上がスクラップされているということ。

そのため、新車登録から11年以上たっていることが軽自動車をスクラップにする目安となります。

11年経っていると、タイミングベルトなどのエンジン部品やミッションが消耗して故障が多くなる時期であるためです。

そして、スクラップされた台数を走行距離ごとに集計したものがこちら。

走行距離10.0万km〜12.5万kmの車両が多くスクラップされていることがわかります。


廃車買取サービス「ハイシャル」で2023年7月31日までの一定期間に成約した案件を集計

そのため、軽自動車は走行距離が12万kmを超えていればほとんどがスクラップの対象になると考えましょう。
理由は年式についてと同じように、エンジンやミッションが消耗し故障しやすくなる走行距離だからです。

ただし、軽自動車であってもバンやトラックのような商用車は例外です。

先ほども触れた通り、商用車は多少年式が古かったり走行距離が長くても、業務用の車として需要があるからです。

乗用の軽自動車をスクラップにすべきか迷っている場合は、このように11年・12万kmを基準に判断することをおすすめします。

ここまで、車をスクラップにするかどうかの判断基準について解説してきました。

とはいえ、廃車買取にもたくさんの業者があるため、実際にどこへ依頼するかを考えなければなりません。

そこで次の章では、廃車買取業者を選ぶポイントをスクラップ経験者の話を参考にご紹介します。

車のスクラップ処分の流れと必要書類【普通車・軽自動車別】

車のスクラップ処分は、普通車と軽自動車で手続きの進め方や窓口が異なります。

普通車は国土交通省の運輸支局で、軽自動車は軽自動車検査協会で抹消登録を行います。

いずれも、解体業者から「解体証明書」などの必要書類を受け取り、それを基に登録抹消と還付申請へ進むのが基本です。

ここでは、普通車と軽自動車それぞれの処分手順と必要書類を整理し、効率よくミスなく進めるための注意点も解説します。

普通車のスクラップ処分の流れと必要書類

車を解体する前提で進める場合、永久抹消登録を行うのが一般的です。

まずは永久抹消登録を行う時の流れを以下で確認しておきましょう。

手順内容窓口
1解体業者へ引き渡し解体業者
2解体完了・書類受け取り解体業者
3永久抹消の申請運輸支局
4還付手続き(税・保険)税事務所等/保険会社

まずは、車をスクラップ工場へ引き渡します。スクラップが完了すると、解体証明書という書類を受け取ることができます。

続いて、解体証明書と以下に記載している書類を持って運輸支局で永久抹消登録の手続きを行います。

  • 印鑑証明書(発行日から3カ月以内のもの)
  • 印鑑証明書に登録されている実印
  • ナンバープレート(前後2枚)
  • 車検証
  • 申請書(第3号様式の3)

運輸支局では、申請書(第3号様式の3)を受け取り、以下の情報を記載します。

  • ナンバープレートの情報
  • 車検証に記載されている車台番号
  • 所有者の氏名・住所
  • 実印を押印

もし車検満了日まで1カ月以上あり、重量税の還付を希望する場合は、申請書(3号様式の3)に振込先の口座情報と車検証に記載されている所有者の情報を記入します。

解体証明書に書かれている車の解体が完了した日から起算して15日以内に重量税の還付申請を行わないと還付金を受け取れないので、注意しましょう。

永久抹消登録が完了した時点で自動車税の支払い義務はなくなり、翌年の5月に自動車税の納付通知が届くことはなくなります。

重量税の還付金は、申請書(3号様式の3)の書類で還付申請に必要な情報を記入すれば、申請から約2か月半ほどで指定の口座に振り込まれます。

もし、車検証に記載されている所有者の名前がディーラーだったり、故人の場合は必要書類が異なります。

また、車検証に記載されている所有者の住所が印鑑証明書の住所と異なる場合も上記の書類だけでは手続きができません。

上記の場合の書類については下記の記事で詳しく解説しているので、確認してください。

軽自動車のスクラップ処分の流れと必要書類

軽自動車をスクラップ処分する場合、普通車と比べて手続きはシンプルです。所有者の実印ではなく認印で進められるため、書類準備の負担も少なくなります。

注意点として、軽自動車は軽自動車税は還付されず、重量税のみが還付対象となります。そのため、解体を決める前に複数の業者へ査定を依頼し、部品や金属としての価値を確認しておくことが重要です。

走行可能な軽自動車であれば、スクラップではなく部品取り車として販売できる可能性もあります。以下に、軽自動車のスクラップ処分における具体的な手順をまとめました。流れは普通車と同じです。

手順内容窓口
1解体業者へ引き渡し解体業者
2解体完了・書類受け取り解体業者
3解体返納の申請軽自動車検査協会
4還付手続き(税・保険)税事務所等/保険会社

軽自動車も普通車と同様に、工場で先に車をスクラップします。スクラップが完了すると、使用済自動車引取証明書が受け取れます。

スクラップ完了後は軽自動車検査協会で使用済自動車引取証明書と下記の書類を提出して手続きを進めます。

  • 車検証
  • ナンバープレート(前後2枚)
  • 解体届出書(軽第4号様式の3)
  • 申請依頼書

軽自動車の重量税を受け取る場合は、解体届出書(軽第4号様式の3)に

  • ナンバープレートの情報
  • 車検証に記載されている所有者の名前・住所
  • 振込先の口座情報
  • 認印の押印

還付金の振込先の口座情報を記載します。

また、本人確認のためにマイナンバーカードと免許証が必要なので準備しておきましょう。

重量税の還付は普通車同様に、使用済自動車引取証明書に記載されている車の解体が完了した日から起算して15日以内に申請を行わないと還付金が受け取れないので忘れずに行いましょう。

重量税の還付金申請が完了したら、2か月ほどで指定の口座へ振り込まれます。

軽自動車の場合、車検証に記載されている住所と現住所が異なっていても追加で必要な書類はありません。

書類不備やナンバープレート未返却があると手続きが進まないため、事前確認を徹底することで、スムーズかつ確実に処分を完了できます。

細かい手続きや必要書類については下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

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車のスクラップ処分に関するよくある質問

スクラップ処分を検討する際、多くの人が共通して持つ疑問があります。

たとえば「保険はいつ解約すべきか」「処分費用はどれくらいかかるのか」「部品は持ち帰れるのか」「スクラップした車は再登録できるのか」などです。

こうした疑問を事前に解消することで、手続きに対する不安を減らし、予期せぬ出費やトラブルを防げます。

この章では、特に質問が多い項目を取り上げ、初心者でも理解できる形でわかりやすく解説します。

車をスクラップ後は自賠責保険はどうなりますか?

車検満了日まで1カ月以上ある場合は、保険料は解約返戻金として返金されます。解約手続きには自賠責保険証と抹消登録証明書、契約者の本人確認書類などが必要です。保険会社によって変わるので、ご自身で契約されている保険会社に確認することをおすすめします。

リサイクル料金のを支払っているか確認する方法はありますか?

自動車リサイクルシステムの公式サイトで車台番号を入力すれば、預託済みか未納かを確認できます。

スクラップ車の部品を自分で売却してもいいですか?

可能ですが、業者との契約条件によります。業者と契約する前に部品の取り外し可否を確認してください。

抹消登録後に車を再使用できますか?

永久抹消の場合、解体が前提の手続きになるので、再使用はできません。一時抹消であれば車を買いたいしくてもいいので、再使用できます。

廃車買取業者なら愛車を最適な方法で再利用してもらえる

最後に、内容をおさらいします。

廃車買取のハイシャルでの買取データを参考にすると、車をスクラップにするかどうかの基準は、軽自動車であれば年式11年、走行距離12万kmでした。

一方で、普通車はスクラップにされる車体は3割ほどと少なく、廃車買取ならではの方法で再利用されています。

スクラップにするか迷っている車は、廃車買取を利用するのがおすすめ。

ディーラーや中古車買取、スクラップ工場へ依頼するよりも、専門の販売ルートを持っているため高価で買い取ることができます。

また、実際にスクラップをしたことがある方の体験談を踏まえて、廃車買取業者を利用するときの3つのポイントについても解説しました。

依頼する業者は自分で選ぶようにし、引取りや手続きがより楽に済んだりお金のやり取りについて詳しく説明してもらえる業者を選ぶことが大切です。

廃車買取では、4つのステップで簡単に手続きが完了します。

車のスクラップを考えている方は、ぜひお得で楽な廃車買取を利用して、愛車を最適な方法で再利用してもらいましょう。

ハイシャル利用後のお客様の声

以下では、廃車買取のハイシャルをご利用いただいたお客様の声をご紹介。

ハイシャルではどんな車でも0円以上で買取可能なうえ、専門のスタッフがお客様を手厚くサポートいたします!

小さい車に買い替えのために、買取の依頼をしました。 下取りだと値が付かなかったので、問い合わせして良かったです。 丁寧な対応だったので、安心して全て任せることができました。 依頼してから1週間程度で終わりました。ありがとうございます
車種日産 リーフ ZAA-AZE0
買取価格¥200,000
年式2015(H27)
走行距離65,000km
状態
故障で動かなくなってしまい、修理することも考えましたが廃車することにしました。
電話査定で金額を出してもらい、実際に見て金額が下がると思っていましたが、そのままの価格で振り込んでいただき驚きました。
簡単に廃車ができて、さらに買い取ってもらえたので大満足です。ありがとうございました。
車種日産 ティーダラティオ DBA-SC11
買取価格¥60,000
年式2009(H21)
走行距離148,000km
状態不動車
父が高齢のため買取査定をお願いしました。
LINEで問い合わせましたが、車検証と車体の写真を送信して、簡単にお見積りが出ました。
お願いしてからもスムーズに廃車の手続きまでしていただき良かったです。
見積もりの金額は、引取後に変更なく振り込んでいただきました。
手間をかけず売却が出来て満足です。ありがとうございました!
車種三菱 RVR
買取価格¥200,000
年式2015(H27)
走行距離5,576km
状態車検切れ
所有者が亡くなってどうしようかと途方に暮れていたところ、ハイシャルさんを見つけて問い合わせました。
簡単に見積もりから契約まで進んで、わからなかった書類の案内も丁寧にしていただきました。
そしてなんと買取価格までつけてもらいました!
本当に助かりました。ありがとうございました。
車種トヨタ アルファード TA-MNH10W
買取価格¥50,000
年式2002(H14)
走行距離140,000km
状態
お客様から満足頂いている

廃車買取実績

買取価格
¥60,000
車種
ホンダ フィット
型式
DBA-GD3
年式
H17(2005)
走行距離
93,000 km
満足度
100%
買取エリア
大阪府
買取価格
¥2,000
車種
ホンダ ザッツ
型式
ABA-JD2
年式
H19(2007)
走行距離
110,000 km
満足度
100%
買取エリア
北海道
買取価格
¥150,000
車種
トヨタ アクア
型式
DAA-NHP10
年式
H25(2013)
走行距離
110,000 km
満足度
100%
買取エリア
神奈川県
買取価格
¥80,000
車種
トヨタ エスティマ
型式
TA-ACR30
年式
H15(2003)
走行距離
210,000 km
満足度
100%
買取エリア
神奈川県
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