ガソリンスタンドで1万円の廃車買取の看板やノボリを見かけたけど、
「廃車の手続きはどうすれば良いの?」
「メリット・デメリットを知りたい!」
このようなことを思っていませんか?
ガソリンスタンドで廃車を買い取ってもらえるのなら便利ですが、買取している理由や手続き方法など不明点もありますよね。
そこで当記事では、ガソリンスタンドの廃車について徹底解説します。実際にガソリンスタンドに電話調査をしたので、廃車を検討されている方に参考になるはずです。
なお、不要な車を手放すならハイシャルへご相談下さい。
ハイシャルでは、どんな状態の車でも買取しています。陸送費用も無料かつ、独自の販路があるため1万円以上で売れる可能性も。ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
ガソリンスタンドが廃車買取をする理由
エネオスやコスモ石油などのガソリンスタンドが廃車買取をしている理由は、ガソリン以外での収益を出すためです。
ガソリンスタンドの数は、約30年前の1994年の時点で全国に約60,000件以上ありましたが、2023年には27,963件と半分以下の数にまで減少しています。
(参照:経済産業省 資源エネルギー省)
電気自動車や燃費が良いハイブリッドカーなどが普及したこと、車離れなどが一因として挙げられます。
燃料の消費量が減少し、燃料の売り上げが減少し、ガソリンスタンドの需要が減り、廃業に追い込まれていったのです。
実際に地方では、閉店したサービスステーションが、廃業したままの形で放置されている様もよく見かけられます。
ガソリンの需要が下がった今、ガソリンスタンドは別のカタチで収益を出すため、廃車を買い取るサービスを開始したのです。
廃車は再販されたり、資源として再利用される
ガソリンスタンドは買い取った古い車を中古車・中古パーツ・鉄資源として販売しています。
日本市場だけでなく海外に再販しているケースもあります。日本の車は性能が良く、発展途上国を中心とした海外で根強い人気が高いためです。
日本の場合、車は走行距離10万キロ程度で買い換えることが多いですが、海外では文化に違いがあり30万キロ以上走るケースも多くあります。
日本車を強く欲しがる海外に中古車として販売することで、ボロボロの車でも十分に利益を確保できるのです。
また、中古パーツや資源として再利用することでも利益を得ています。
傷の多い車であっても、エンジン回りの部品やドア、ミラーなどがまだ使えるなら、取り外して中古パーツとして再利用できます。
再利用可能な中古パーツがない場合は、車を解体(スクラップ)することで、資源として再利用します。
車としての価値が薄い廃車であっても利益を出せるのです。
ガソリンスタンドの廃車のメリット
ガソリンスタンドが廃車買取をしている理由がわかったところで、ガソリンスタンドで廃車買取を依頼する2つのメリットをご紹介します。
- 馴染みのお店に気軽に持ち込める
- 廃車手続きの費用がかからない
馴染みのお店に気軽に持ち込める
1つ目のメリットは、気軽に車を持っていけるところです。
廃車買取を行う専門業者などの場合は、人によってはハードルが高いと感じるかもしれません。
その点ガソリンスタンドは、ドライバーにとって非常になじみが深い場所です。特によく行くお気に入りの店舗であれば、より安心して気軽に車を預けられるでしょう。
廃車手続きの費用がかからない
ガソリンスタンドは、基本的に無料で廃車手続きを行ってくれます。(廃車買取をしているガソリンスタンドに電話確認済)
廃車手続きは、自分で行おうとすると非常に複雑かつ手間がかかる作業であるほか、手続きをする陸運局(運輸支局)は平日の16時までしか空いてないことが多く、会社勤めの方にとっては行きづらいです。
こうした面倒な廃車手続きを無料で行ってくれるのは、大きなポイントだといえます。
ディーラーや車屋さんに廃車をお願いすると、1万円ほど廃車手数料を取られるケースがあります。
そうしたことを考えると、廃車手続きを無料で行ってくれるガソリンスタンドはメリットがあると言えます。
ガソリンスタンド廃車のデメリット
一見メリットが多そうなガソリンスタンドの廃車買取ですが、2つのデメリットに気をつけておきましょう。
- 車を持ち込む必要がある
- 相場より安く買い取られることがある
車を持ち込む必要がある
ガソリンスタンドに廃車を依頼する場合、車を自分で持ち込まねばなりません。
下記は実際にガソリンスタンドにあった看板ですが、注釈(※)で店舗に持ち込める場合のみの買取という文言が書かれています。
電話でガソリンスタンドに確認もしましたが、持ち込むのが前提ということでした。
そのため、下記のような車はレッカーを呼ぶ必要があります。
- 車検切れの車
- タイヤがない車
- エンジンが故障の不動車
もし、レッカー代が1万円以上かかると、マイナスになってしまいます。
店舗へ持ち込むのが難しい場合は、自宅まで車を引き取りに来てくれる専門業者に依頼するのが良いでしょう。
当サイト『ハイシャル』は、無料でご指定の場所まで引き取り込で廃車買取のサービスをしております。
相場より安く買い取られることがある
ガソリンスタンドは廃車買取を専門にしているお店ではないため、自身の車に見合った適切な価格をつけてもらえない場合もあるでしょう。
スタッフに専門的な知識がないことから、一律の値段にされることもしばしば。
普通自動車は1万円程度となりますが、軽自動車は3,000円や5,000円になることが多いです。
一見ボロボロに見える車でも、独自の販路のある廃車専門店にとっては高価買取のケースもあります。
少しでも1万円以上の買取を狙うなら、廃車買取を専門にしている業者を選ぶのがおすすめです。
【注意】自動車税の還付金は受け取れるかは必ず確認する
ガソリンスタンドで、車の廃車手続きを依頼する場合は、自動車税の還付金を受け取れるか確認しましょう。
たとえば「1万円で買い取ります」と宣伝されている場合、お店によっては受け取れる還付金も含めた引き取り金額が1万円となっているケースもあります。
自動車税の還付が曖昧になっているケースもあるので、あらかじめガソリンスタンドのスタッフに、還付金を受け取れるのかを確認しましょう。
自動車税は、車の廃車手続き(登録抹消)した翌月分から翌年の3月までの自動車税が月割で還付されます。
たとえば1,000ccの車は、自動車税の金額が29,500円/年となっています。
1,000ccの車を10月に廃車するとなると、11月~3月までは5ヶ月あります。
1年分の自動車税である29,500円を12ヶ月で割った、5ヶ月分の自動税が返ってくるため、12,000円(29,500÷12×5)返ってくるのです。
ちなみに軽自動車税は年税であるため、年度の途中で廃車したとしても、還付されることはありません。軽自動車税が還付されないのは、ガソリンスタンドで廃車にしても廃車買取業者で行っても同じです。
廃車買取業者なら持ち込み不要!1万円より高く売れることも
馴染みのお店に頼める点など、ガソリンスタンドで廃車買取にもメリットはあります。
しかし一方で、査定価格に期待できないなどのデメリットも。ガソリンスタンドでの売却が不安な方は、廃車買取業者に売ることをおすすめします。
廃車買取業者とは、廃車の買取を専門で行っている業者のことです。
今までに何台もの廃車を査定しているプロが担当するため、正しい価値をつけてもらえます。
廃車買取のハイシャルであれば、廃車の手続き費用が無料のほか、動かない車でもご指定の場所まで無料で引取をしています。
面倒な書類手続きもおまかせできる上、重量税や自賠責保険の返戻金を含めた買取金額のほか、自動車税の還付受け取れます
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