ホイールに傷があって見た目が気になる
修理したいけど、補修料金の目安はいくらなんだろう
と気になってはいませんか?
そこで今回は、
ホイールにガリ傷・クラック・歪みなど、ホイールの損傷のケース別に修理費用の目安を紹介。
また、自分で補修する方法もご紹介するので、修理費用が思った以上にかさむと感じた方は参考にしてみてください。
【ケース別】ホイールの修理費用
ホイールの修理費用は傷の度合いによって異なります。
こちらでは、次の3つのパターンに分けて修理費用を解説します。
- ガリ傷
- クラック
- 歪み・曲がりなどの変形
ガリ傷
ガリ傷とは削り傷のことです。
ガリ傷の修理費用は8,000〜20,000円です。
一例として、ディーラーや有名なカーショップの修理費用は下記になります。
ディーラー 8,000円〜
カー用品店(オートバックス・タイヤ館・カーコンビニ倶楽部など) 10,000円〜20,000円
※料金は店舗によって異なる
※メッキラインや特殊なホイールなどは別途、費用がかかることがあり
ガリ傷の原因は、縁石との接触や悪路を走行中に何かに擦るほか、原因不明でいつの間にか傷になっている場合もあります。
ガリ傷は走行性能に影響はありませんが、見た目が悪くなってしまいます。
ガリ傷を放置すると白サビが発生することも
ガリ傷を放置すると、白サビの発生にもつながります。
というのも、ホイールと塗装面のわずかな隙間から水が浸入してしまい、傷部分にサビができ最終的には白カビになってしまいます。
特にポリッシュホイールという種類のホイールは注意が必要。
白カビが発生してしまったら、次の3つが起こってしまいます。
・ホイールの塗装が剥がす
・傷部分が線状に白くなったり、黒ずんだりする
・タイヤを侵食させる
白カビが発生する前になるべく早く対処するのが良いでしょう。
軽度なガリ傷なら、後ほど紹介するDIYで補修できます。
しかし、深く削れてしまっている場合や傷をしばらく放置してしまい、酷く白カビが発生している場合にはDIYで補修は行えないので、専門業者に依頼しましょう。
クラック
クラックとは、ひびが入ることを指します。
修理費用の目安は1本約15,000円~です。
業者によって金額や仕上がり具合も大きく変わってきます。
ホイールにクラックが入る原因としては、ガリ傷と同様に事故や脱輪・落輪、縁石と接触などのほか、 ガリ傷から振動や経年劣化でクラックに変わることもあります。
クラックの入ったホイールを放置し、そのまま走行し続けるのは大変危険です。クラックが1つ発生するとそこから枝分かれしたり、小さなひびでも広がったりします。
最悪の場合、縁石に接触した際や走行中にもホイールが割れる可能性があります。万が一のことを考えるいち早く対応した方が良いです。
ですから、クラックが入ったホイールは絶対放置してはいけません。
小さなひびでも発見したら、すぐに専門業者に修理を依頼しましょう。
ガリ傷とは違い、クラックの修理は溶接作業など専門的な知識が必要となるので、DIY修理は行わないのが良いでしょう。
クラックが入ったホイールは走行性能にも影響が出る可能性があるため、ホイールバランスとアライメント調整もすることをお忘れなく!
歪み・曲がりなどの変形
ホイールが歪んだり、曲がったりする原因は、事故・脱輪・落輪、縁石と接触のほか、タイヤが摩耗して薄い状態や空気圧が少ない状態で悪路を走行するなどがあります。
修理費用の目安は1本15,000円〜で変形具合により異なります。
ホイールは一定以上の衝撃が加わったことで、変形してしまいます。
特に低扁平のタイヤを装着しているホイールはタイヤが薄い分、ホイールにかかる衝撃は大きく、すぐに変形してしまいます。
少しの段差でも歪んでしまったというケースもあるので、低扁平のタイヤを装着している車は注意が必要です。
歪んだホイールを放置し、走行し続けるのは大変危険です。
タイヤとホイールの隙間から徐々に空気が抜けていきます。
最悪の場合、タイヤが突然バーストすることも考えられます。
事故や脱輪、落輪でホイールが歪んだときには足廻り(ロアアーム、タイロッドエンド、サスペンションなど)やタイヤのサイドウォールが損傷していることもあり、ホイールバランスやアライメントが狂っていることが考えられます。
対処法はクラックと同様に走行性能にも影響が出る可能性があるので、
ディーラーや自動車整備工場に車の点検をしてもらいしょう。
歪んだホイールは専門業者に修理を依頼しましょう。
クラックと同様にホイールバランスとアライメント調整もおこなってもらいましょう。
ホイールを自分で補修する方法
これまでホイール修理の費用を紹介してきましたが、意外と値段がかかると思った方もいるかもしれません。
そこで、こちらの章では、自分でホイールを補修する方法を紹介します。
ガリ傷を自分で補修する方法
軽度なガリ傷の場合、自分で補修できます。
元の状態に戻すことは難しいですが、白カビを防げるので、できる範囲で補修を行なってみましょう。
おすすめは市販のアルミパテを使う方法です。
耐水ペーパーが付属で付いているので、ガリ傷を削り落としてその後パテを塗り、乾かすと作業終了です。
ただし、ガリ傷の具合によって対応できない可能性もあるので、その際は専門の業者に依頼するのが良いでしょう。
ホイールの歪みを自分で調整する方法
続いてはホイールの歪みを調整する方法です。
前提として、スチールホイールのDIY修理はあまり綺麗に仕上がらない可能性があるので、おすすめできません。
そのため、仕上がりを気にされる方は、最初から専門業者に修理を依頼する方が良いですが、とにかく安く済ませたい方はこちらを参考にしてください。
ちなみに、アルミホイールはハンマーで叩けないので、こちらのDIY修理はできません。
自分でホイールの歪みを調整するのは、4つのステップになります。
1.ハンマーでホイールを叩く
2.形になってきたらプライヤーなどの工具を使いホイールを綺麗な形にする
3.ハンマーや工具を使用した際に傷がある場合は塗装する
4.石鹸水をかけて空気が漏れていないか再確認する
また素人がやってしまうと、何らかの不具合が起きるのを覚悟で補修しましょう。
ホイールを交換した方が安くつくことも
ホイール交換する際の費用の目安はクラックやひどく曲がったホイールは修理ができないことがあります。
修理費用が高いなら、交換をした方が安くつくケースがあります。
ホイール交換の相場は5,000円〜15,000円となっています。
新品や中古によっては値段もがらりと変わってきます。高級車や特殊なアルミホイールは値段が高くなります。
ヤフーオークションやメルカリ、グーパーツなどで新品のホイールやタイヤセットで販売されていることもあります。
新品または中古ホイールを交換するにあたって、次の5つの費用は必要になります。
- タイヤの取り替え費用
- 組み替え費用
- バルブ交換費用
- ホイールバランス調整費用
- アライメント調整費用
これだけでも約4,000円の費用がかかってしまいます。
おすすめはネットショッピングなどでホイールタイヤセットを購入し、タイヤの取り替え作業のみをおこなってもらうことです。
ただし、持ち込みの場合は割り増しで工賃がかかることがあるので注意が必要です。
クラックが入ったり、歪むや曲がりが酷いホイールはこのタイミングで社外のアルミホイールに買い替えるのもありですね。
ホイール修理や交換に費用がかさむなら車を手放す決断も!
ホイールの修理・交換に出したけど思った以上に費用がかかる場合や、そのほかの修理費がかさむ場合は車を手放すことを検討するのも1つの手です。
ここからはケース別におすすめの売却先をご紹介します。
高年式の車や人気車種なら中古車買取業者
高年式の車や人気のある車種の場合、中古車買取業者がおすすめです。
現在、半導体不足や新車の納期が遅れているため中古車の値段も高騰しており、年式が新しい車や人気な車種は高く買い取ってくれることが多いです
低年式・多走行車なら廃車買取業者
低年式・多走行車なら廃車買取業者がおすすめです。
廃車買取業者とは、重度の故障や事故などで車を動かすこともできないような車でも買い取っている業者のことです。
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