
日本には四季があり6月の梅雨の時期や10月の台風などで激しい雨に見舞われることがあります。
最近では異常気象が続いているので排水処理能力を超えて雨が降った場合などは車が水に浸かってしまうこともあるでしょう。
このように雨水等に浸かってしまった車の事を水害車や水没車といったりします。
ではこのような状態になってしまった車は売れるのでしょうか?
どのぐらいの水害にあったかが重要
水害車といってもタイヤの上まで水に浸かった車と室内の天井まで水に浸かった車ではダメージが全く異なります。
また津波などの海水なのか川の水などの淡水なのかによっても、車が受けるダメージが異なってきます。
タイヤの上まで水に浸かった場合でエンジン等の機関関係にまで水が達していない場合は、車の下部線上で済むことが多く、売却時にも水害車と査定されないケースもあります。
逆に天井まで水に浸かっている場合だとエンジンなどの機関関係も水に浸かっているので不動車となっていることが多いはずです。
また車内に泥などが溜まったりして、とても汚れているので清掃作業にとてつもない労力が掛かるといえます。
再販車として転売するのは購入する側の労力を考えても難しいといえます。
パーツの再利用車としての買取
では、重度の水害に遭ってしまった車は売却できないのでしょうか?
重度の水害に遭ってしまった車でも全てのパーツが使えなくなっている場合は稀ですので、パーツの再利用目的で買取できる可能性があります。
但し、海水に浸かってしまっている場合などは、その時点では問題がなく使えるものでも後日、腐食してしまうという懸念点があります。
水害に遭ったそのままの状態で買取業者に依頼をした場合は、後日に腐食するといった状況も十分に想像がつきます。
事実を伝えていなければ瑕疵担保責任で保証や返品を求められるケースもあるので、トラブルに巻き込まれるのを防ぐ為に正直に状況を説明することをお薦めします。
どんな業者に売却するのが良いのか?
やはり国内での再販は難しいので海外へ輸出をしている業者やスクラップ資源として再利用する業者などが良いでしょう。
こういった業者さんに依頼すれば売却してからのトラブルに巻き込まれるケースは格段に減るといえます。
手前味噌ですが、弊社、廃車買取のハイシャルでは水没車であっても0円以上の買取保証をしています。