
エンジン故障で動かなくなってしまった車、事故を起こしてしまって動かなくなった車、
バッテリー上がりで動かなくなった車、これらの車を廃車する際にどのように動かすのでしょうか?
それぞれの案件によって動かす車両が異なりますので下記でご紹介したいと思います。
積載車(せきさいしゃ)について
積載車とは車を載せて運ぶことを目的として作られた車両です。
1台積み~10台以上積める車両があります。
また、ローダー車と呼ばれる荷台がスライドして地面に平行になるような特殊な積載車もあります。
では、どのような場合に積載車を使って搬送するのでしょうか?
搬送しようとする車が動いて自走で乗せられる場合に使用することがあります。
また、ウィンチ付きの積載車の場合であればウィンチをひっかけて引っ張り上げて積込みすることもあります。
自走可能な車を複数台運ぶ時は沢山積み込みできる積載車で運ぶことにより輸送に掛かるコストを削減できるのが大きなメリットと言えます。
レッカー車について
ではタイヤがパンクしたり自走出来ないような車の場合はどのようにして運ぶのでしょうか?
このような車の状況の時に活躍するのがレッカー車です。
前輪か後輪のどちらかが回転すれば回転しない方の車体を持ち上げて運べます。
レッカー車にはさまざま大きさがあります。小さなものであれば小回りも効くので殆どの場所から車を動かすことが可能です。
一方、大型のトラックやバスなどを運ぶ積載車はないので大型のレッカー車を使って運ぶことになります。
駐車違反の際によくレッカー移動されるというようなことを聞くと思います。
レッカー車の場合だと鍵がかかった状態での搬送も可能なので駐車違反車両の移動時にも利用されています。
ユニック車について
大きな事故をおこしてしまった場合や長期間放置していた為、ブレーキが固まってしまった車などタイヤが両方とも回らない場合は、車を搬送することは出来ないのでしょうか?
そういった場合に活躍するのがユニック車です。荷台に備え付けられているクレーンで車を吊り上げて荷台に載せることが可能です。
ユニック車も色々な種類があります。
狭い場所で小型の車などを吊り上げる際には2tユニックを使用したり乗用車の場合は4tユニックで引き上げることが多いです。
中型のトラックなどは8tや10tといった大型のユニック車を使って引き上げることが可能です。
まとめ
これらのように動かない車でも搬送する方法は沢山ございます。
不動車の処分で困った場合が廃車引取専門店のハイシャルにご相談ください。