7月中に廃車すると
最
※普通自動車(1600CC)の場合※軽自動車には自動車税の還付制度はございません※自賠責・重量税の還付金は買取価格に含めて提示します。
大
23,000
目次
廃車にした車ですが、3つの道に別れます。
当然スクラップにされるケースもありますが、そのままの状態で再利用されることもあります。
アメリカのように、国によっては車検がないケースも珍しくありません。
一方で、日本の自動車は車検があるため古くても状態が良い車が多いことも事実。
海外でも日本車は評判です。よってハイエースなどの海外で人気の高い車種であれば、ほとんど手を加えられることなく輸出されることもあります。
以下、日本中古車輸出業協同組合がまとめた2020年1月の中古車輸出台数を掲載しておきます。
順位 | 国 | 台数 |
第1位 | アラブ首長国連邦 | 10,632台 |
第2位 | ニュージーランド | 8,797台 |
第3位 | ロシア | 8,542台 |
第5位 | モンゴル | 4,092台 |
参考:日本中古車輸出業協同組合 「中古車輸出統計」 グーネット自動車流通
同じく日本中古車輸出業協同組合の調査によると、2020年1月中古車輸出台数の総数は78,085台だったそうです。
たった1ヶ月で日本から海外へ80,000台近くが輸出されたことになります。
ちなみに、走行距離が10万キロを超えてたり、事故歴があったりしても海外ではそれほど問題視されません。
走行できなくなってしまった車に関しては、基本的に解体されます。
以上に該当する場合には、国内オークションにかけられることも珍しくありません。
希少性がある車は、自動車マニアが購入します。
走行に問題ない車であれば実用的な目的で購入されますし、パーツ取りを目的としてオークションを利用している人も少なくありません。
ディーラーで下取りに出した車についても、一定数は国内オークションで再販されることになります。
以上に該当する場合は、車の価値が低いと判断されスクラップ解体される可能性が出てきます。
スクラップ解体されたとしても、全てが捨てられるわけではありません。
・金属部分・・・鉄製品としてリサイクルされる
・金属以外(ゴムやガラス、プラスティック)・・・熱エネルギーとして利用されたり、車のガラスに再利用されたりすることも
スクラップ解体に関しては、リサイクル法に基づいて実施されます。
フロン類回収業者・解体業者・破砕業者などの手に渡り、資源としてリサイクルされるわけです。
※スクラップ解体された場合も、価値がある部品やパーツに関しては解体前に取り外され販売されることもあります。
永久抹消登録の場合は、その名のとおりに「もう二度と車の登録はしない」というものです。
つまりスクラップ解体されます。
スクラップ解体はされますが、その多くは鉄やアルミとしてリサイクルされます。
まだ使える部品やパーツに関しては再販されることも。
永久抹消登録とスクラップの順序ですが、まずは車をスクラップにし、その後に永久抹消登録を実施します。
登録時には解体を証明する書類が必要であり、解体してから原則15日以内の手続きが必要です。
・自動車車検証
・ナンバープレート(前後の2枚)
・申請書(所定のもの)
・手数料納付書
・車の所有者の印鑑証明書
・車の所有者の実印
・解体にかかる移動報告番号及び解体報告日
参考:近畿運輸局
車がスクラップ解体されずに登録だけ抹消されることを、一時抹消登録と呼びます。
一時抹消登録された車に関しては、海外への輸出やオークションによる再販が行われることがあります。
つまり、一定の価値があると判断された車が一時抹消登録をされる可能性が高いわけです。
「また車として利用されるかもしれないのに、なんで登録を抹消しなければならないの?」と思う人もいるかも知れませんね。
実は、登録を抹消しないと乗ってもいないのに自動車税がかかり続けてしまいます。
引き取った業者としても大きな負担になるので、一時的ではありますが登録を抹消して税金がかからないようにするのです。
そもそも中古車販売店が登録したままの車を所有し自動車税を払い続けているとなると、大きな負担になりますよね。
一時抹消登録をされた車は、公道を走れません。
しかし一時抹消登録の場合は、再登録が出来るため登録すれば再び公道を走れます。
一時抹消登録をしたものの、「売れなかった」などの理由で結果として解体することもあります。
廃車にされた愛車の行く末がどうなるのか分かったでしょう。
・輸出
・オークション
・解体
以上の3つのうちのいずれかに該当するわけですが、手続き内容によって予測できます。
・永久抹消登録・・・解体
・一時抹消登録・・・輸出またはオークションの可能性大
永久抹消登録の場合は、解体されます。
一方で一時抹消登録であった場合は輸出またはオークションにかけられる可能性が高いので、車として再利用されるかもしれせん。
永久抹消登録であったとしても、車として利用されないだけで価値のある部品やパーツは再利用されます。
鉄やガラスもリサイクルされるため、資源として役に立つことになります。
廃車にされたとしても、あなたの車はどこかできっと活躍し続けてくれているはずですよ。
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