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車がオイル漏れしてるかも…よくある症状や原因、3つの応急処置も解説

車がオイル漏れしている疑いがあるとき、そのまま運転してもいいのか不安になりますよね。

オイル漏れとは、何らかの原因で車体の下から液体が垂れていたり内部でオイルが漏れたりするトラブルです。

オイル漏れを放置したまま運転を続けると、様々な問題が起き最悪エンジンが故障してしまいます。

そこで、今回は以下の内容について解説します

  • オイル漏れの症状や原因
  • オイル漏れの応急処置

この記事を読むと、オイル漏れをした場合にもすぐに適切な対処をすることができます。

オイル漏れをどうしたらいいかお困りの方は、ぜひご覧ください。

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目次

もしかしてオイル漏れ?4つの確認方法

オイル漏れかもと思ったら、以下の4点に当てはまっているかを確認してみましょう。

  • 液体の色が黒っぽく、焦げ臭い
  • エンジンルームの真下から漏れる
  • マフラーから白い煙が上がる
  • オイルの量が少なくなっている

では順番に解説していきます。

液体の色が黒っぽく、焦げ臭い

まずはオイルの臭いを確認しましょう。

漏れたオイルは黒または茶色で、焦げ臭いです。

液体が無色透明であれば、エアコンからの排水など普通の水なので問題ありません。

緑や赤色の場合は、冷却水であると考えられます。

冷却水の漏れについては、以下の記事で詳しく解説しています。

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エンジンルームの真下から漏れる

エンジンルームの真下から液体が漏れていれば、オイル漏れである可能性が高いです。

地面の染みが水たまりのようになっている場合は、早急な対処が必要です。

車の陰になっていると確認しずらいので、車を動かしてエンジンルームの真下を確認しましょう。

マフラーから白い煙が上がる

マフラーから白い煙が上がるのもオイル漏れが起きているサインです。

エンジンオイルが漏れ、内部で燃えている恐れがあります。

冬に水蒸気として出る白い煙とは違い、オイルの焼けた臭いがするのが特徴です。

オイルの量が少ない

オイルの量が少ない場合、オイル漏れしている可能性が高いです。

オイルの量はオイルレベルゲージで確認できます。

オイルレベルゲージとは、エンジンオイルの量と汚れ具合を確認できる計器のことです。

以下の手順で確認することができます。

  1. エンジンを停止しボンネットを開ける
  2. エンジンが冷えた後オイルレベルゲージを引き抜く
  3. オイルレベルゲージに付着するオイルを拭く
  4. 元の位置に差し込み、再度引き抜く
  5. オイルが付着する部分で量を確認する

オイルレベルゲージは矢印が指す部品です。

オイルレベルゲージには、オイル量の上限と下限を示す2つの穴がついています。

付着したオイルが上限と下限の間にあるのが適正量です。

下限に近いほど、オイルが減少していることを示します。

以上の4つのうち1つでも確認できたら、オイル漏れしていると考えられます。

次の章では、オイル漏れの種類別で症状を解説しますので、当てはまった方は詳細をチェックしてみましょう。

オイル漏れの種類によって症状が異なる

オイル漏れは種類によって症状や対処法が異なります。

エンジンオイル漏れのトラブルは、外部漏れ内部漏れの2種類です。

外部漏れは車の外側にオイルが漏れ出しているので、見た目で確認できます。

内部漏れは見た目では気づきにくく、症状が悪化するまで確認できないこともあります。

外部漏れ 内部漏れ
状態 車体から漏れる 燃焼室から漏れる
症状 車の下に黒いオイルが溜まる

走行中に滴る

マフラーから白煙が上がる
対処法 添加剤や漏れ止め剤の使用

故障部分の修理

それでは、外部漏れと内部漏れについて詳しく見ていきましょう。

外部漏れの症状

外部漏れは、車体の外側へオイルが漏れている状態のことです。

車体の下に液体がポタポタと滴るので、見て気づくことができます。

液体は黒く焦げ臭いです。

軽度の漏れは、添加剤や漏れ止め剤の使用など、後に解説する応急処置で症状を緩和できます。

漏れを放置していると、走行中のガソリン燃焼やマフラーから出る高温の排気ガスで引火する恐れがあります。

根本的に解決するには、業者に依頼して修理しましょう。

内部漏れの2つの症状

内部漏れは、エンジン内部の燃焼室へオイルが漏れている状態のことです。

外部漏れのようなひと目でわかる症状ではないので、気付きにくいのが特徴です。

漏れたオイルはガソリンと一緒に燃焼し、マフラーから焼けた臭いの白煙が出てきます。

また、内部漏れはさらに2つに分類されます。

  • オイル下がり
  • オイル上がり

オイル下がり・オイル上がりは、燃焼室にオイルが混入するルートに違いがあります。

オイル下がりを起こすと、減速時やエンジン始動時に白煙が出ます。

オイル上がりを起こすと、エンジンの回転数をあげる(=加速する)ときに白煙が出ます。

対処法は、軽度であれば外部漏れと同様です。

ただし内部漏れは進行すると重大な故障につながるので、すぐに修理に出しましょう。

症状が見られるまで進行しないように、定期的なメンテナンスを行うのが大切です。

オイル漏れが起こる5つの原因と修理費用

オイル漏れは、事故などによる車の損傷や内部部品の劣化によって発生します。

修理はカー用品店整備工場などに依頼できます。

以下の表では、オイル漏れの5つの原因別に業者での修理費用をまとめています。

原因 修理費用
外部漏れ ガスケット劣化 3,000円
オイルパン破損 25,000円前後
ドレンボルト不具合 3,000円
内部漏れ バルブステムシール劣化 5~10万円
ピストンリング摩耗 10~50万円

内部漏れが起きている場合、外部漏れのときよりも修理費用が高くなりがちです。

なぜなら、エンジンのオーバーホール(エンジンを分解して部品を修理する作業)が必要だからです。

では、順番に解説していきます。

ガスケットの劣化|3,000円

オイル漏れの原因の一つとして、ガスケットの劣化が考えられます。

ガスケットは、部品同士の歪みによる隙間を埋めるための部品です。

金属やプラスチック、ゴムでできており、部品間に流れる液体や気体の漏れや、外部からの異物の混入を防ぐ役割をしています。

ガスケットは経年劣化で部品の隙間が生まれ、オイル漏れを起こしてしまいます。

劣化したガスケットは3,000円で交換可能です。

オイルパンの破損|25,000円前後

オイルパンの破損も、オイル漏れの原因の一つです。

オイルパンとは、循環するエンジンオイルを溜めておく部品のことです。

オイルを走行風で冷やすためエンジン下部に取り付けられており、車体から丸裸で外に出ている状態になっています。

オイルパンの破損頻度は低いですが、破損してしまうと多量のオイルが漏れてしまいます。

破損のきっかけとしては、車を縁石にぶつけてしまう経年劣化で表面が錆びて穴が開くなどが挙げられます。

ボルトの緩みによるオイル漏れも考えられるので、プロによる確認が必要です。

修理費用は車種やオイルパンの取り外し方によって大きく異なります。

オイルパンの破損は、平均的に25,000円前後で修理できます。

ドレンボルトの不具合|3,000円

オイル漏れの原因として、ドレンボルトの不具合も挙げられます。

ドレンボルトとは、オイルパンやエンジンタンクに付いている小さなボルトのことです。

ドレンボルトは経年劣化で摩耗が起こると、オイル漏れを引き起こす原因になります。

また、整備時の締めすぎによる摩耗年数とともに緩む場合もあります。

ドレンボルトの交換は3,000円ほどで可能です。

バルブステムシールの劣化|5~10万円

バルブステムシールの劣化もオイル漏れの原因となります。

バルブステムシールとは、エンジンオイルが燃焼室(ピストンの内部)に入るのを防ぐ部品です。

エンジンオイルには、摩擦による熱を逃がし、ピストンの動きをスムーズにする役割があります。

バルブステムシールは、ピストン上部を循環するオイルと燃焼室を遮断しています。

しかしエンジンが動き続けることで、バルブステムシールは次第に劣化してしまいます。

そして燃焼室に隙間ができると、入ってはいけないはずのエンジンオイルが混入する「オイル下がり」が発生します。

バルブステムシールの交換には5~10万円かかります。

ピストンリングの摩耗|10~50万円

オイル漏れの5つ目の原因として、ピストンリングの摩耗が挙げられます。

ピストンリングも、エンジンオイルが燃焼室に入るのを防ぐ金属製の部品です。

ピストン下部を循環するオイルと燃焼室を遮断しています。

ピストンリングも経年劣化による摩耗は避けられません。

傷が付いてしまうと、燃焼室にオイルが上がって混入し「オイル上がり」が発生します。

ピストンリングは様々な役割を持ち、摩耗すると車に支障をきたすことになるので定期的にメンテナンスを行ってください。

ピストンリングの交換は10~50万円かかります。

オイル漏れ発生時の3つの応急処置

エンジンオイル漏れを発見したとき、どのように処置をすればよいのでしょうか。

オイル漏れの応急処置としては、以下の3つが挙げられます。

  • オイル漏れ止め剤や添加剤を使う
  • 粘度の高いオイルにする
  • エンジンオイルの継ぎ足しをする

ただし、あくまで一時的な処置になるので、応急処置を行ったらなるべく早く修理に出すようにしましょう。

では、応急処置の3つの方法を解説します。

オイル漏れ止め剤や添加剤を使う

オイル漏れの応急処置として、オイル漏れ止め剤や添加剤を使う方法があります。

オイル漏れ止め剤には、オイルの粘度を上げシールやパッキンの隙間を通りづらくする効果があります。

また、使用することでバルブステムシールやパッキンの伸縮性や弾力性が回復し、密閉力も上がります。

オイルの添加剤は、エンジンオイルの性能を良くするための液体です。

エンジン内の洗浄・保護効果やオイルの酸化・劣化を防ぎます。

そしてオイルの潤滑・密封作用を向上させ内部漏れを緩和する効果もあります。

オイル漏れ止め剤と添加剤は、どちらもオイルに混ぜるだけで使用できます。

ただし、バルブステムシールが破損している場合は効果を期待できません。

漏れ止め剤、添加剤を使用してもオイル漏れが発生する場合は早めに修理しましょう。

粘度の高いオイルに変更する

オイル自体を粘度の高いものにするのも一つの応急処置の方法です。

サラサラした粘度の低いオイルは、ゴムの劣化で空いた隙間から流れやすくなってしまいます。

粘度が高いオイルを使うことによって、隙間を埋めて漏れが止まる場合があります。

ただし、粘度が高いオイルが全ての車に合うわけではありません。

車に合わないオイルを使ってしまうと、エンジンに負担がかかります。

するとオイルの効果を発揮できず、燃費も悪くなってしまいます。

オイル交換する場合は、自動車メーカーが推奨してる粘度を確認してから作業しましょう。

エンジンオイルの継ぎ足しをする

少量のオイル漏れであれば、エンジンオイルの継ぎ足しも応急処置の一つです。

追加のオイルを補充することで、通常に近い形で走行できる場合があります。

適切な量のオイルを補充するために、水平で安全な場所に車を止めて作業をしましょう。

この方法についても、あくまでも修理業者に行くまでの応急処置となります。

ここまで3つの応急処置を紹介しました。

次章では、オイル漏れした車を応急処置せず放置する危険性を紹介します。

オイル漏れの放置は危険!4つのリスク

エンジンオイルが少しくらい漏れていても大丈夫、と思ってはいませんか?

エンジンオイル漏れを発見してそのまま放置してしまうのは危険です。

応急処置もせずオイル漏れを放置した場合、考えられるリスクが4つあります。

  • 車検に通らない
  • 修理費用が高額になる
  • 漏れたオイルに引火する恐れがある
  • エンジンが故障する(焼きつく)

では順に解説していきます。

車検に通らない

オイル漏れを起こしている状態では車検に通りません。

車検の下回り検査では、検査員がオイル漏れがないかチェックします。

オイル漏れが発覚すると不合格となってしまいます。

また、整備不良の車を運転することは道路交通法の第六十二条で禁止されています。

車検に通っていない車を運転すると、道路交通法違反に該当するので注意が必要です。

(参照:e-Govポータル

修理費用が高額になる

オイル漏れを放置すると、症状が悪化し修理費用が高額になる恐れがあります。

症状が悪化すると修理が難しくなり、部品代と作業工賃が高額になってしまいます。

10万円以上の修理費用が必要な場合もあるので、注意が必要です。

漏れたオイルに引火する恐れがある

オイルが漏れたまま放置していると、引火する恐れがあります。

走行中の車両内部は非常に高温で、オイルの発火点とされる350度に達する場合もあります。

発煙・発火だけでなく、車両火災や人命にかかわる大事故に繋がる可能性があり危険な状態です。

取り返しがつかなくなる前に、オイル漏れは早急に修理しましょう。

エンジンが故障する(焼き付き)

オイル漏れが続きエンジンオイルが不足すると、エンジンの故障に繋がります。

オイルにはエンジンの冷却機能や潤滑、密封、防さび、清浄の役割があります。

どれもエンジンの稼働には欠かせません。

オイルが少ない状態で運転を続けると、エンジンへの負担は大きくなります。

酷い場合は「焼き付き」という大きな故障を起こします。

焼き付きとは、金属同士の摩擦により金属が溶けるほどの高熱が生じることです。

焼き付きが起こるとエンジンが急停止することがあります。

そして修理費用も50万円と高額になり、修理時間も長く1か月以上かかってしまいます。

エンジンが焼き付きを起こす前にオイル漏れを修理しましょう。

エンジンの焼き付きについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

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修理費用が高額になる場合には手放すことも検討

オイル漏れの症状がひどく修理費用が高額になる場合は、車を手放すことも一つの手です。

特に内部漏れなど、エンジンの分解が必要な修理は費用が高くなってしまいます。

あまりに高額な修理費用を支払うならば、車を乗り換える方がお得なこともあります。

ただし、エンジンに不具合がある車には、買取価格がつきにくく、廃車にするしかないことがほとんどです。

そうした廃車にする車は、廃車買取業者に買い取ってもらうのがおすすめです。

もし他の部分が壊れていてエンジンが動かなくても、自宅まで引き取りにきてくれる業者も多いです。

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廃車買取実績

買取価格
¥60,000
車種
ホンダ フィット
型式
DBA-GD3
年式
H17(2005)
走行距離
93,000 km
満足度
100%
買取エリア
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¥2,000
車種
ホンダ ザッツ
型式
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年式
H19(2007)
走行距離
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満足度
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車種
トヨタ アクア
型式
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年式
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走行距離
110,000 km
満足度
100%
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買取価格
¥80,000
車種
トヨタ エスティマ
型式
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年式
H15(2003)
走行距離
210,000 km
満足度
100%
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